第22回 未来の自分への最高の投資は「食事」にあり!科学が解き明かす“健康的な加齢”の秘訣 最終更新:2025/08/07 人生100年時代といわれますが、多くの人が望むのは健康的な加齢。しかし、米国の30年間にわたる大規模調査によると、70歳で慢性疾患や認知機能の衰えがない人は1割未満でした。重要なのは中年期の食生活です。
第21回 タバコを吸わないのになぜ? 見えてきた肺がんの「真犯人」―大規模ゲノム解析が暴く肺がんの身近なリスク 最終更新:2025/07/31 近年、喫煙経験のない人、とくに女性やアジア人での肺がんが世界的に増加しており、大きな謎とされてきました。世界中の約900例の非喫煙者肺がん患者のがんゲノムを解析した結果、いくつかの要因が浮上しました。
第20回 血液でわかる「臓器年齢」とは?長寿の鍵は脳と免疫、そして生活習慣にあり? 最終更新:2025/07/24 血液中に含まれる約3千種類のタンパク質をAIで解析し、脳、心臓、肺、腎臓などの主要な臓器の年齢を推定する大規模研究が英国で行われました。「臓器年齢」と実年齢との差から、興味深い知見が次々と判明しました。
第19回 最新研究が警鐘!「いつものあの食べ物」に潜む健康リスクとは 最終更新:2025/07/17 普段、私たちが何気なく口にしているハムやソーセージ、甘いジュースや菓子パン。このような超加工食品の成分が、ほんの少しの摂取でも、糖尿病やがんのリスクが急激に上昇することが最新の研究でわかりました。
第18回 もしかして、あの人も?高齢者の「セルフネグレクト」という見過ごされがちな問題 最終更新:2025/07/10 「最近、身なりに構わなくなった」「家がゴミで溢れている」という高齢者は、単なる老化や性格だと思われがちですが、実は支援が必要な「セルフネグレクト」の状態かもしれません。NEJM誌がこの問題を取り上げています。
第17回 米国10代で肥満症治療薬「セマグルチド」使用が50%急増、期待と懸念が交錯 最終更新:2025/06/26 米国の若者の間で深刻化する肥満。新しい治療の選択肢として登場したGLP-1受容体作動薬の使用が、10代の若者たちの間で急増しています。その使用率は1年間で50%増。専門家の間では期待と懸念が交錯しています。
第16回 認知症介護者は将来の認知症リスクが高い? 米国の研究が示す、介護者の見過ごされがちな健康問題 最終更新:2025/06/19 認知症の家族に献身的なケアを行う介護者が、実は自身の認知症リスクも高い可能性があることを、米国の研究が明らかにしました。とくに若年介護者でリスクが高く、孤立させないための社会全体での支援が急務です。
第15回 身近な抗アレルギー薬に思わぬリスク?長期服用後の中止で激しいかゆみ、FDAが警告 最終更新:2025/06/12 FDAは、抗アレルギー薬のセチリジンやレボセチリジンについて、長期間使用し突然止めることで、重度の激しいかゆみの副作用が発生することを警告しました。深刻なケースには、寝たきり、入院、自殺念慮があるようです。
第14回 新型コロナ「NB.1.8.1」を世界各地で確認、症状や重症化リスクは? 最終更新:2025/06/05 中国で感染者急増に関与しているとされる新型コロナの新たな変異株「NB.1.8.1」。米国内の複数箇所で確認されました。一方、トランプ政権はブースター接種の対象を制限する方向に舵を取っています。
第13回 コロナ・インフル「同時予防ワクチン」、その実力とは? 最終更新:2025/05/29 インフルエンザと新型コロナの同時流行が懸念される中、1回の接種で両方を予防できる混合ワクチン「mRNA-1083」が期待されています。50歳以上を対象とした第III相試験の結果がJAMAより発表されました。