第278回 いよいよ本格化するOTC類似薬の保険外し議論、日本医師会の主張と現場医師の意向に微妙なズレ?(後編) 最終更新:2025/08/27 日経メディカル Onlineは会員医師に対して行ったアンケート結果を配信しました。同記事によれば、回答した医師の過半数である62%が「OTC類似薬の保険適用除外」に対して賛成したとのことです。
第277回 いよいよ本格化するOTC類似薬の保険外し議論、日本医師会の主張と現場医師の意向に微妙なズレ?(前編) 最終更新:2025/08/20 今年6月の三党合意(自民・公明・維新)に盛り込まれた、OTC類似薬の保険外しに関する議論がまもなく本格化しそうです。この動きに反対する日本医師会など、医療団体の動きも活発になってきました。
第276回 レカネマブ15%薬価下げ報道で改めて考える 「認知症を薬で治す」は正しいの?(後編) 最終更新:2025/08/13 エーザイのアルツハイマー病治療薬・レカネマブの薬価が「15%引き下げられる」との報道がありました。薬価は下がる方向ですが、市場拡大にはまだハードルも残っているようです。
第275回 レカネマブ15%薬価下げ報道で改めて考える、「認知症を薬で治す」は正しいの?(前編) 最終更新:2025/08/06 エーザイと米国バイオジェン社が共同開発したアルツハイマー病治療薬・レカネマブ(商品名:レケンビ)の薬価が「15%引き下げられる」と報道されました。どんな背景があったのでしょうか?
第274回 文科省「今後の医学教育の在り方」検討会と厚労省「特定機能病院あり方検討会」の取りまとめから見えてくる大学病院“統廃合”の現実味(後編) 最終更新:2025/07/30 7月、国立大病院の2024年度の決算が発表されました。全国42国立大学病院のうち29病院が赤字となり、医師の働き方改革による人件費増、医療品その他のコスト増などが大きく響いたようです。
第273回 国立大学病院、42病院中29病院が赤字と発表、文科省「今後の医学教育の在り方」検討会と厚労省「特定機能病院あり方検討会」の取りまとめから見えてくる大学病院“統廃合”の現実味(前編) 最終更新:2025/07/23 7月、国立大病院の2024年度の決算が発表されました。全国42国立大学病院のうち29病院が赤字となり、医師の働き方改革による人件費増、医療品その他のコスト増などが大きく響いたようです。
第272回 致死率30%!猛威を振るうマダニ感染症SFTS、患者発生は西日本から甲信越へと北上傾向 最終更新:2025/07/16 今年はマダニによる被害が全国で多発しているようです。マダニ媒介の感染症である「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の患者数は6月29日までに91人と報告され、同時期比で過去最多となっています。
第271回 遅れた厚生労働省幹部人事、「保険局長案、官邸『NG』」報道を深読みする 最終更新:2025/07/09 参院選公示直前の7月1日に厚生労働省が発表した幹部人事。今回、他省庁よりも発表が遅れました。どうやら保険局長の人事を巡って官邸と厚労省の間でひと悶着あったようなのです。何があったのでしょうか?
第270回 「骨太の方針2025」の注目ポイント(後編) 「OTC類似薬の保険給付のあり方の見直し」に強い反対の声上がるも、「セルフメディケーション=危険」と医療者が決めつけること自体パターナリズムでは? 最終更新:2025/07/02 6月13日に閣議決定された「骨太の方針2025」から、医療界に関連する注目ポイントを紹介。とくに「OTC類似薬」の保険給付の見直しは大きなニュースとなっています。
第269回 「骨太の方針2025」の注目ポイント(前編) 社会保障関係費は「高齢化の伸びの範囲内に抑制する」という“目安”対応が見直され、「経済・物価動向等を踏まえた対応に相当する増加分も加算」と明記 最終更新:2025/06/25 6月13日に閣議決定された「骨太の方針2025」は、社会保障費の抑制方針に転換点を示しました。診療報酬改定にも影響を与える可能性があり、医療界にとって注目すべき内容です。