COVID-19重症化リスクのガイドラインを更新/CDC
6月25日、米国疾病予防管理センター(CDC)はCOVID-19感染時の重症化リスクに関するガイドラインを更新し、サイトで公開した。
CDCは、重症化リスクの高い属性として「高齢者」「基礎疾患を持つ人」の2つを挙げ、それぞれのリスクに関する詳細や感染予防対策を提示している。また、今回からリスクを高める可能性がある要因として、妊娠が追加された。
米国で報告されたCOVID-19に関連する死亡者の8割は65歳以上となっている。
・他人との接触を避け、やむを得ない場合は手洗い、消毒、マスク着用などの感染予防策をとる。
・疑い症状が出た場合は、2週間自宅に待機する。
・イベントは屋外開催を推奨、参加者同士で物品を共有しない。
・他疾患が進行することを防ぎ、COVID-19を理由に緊急を要する受診を遅らせない。
・インフルエンザ、肺炎球菌ワクチンを接種する。
・健康状態、服薬状況、終末期ケアの希望などをまとめた「ケアプラン」を作成する。