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MPHがADHD症状やメラトニンに及ぼす影響を検証

 注意欠如・多動症(ADHD)患者の大半は、うつ症状に代表される、その他の関連症状を有している。ADHDに関与している可能性のあるメディエーターの1つメラトニンは、サーカディアンリズム、神経機能およびストレス反応を調節していると考えられている。スペイン・Clinico San Cecilio Hospital のIsabel Cubero-Millan氏らは、ADHDのサブタイプにおける血清中メラトニン濃度の状況、およびメチルフェニデート(MPH)が及ぼす血清中メラトニン濃度やADHDに併存する症状への影響を検討した。International Journal of Molecular Sciences誌2014年9月号の掲載報告。  本研究では、(1)ADHDサブタイプにおける血清中ベースラインメラトニン濃度の日内変動および夜間分泌、(2)MPHの慢性的な服用が血清メラトニン濃度ならびに症状に及ぼす影響、について検討した。ADHD(DSM-IV-TR診断基準による)小児136例を、Children's Depression Inventory(CDI)を用いてサブグループに分類。登録時および治療開始4.61±2.29ヵ月後に血液サンプルの採取(20:00と9:00)と、尿の採取(21:00から09:00までの間に)を行った。メラトニンとその尿代謝物を、ラジオイムノアッセイRIA法により測定した。STATA 12.0を用いてファクトリアル解析を行った。 主な結果は以下のとおり。・ADHDのサブタイプである多動性衝動性優勢状態/行為障害(PHI/CD)小児において、併存するうつ症状に影響することなく、血清中メラトニン濃度は高値を示していた。・MPH服用は、血清中メラトニンプロファイルに影響を及ぼさずに併存する症状を改善した。ただし、ADHDの両サブタイプで6-s-メラトニンの排泄が減少した。・以上から、未治療のPHI/CD小児における、血清メラトニン濃度増加の主因は、崩壊した神経内分泌の均衡の部分的な恒常性の回復によるものと思われた。・MPH服用による脳メラトニン代謝の差が、臨床的ベネフィットに関与している可能性が示唆された。関連医療ニュース メチルフェニデートへの反応性、ADHDサブタイプで異なる ADHD女性に対する薬物治療、その課題は 成人ADHDをどう見極める  担当者へのご意見箱はこちら

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レビー小体型認知症(DLB)、アルツハイマー型(AD)との違いは?

 2014年9月19日、アルツハイマー型認知症(AD)治療薬アリセプト(一般名:ドネペジル)について、レビー小体型認知症(DLB)の効能・効果が承認された。都内で10月8日に開催されたエーザイ株式会社によるプレスセミナーでは、横浜市立大学名誉教授の小阪 憲司氏と、関東中央病院 神経内科部長の織茂 智之氏が講演した。世界で初めてDLB例を報告し、DLB家族を支える会の顧問でもある小阪氏は、「DLBは最もBPSD(行動・心理症状)を起こしやすい認知症であり、患者さんの苦しみも強く介護者の苦労も多い」と述べ、患者さんや介護者のQOLを高めるため、早期診断・早期治療の重要性を強調した。DLBは誤診されやすく、診断にはDLBの特徴を知ることが必要である。本稿では、織茂氏の講演からDLBの特徴を中心に紹介する。レビー小体型認知症とアルツハイマー型認知症の違い 剖検例の検討では、認知症例のうちDLBが12~40%を占める。わが国の久山町研究の剖検例ではDLBが41.4%と報告されており、従来認識されているより患者数は多いと考えられる。 織茂氏はまず、ADとは異なるDLBの特徴として、記憶障害の発症前に多くの身体症状が発現することを挙げた。90例のprobable DLB患者での検討では、記憶障害発症の9.3年前から便秘が、4.8年前からうつが、4.5年前からレム睡眠行動異常症が発現していたと報告されている。 DLBの症状の特徴として、以下の5つが挙げられる。1)幻視を主体とする幻覚2)パーキンソン症状(手足が震える・四肢が硬くなる・動作が遅くなる・歩行障害) ADでは発現しないため、これらの症状が発現すればDLBを疑う。3)認知機能の変動が大きい4)自律神経症状(血圧の変動・排尿障害・消化管運動障害・発汗障害など) ADでは発現しない。起立性低血圧による転倒骨折・頭部外傷、食事性低血圧による誤嚥、臥位高血圧による心臓・腎臓への負担や脳出血の危険がある。消化管運動障害としては、便秘のほか、時にイレウスを起こす危険がある。発汗障害としては、発汗減少や発汗過多が起こり、うつ熱、体温が外気温に左右されやすいなどがある。5)レム睡眠行動異常症 DLBでは病早期からみられるのに対し、ADではまれである。DLBを早期診断する努力の必要性を指摘 織茂氏は、DLBの臨床診断基準(CDLBガイドライン)における重要な点として、まず、必須症状である進行性認知機能障害について、病初期には記憶障害が必ずしも起こらないことを強調した。 DLBの診断基準では、3つの中核症状(認知機能障害の変動・繰り返す幻視・特発性パーキンソン症状)のうち2つあればprobable DLBと診断される。また、中核症状が1つでも、レム睡眠行動異常症、抗精神病薬への重篤な過敏性などの示唆的所見が1つ以上あればprobable DLBと診断される。 画像診断における特徴としては、脳MRI画像においてDLBでの海馬の萎縮はADほどではないという。また、MIBG心筋シンチグラフィにおいては、DLBは心臓が黒く写らないことからADとの鑑別が可能である。脳血流シンチグラフィやドパミントランスポーターシンチグラフィにおいても、ADとの違いが観察される。 小阪氏は、DLBの診断のポイントとして、認知症の存在にとらわれすぎないこと、早期には認知症が目立たないことが多いこと、特有な幻視・レム睡眠行動異常症・パーキンソン症状に注目することを挙げた。そのうえで、軽度認知障害のレベルでDLBを発見する努力の必要性を指摘している。DLBではさまざまな症状に対して適切な治療が必要 DLBでは、認知機能障害のほか、BPSD、パーキンソン症状、血圧変動や排尿障害などの自律神経症状など、さまざまな症状がみられることから、それぞれに対して治療を行う。 そのうち、認知機能障害に対しては、ADと同様、アセチルコリンの減少を防ぐコリンエステラーゼ阻害薬が有効である。DLBでは、中隔核のアセチルコリン系の神経細胞数がADより減少しているという。 織茂氏は、DLBではさまざまな症状に対して適切な治療が必要であるとし、また、薬剤治療を開始するときは、過敏性を考慮して少量から始めるよう注意を促した。

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ADVANCE-ON試験:一定期間の降圧治療の有無でも、長期的な心血管イベント発症に影響(解説:桑島 巌 氏)-260

2型糖尿病合併高血圧患者で、大血管障害を予防するためには、血糖管理に加えて、厳格な血圧管理が非常に重要であることは、UKPDS38という有名な臨床試験で証明されていた。しかし、厳格血圧コントロールといっても平均144/82mmHg、通常血圧管理群154/87mmHgという高いレベルでの比較だった。  2007年に発表されているADVANCE試験は、2型糖尿病合併高リスクの症例で平均145/81mmHg、41%が140/90mmHg未満の正常血圧症例を含む症例でのACE阻害薬+利尿薬の心血管合併症(macro, micro)予防効果をプラセボ治療群と比較した試験である。その平均4.4年間の結果では、厳格なACE阻害薬+利尿薬による血圧管理が、プラセボに比べて大血管および細小血管障害を有意に抑制したことが報告されている1)。また、血糖管理に関しても、HbA1c6.5%未満の厳格管理が、標準管理群よりも心血管イベント抑制に有用であることも示されていた。 今回発表のADVANCE-ON試験は、試験終了後ランダム化を終了したあと、さらに血圧管理試験では平均5.9年間、血糖管理試験では5.4年間延長して観察された結果である。延長期間中にはすでに厳格血圧管理群と通常管理群における血圧値の差は消失しており、血糖値もHbA1c6.5%未満の厳格血糖管理群と通常管理群の間でも差は消失していたという。 このことは糖尿病合併高血圧患者における4.4年間における降圧薬治療の違いが、試験終了後5~6年間までも全死亡や心血管死に強く影響することを示した試験として興味深い。 一方、血糖コントロールに関しての厳格管理群と通常管理群との間には、全死亡、心血管死、大血管イベント発症に差はみられず、長期的なメリットは保証されなかった。すなわち血糖管理の遺産効果(legacy effect)について否定的な結果となった。 これら一連の臨床試験結果は、糖尿病患者においては厳格な血圧管理こそ重要であることをあらためて教えてくれる。

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未来を担う医療系学生(01)

中川 愛理さん東京女子医科大学医学部 医学科 2年希望進路:皮膚科患者さんから頼りにされる素敵な医師になりたいです!コメント小学生の頃から医師になりたい!と思っていました。近所に皮膚科がなくてとても困った経験があるので、将来は皮膚科のドクターになれたらいいかなと思っています。大学進学を機に福井から東京に出てきたので、まだこっちに慣れないところもあるけど、イベントを通じて友人も増えてきたので、勉強の合間は楽しく出かけたりしたいと思います。撮影:田里弐裸衣

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初代・医療系学生ナンバーワン美女はこの2人に

「医療系学生ナンバーワンの美女を選ぼう!」学生たち自身による、そんな初の試みが8月23日、東京・品川で開かれました。その名も「全国医療系学生ミスコン2014」。全国の医療系学生が集まり、2日間にわたりさまざまなイベントを通じて交流する「メディカル・フューチャー・フェス2014」(MFF2014)の目玉企画です。主催した医療系学生たちの「本気で『ワーク・ライフ・バランス』を考え、学生として社会に発信していきたい」という思いに共鳴し、ケアネットではスポンサーとしてMFF2014を応援しました。ミスコン当日は、あらかじめウェブ投票によって絞り込まれたファイナリスト10人が、決選投票に向けて最後のアピール。ファイナリストは、医学生(メディカル部門)と、医学部以外の医療系学生(コメディカル部門)5人ずつ。ワーク・ライフ・バランスをテーマにしたパネルディスカッションや白衣のファッションショーに続き、ステージ上で特技を披露して自身の魅力を表現しました。会場での投票の結果、メディカル部門のグランプリに選ばれたのは、井上陽美さん(熊本大医学部4年)。特技披露では、ミュージカルの部活で鍛えたのどで、話題のディズニー映画「アナと雪の女王」の劇中歌「Let it go」を熱唱。大勢の前で英語の歌詞をアカペラで歌い切った度胸は、グランプリにふさわしいハイインパクトでした。コメディカル部門のグランプリに輝いた西條礼奈さん(日本赤十字看護大看護学部4年)は、ゴルフウエアで、“エア・ホールインワン”に挑戦?大きくスイングして架空のボールをロングショット。1打でカップインしてガッツポーズを決めると、場内がどっと沸きました。このほか、MFF2014協賛企業の特別賞として、クラシコ賞に山本理香子さん(島根大医学部4年)、林莉理さん(福岡大医学部4年)、宮本紗代さん(慶應義塾大看護医療学部3年)、DHC賞に岩切由季さん(鹿児島大医学部4年)、岡本美波さん(横浜市立大医学部看護学科2年)が選ばれました。MFF2014 には、2日間で650人が来場。コメディカルはもちろん、医学生も女子が非常に多く、未来を担う医療者としての女性のパワーを改めて実感しました。そこでケアネットではミスコン連動企画として、来場していた女子学生たちに医療者としての「夢」をインタビューしました。日替わりで登場する彼女たちが作る「未来の医療」に思いを馳せてみませんか?

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59)自分の適正なお寿司の皿数、わかりますか?【糖尿病患者指導画集】

患者さん用説明のポイント(医療スタッフ向け)■診察室での会話医師外食では、どんなものを食べられることが多いですか?患者子どもやおばあちゃんもいるので、回転寿司にいくことが多いです。医師回転寿司はいいですね。子どもからお年寄りまで、楽しめますね。患者そうなんです。けど、つい食べ過ぎてしまって・・・医師何皿くらい食べられますか?患者そうですね。7~8皿、多いときは10皿くらい食べるかもしれません。医師なるほど。普段、食べているご飯の量はどのくらいですか?患者ご飯の量ですか。200gくらいです。医師それだと、だいたい5皿分くらいになりますね。患者それなら、私、食べ過ぎですね。これからは気をつけます。●ポイント普段食べているご飯の量と皿数を比較することで、理解が深まります

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喫煙が低EPA/AA比と関連:日本の2型糖尿病患者

 喫煙は、50歳以上の日本人2型糖尿病患者において、EPA/AA比(エイコサペンタエン酸/アラキドン酸比)に影響を与える可能性があることが、自治医科大学の岡田 健太氏らによる研究で明らかになった。2型糖尿病患者に禁煙を促すことが、心血管疾患発症の抑制につながるかもしれない。Diabetology & metabolic syndrome誌2014年8月13日号の報告。 低EPA/AA比は、心血管疾患のリスク因子であると考えられている。また、喫煙は、高齢者においてもなお心血管疾患のリスク因子となる。そのため、本研究では、高齢の2型糖尿病患者において、EPA/AA比と喫煙状況との関連を調査した。 対象は、EPAやAAを含有する薬物治療を行っていない50歳以上の2型糖尿病188例(男性114例、女性74例/ 平均65.0±7.5歳)。喫煙状況、糖尿病の状態、EPAおよびAAを含む血液データの観点から検討した。 主な結果は以下のとおり。・喫煙者は49例(男性43例、女性6例/ 平均62.4±7.3歳)、非喫煙者は139例(男性71例、女性68例/平均65.9±7.4歳)であった。・喫煙者は、高血圧、神経障害、HbA1c高値、HDLコレステロール低値の割合が、非喫煙者と比較して有意に高かった。・AA値、DHA値、EPA値は、喫煙者と非喫煙者で有意差は認められなかった。・喫煙者は非喫煙者と比較して、EPA/AA比が有意に低かった(平均0.29 vs 0.39、p<0.01)。この関連は多変数(年齢、性別、BMI、高血圧、HbA1c値、インスリン療法、合併症、脂質、スタチン治療)で調整後も有意なままであった。

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肝斑へのシステアミン・クリームの効果

 肝斑治療において、システアミン・クリームが有意な有効性を示したことが判明した。イラン・テヘラン医科大学のSusan Farshi氏らが二重盲検無作為化プラセボ対照試験の結果、報告した。肝斑の特徴である過度の色素沈着を治療することは困難である。一方で、システアミンは強力な脱色作用で知られるが、肝斑治療の有効性については検討されていなかったという。British journal of dermatology誌オンライン版2014年9月23日号の掲載報告。 肝斑患者に対するシステアミン・クリームの有効性を検討する試験は、被験者50例(プラセボ群25例、システアミン・クリーム群25例)を対象に行われた。 システアミン・クリームまたはプラセボを、1日1回就寝時に、4ヵ月間にわたって塗布した。 治療の有効性は、Mexameter皮膚色比較、MASIスコア、試験担当医による総合的評価(IGA)、患者への質問票を用いて、ベースライン時、2、4ヵ月後に評価した。 主な結果は以下のとおり。・Mexameter®で測定した、治療開始前のシミと正常皮膚との平均差は、システアミン・クリーム群75.2±37、プラセボ群68.9±31であった。・2ヵ月後には、各群39.7±16.6、63.8±28.6であった。・4ヵ月後には、各群26.2±16、60.7±27.3となっていた。・両群間の統計的有意差は、2ヵ月時点(p=0.001)、4ヵ月時点(p=0.0001)のいずれにおいても認められた。・治療終了時、MASIスコアは、システアミン・クリーム群が有意に低かった(7.2±5.5 vs. 11.6±7.9、p=0.02)。・IGAおよび患者評価も、プラセボに比べてシステアミン・クリームが有意な有効性を示すものであった。

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てんかんに効くサプリメント、低用量EPA+DHAが発作を抑制

 低用量の魚油(EPA+DHA 1,080mg[3カプセル/日])は、てんかん発作を抑制し、その改善効果は薬剤抵抗性てんかん(DRE)における抗てんかん薬に関する最近の試験結果と同程度であったことが示された。米国・カリフォルニア大学ロサンゼルス校のChristopher M DeGiorgio氏らによる低用量と高用量をプラセボと比較した第II相無作為化クロスオーバー試験の結果、報告された。高用量魚油に関する試験はこれまでにも行われているが、その効果は示されていなかった。今回の結果を踏まえて著者は、「低用量魚油はてんかん発作を抑制し、てんかん患者の健康を改善することが示された」と述べ、「DREにおける低用量魚油(1,080mg/日未満)の大規模な無作為化試験の実施が正当化された」とまとめている。Journal of Neurol Neurosurg Psychiatry誌オンライン版2014年9月8日号の掲載報告。低用量魚油でてんかん発作頻度が33.6%低下 n-3脂肪酸は、神経興奮性を抑制し、てんかん発作を抑制することが動物モデルにおいて示されている。これまで、高用量魚油投与について、DREにおける2件の無作為化試験が行われたが、いずれもネガティブな結果が示されていた。 本検討で研究グループは、低用量と高用量の魚油の第II相無作為化クロスオーバー試験を行い、低用量または高用量魚油、てんかん発作を抑制もしくは心血管系を改善するかどうかを調べた。 試験は、24例のDRE患者を対象とし、低用量または高用量の魚油vs. プラセボ(コーン油、リノール酸)で検討。クロスオーバー期間は3期を設定し、試験は投与期間3期(各10週間)とウォッシュアウト期間2期(各6週間)の計42週間にわたって行われた。全被験者は、二重盲検下で無作為化され、異なるシーケンスでプラセボ、高用量、低用量の投与を受けた。主要アウトカムは、全てんかん発作頻度の割合変化であった。 低用量または高用量魚油がてんかん発作を抑制するかどうかを調べた主な結果は以下のとおり。・低用量魚油は、プラセボと比較して、てんかん発作頻度を33.6%低下した。・また、低用量魚油は、血圧を緩やかだが有意に低下した。・高用量魚油は、てんかん発作の抑制についてプラセボとの差がみられなかった。心血管リスク因子の改善も認められなかった。関連医療ニュース どの尺度が最適か、てんかん患者のうつ病検出 うつ病補助療法に有効なのは?「EPA vs DHA」 統合失調症の再発予防、ω-3脂肪酸+α-LAは有用か

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患者さんの誤解を解く説明法

患者さん用画 いわみせいじCopyright© 2014 CareNet,Inc. All rights reserved.説明のポイント(医療スタッフ向け)診察室での会話患者 先生、ブルーベリーは目にいいんですか?医師 ブルーベリーね。(興味を示す)患者 そうなんです。血糖値が高いと眼が悪くなると聞いて、何かないかと思っています。医師 じつは、もう飲み始めているとか?患者 そうなんです。試供品を買って飲んでみたんですけど・・・医師 そうだったんですか。ブルーベリーは、アントシアニンをたくさん含んでいるので、抗酸化作用が期待されているのですが・・・。画 いわみせいじ患者 どうなんですか?医師 残念ながら、疲れ目程度はとれるかもしれませんが、糖尿病からくる眼の合併症を防ぐまでの効果はないそうです。患者 なんだ。そうなんですか。医師 これからは試してみる前に相談してみてくださいね。患者 はい。わかりました。ポイント患者さんの話に興味を示し、エビデンスをわかりやすく説明することで患者さんの満足度が高まりますCopyright© 2014 CareNet,Inc. All rights reserved.

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できることから運動を指導

患者さん用画 いわみせいじCopyright© 2014 CareNet,Inc. All rights reserved.説明のポイント(医療スタッフ向け)診察室での会話医師 普段、どんな運動をされていますか?患者 最近、時間がなくて、運動できていないんです。通勤で歩くくらいです。医師 そうですか。お忙しそうですね。通勤では片道、どのくらい歩いておられますか?患者 10分くらいです。画 いわみせいじ医師 なるほど。1駅前で降りると、どのくらいになりますか?患者 20分ちょっとですかね。医師 なるほど。片道が10分以下の人に比べると、20分を超える人は糖尿病に27%なりにくいそうですよ。患者 そんなに違うんですね。それなら、1駅まで降りて歩いてみようかな。医師 それはいいですね。(歩行時間と糖尿病発症の関連: 0~10分=1.00、11~20分=0.86、21分以上=0.73)ポイント大きな目標ではなく小さな目標を一緒に考えると自己効力感が高まりますCopyright© 2014 CareNet,Inc. All rights reserved.

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夏場に陥る体重増加の罠

患者さん用画 いわみせいじCopyright© 2014 CareNet,Inc. All rights reserved.説明のポイント(医療スタッフ向け)診察室での会話医師 毎日、暑いですね。体重の方はいかがですか?患者 少し増えています。医師 そうですか。昔は冬場に体重が増える人が多かったんですが、最近は夏場に太る人もいますね。患者 そうなんです。私も夏場に体重が増えるんです。医師 夏場に体重が増える人には特徴が3つほどありますよ。患者 どんなことですか?医師 まずは暑くなるので、ビールを飲む回数が増えたり量が増えたりします。患者 それ私ですね。画 いわみせいじ医師 次に、風呂あがりや寝る前などにアイスを食べるようになります。その結果、悪玉コレステロールが増えたりします。患者 それもやっています。医師 3つ目は、あっさりしているがカロリーの比較的高いものをよく食べるようになります。患者 それは何ですか?医師 ソーメンなどの麺類です。つい食べすぎちゃいますね。患者 夏場に何で太るのかと思っていましたが、原因がよくわかりました。気をつけます。ポイント患者がよくやる行動を順に追って説明することで、理解が深まりますCopyright© 2014 CareNet,Inc. All rights reserved.

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運動習慣を取り戻す指導法

患者さん用画 いわみせいじCopyright© 2014 CareNet,Inc. All rights reserved.説明のポイント(医療スタッフ向け)診察室での会話医師 普段、どんな運動をされていますか?患者 今は何も運動していません。医師 そうですか。昔はどんな運動をされていたんですか?患者 学生時代は、ラグビーをしていました。医師 やはり、いい身体をしていると思っていました。患者 へへへ。(苦笑い)医師 それでは、身体の鍛え方や筋トレの仕方などはよくご存じですね。患者 学生時代は毎日のようにやったんですが・・・画 いわみせいじ医師 いい筋肉を持っておられると思いますので、歩くことなど有酸素運動系でもいいですし、腕立て伏せ、腹筋、スクワットなど筋トレなどでも血糖コントロールは驚くほど改善すると思いますよ。患者 そうなんですか!医師 有酸素運動か、筋トレ、どちらがやりやすいですか?(選択肢を示す)患者 歩くことから始めてみます。医師 それはよかったです。頑張ってやってみてください。ポイント過去の運動歴を尋ね、選択肢を示すことで、患者さんのやる気が高まりますCopyright© 2014 CareNet,Inc. All rights reserved.

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美味しく、痩せるよい方法

患者さん用画 いわみせいじCopyright© 2014 CareNet,Inc. All rights reserved.説明のポイント(医療スタッフ向け)診察室での会話医師 パンには何をつけておられますか?患者 ジャムやバターをつけています。医師 なるほど。太りやすい人はジャムをまず縦に、その後ジャムを横に塗っておられます。患者 それ私です。その食べ方が大好きなんです。医師 そうなんですか。実はおいしく、やせる塗り方があるんですよ。患者 それはどんな方法なんですか?画 いわみせいじ医師 味は舌で感じますので、パクッとくわえた所でおいしさを感じます。患者 確かに。医師 ですから、四隅のパクッとくわえる所に塗ればいいんですよ。そうすれば、カロリーは4分の1以下になります。塵も積もれば山となるじゃないですが、小さな積み重ねが大切です。患者 面白いですね。一度、やってみます。ポイント小さな習慣が成功に結びつくことを、ユーモアを交えて説明しますCopyright© 2014 CareNet,Inc. All rights reserved.

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血栓症の病態と抗血栓薬の基礎

※タイトルを選ぶとお好きなチャプターからご覧いただけます。新たな抗血小板薬および抗凝固薬が続々と登場している近年。これらを有効に活用するためには、血栓症の病態とそれに対応する薬剤のメカニズムを把握する必要がある。今回は止血のメカニズムから抗血栓薬の基本までを血液のスペシャリスト北里大学 医学部 血液内科学 宮崎浩二氏が解説する。チャプター(順次公開)1.止血のメカニズム2.病的血栓症3.動・静脈血栓のちがい4.抗血栓薬の基本覚えておくと便利な抗血栓薬(PDF) :宮崎浩二氏監修

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場を和ませるひとこと【Dr. 中島の 新・徒然草】(037)

三十七の段 場を和ませるひとこと中島「次の予約はいつがいいですか?」患者「火曜日だったらすいていますか?」中島「別に何曜日だからとかは、ありませんよ」私は火・水・金の午前中に外来診察をしていますが、患者さんの数はバラバラです。ものすごく混んでいて午後3時になっても終わらないこともあれば、スイスイスイと進んで正午過ぎに終わってしまうこともあります。もちろん雨が降ったら患者数が減って嬉しいのですが、次の診察日にしっぺ返しをくらうのはどこの医療機関も同じだと思います。つい先日も無茶苦茶混んだ日がありました。1時間待ち、2時間待ちは当たり前。診察室に入ってくる患者さんたちも疲労困憊の様子です。患者「先生、今日は忙しそうですね」中島「そうなんですよ」患者「さっきは急患もあったようですね」中島「ええ。こんな日に限って話の長い患者さんもおられたりしますしね」と、そのとき電話が!電話「トルルルル」中島「ちょっと失礼します。はい、中島です。えっ、救急搬送の依頼ですか?」患者「こりゃあ大変だあ」外線電話の対応も一段落。患者「お忙しいときに診ていただいてすみません」中島「なんの、なんの。私みたいにずっとやっているとですね、もう混雑の苦しさなんか平気ですよ」患者「そうなんですか?」中島「ホントですよ。さらに修行を積むとね、その苦しさが徐々に喜びに変わってくるんですよ」患者「何をアホなこと言ってるんですか!」(笑)中島「でもおしっこに行けないのだけは辛いですね」患者「そんなぁ! 我慢せずに行ってくださいよ」中島「そうですか。では失礼してトイレに行ってきます」最近の患者さんは待合スペースで携帯やスマホをいじっているせいか、「いつまで待たせるんじゃ!」と不平を言う方が減ったような気がします。それでも待ち時間が長いのは大変なストレスです。混んでいるときは、われわれ医師の側も辛いわけですが、「この苦しさが喜びに変わるんですよ」と口に出して言ってみると、お互いに笑えて場が和みます。よかったら読者の皆さんも試してみてください。

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腰痛と脂質異常との関連、BMIが交絡

 これまでに横断研究によって腰痛の有病率と脂質異常との関連が示唆されているが、その因果関係は明らかになっていない。ノルウェー・オスロ大学病院のIngrid Heuch氏らは、地域住民を対象とした前向きコホート研究HUNT2およびHUNT3のデータを解析し、現時点で腰痛を有していない人が腰痛を発症するリスクと脂質異常との関係にはBMIが交絡していることを明らかにした。また、すでに腰痛を有している男性では、「HDLコレステロールの低値が痛みの強さに影響する可能性がある」と指摘している。PLoS One誌オンライン版2014年9月18日号の掲載報告。 研究グループは、総コレステロール、HDLコレステロールおよびトリグリセライド値と、腰痛との関連を検討することを目的に、HUNT2研究(1995~1997年)およびHUNT3研究(2006~2008年)のデータを用いて、試験開始時の腰痛の有無別に11年後の慢性腰痛の有無について解析した。 解析対象は30~69歳の成人で、試験開始時に腰痛を有していなかった女性1万151例/男性8,731例、腰痛を有していた女性3,902例/男性2,666例であった。 主な内容は以下のとおり。・試験開始時に腰痛のなかった女性は、年齢のみで補正した解析において、調査終了時の慢性腰痛のリスクとHDLコレステロール値が負の相関を、トリグリセライド値は正の相関を示した。・同関連性は、試験開始時の他の因子(学歴、就労状況、身体活動、喫煙、血圧、BMI)で補正後は、ほとんど認められなかった。相対リスク(RR)は、HDLコレステロール値1mmol/L当たり0.96(95%CI:0.85~1.07)、トリグリセライド値1単位当たり1.16(同:0.94~1.42)。・総コレステロール値は、腰痛と関連していなかった。・試験開始時に腰痛を有した女性と腰痛のない男性では、弱い関連性が観察された。・試験開始時に腰痛を有した男性は、すべての因子で補正した解析において、HDLコレステロール値と負の相関が認められた(RR:0.83、95%CI:0.72~0.95)。

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ビフィズス菌で不安症状が改善

 最近の研究では、ストレス関連精神疾患に常在菌の摂取が好影響を与える可能性があることが示唆されている。しかし、特定の細菌が不安や抑うつ症状にどのような影響を及ぼすかは不明であった。アイルランド・コーク大学のH M Savignac氏らは、2種類のビフィズス菌の不安・抑うつ症状に対する影響や抗うつ薬との比較を行った。Neurogastroenterology and motility誌オンライン版2014年9月24日号の報告。 先天的不安BALB/cマウスに、ビフィドバクテリウム(B.)ロンガム1714またはB.ブレーベ1205、抗うつ薬エスシタロプラム、溶媒を用いた治療を毎日6週間実施した。行動評価には、ストレス誘発性高体温試験、ガラス玉覆い隠し行動試験、高架式十字迷路試験、オープンフィールド試験、尾懸垂試験、強制水泳試験を用いた。また、急性ストレスに対する生理的反応も評価した。 主な結果は以下のとおり。・両ビフィズス菌治療およびエスシタロプラム治療は、ガラス玉覆い隠し行動試験において不安の軽減が認められた。また一方、B.ロンガム1714治療は、ストレス誘発性高体温を低下させた。・B.ブレーベ1205治療は、高架式十字迷路試験において不安の低下をもたらした。一方、B.ロンガム1714治療は、尾懸垂試験において抗うつ様行動を引き起こした。・しかし、グループ間のコルチコステロンレベルに差はなかった。 以上より、2種類のビフィズス菌が不安マウスの不安を減少させることが示唆された。これらの結果は、各細菌株が内因性の効果を有すること、特定の障害に特異的に有益であることを示している。関連医療ニュース 若年男性のうつ病予防、抗酸化物質が豊富な食事を取るべき 日本人うつ病患者に対するアリピプラゾール補助療法:名古屋大学 効果不十分なうつ病患者、次の一手のタイミングは  担当者へのご意見箱はこちら

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下肢静脈瘤、ベストな治療法は?/NEJM

 下肢静脈瘤の治療法について、フォーム硬化療法、レーザーアブレーションを、外科手術と比較した結果、疾病特異的QOLがフォーム硬化療法でわずかに劣っていたほかは、QOLアウトカムはいずれも同等だった。合併症リスクはレーザーアブレーションが外科手術より低く、伏在静脈主幹部のアブレーション成功率はフォーム硬化療法が外科手術より低かった。英国・アバディーン大学医学部のJulie Brittenden氏らが、下肢静脈瘤患者798例を対象に行った多施設共同無作為化試験の結果、示された。下肢静脈瘤治療として、フォーム硬化療法とレーザーアブレーションは外科手術の代替法として広く行われている。しかし、その有効性や安全性の比較はこれまで行われていなかったという。NEJM誌2014年9月25日号掲載の報告より。6ヵ月後の疾病特異・総合的QOLを評価 研究グループは、英国内11ヵ所の医療機関を通じて、下肢静脈瘤の患者798例を対象に無作為化試験を行い、フォーム硬化療法、レーザーアブレーション、外科手術のアウトカムを比較した。 主要評価項目は、6ヵ月後の疾病特異的QOLと総合的QOLで、それぞれ複数の尺度(EQ-5DやSF-36など)を用いて評価を行った。副次評価項目は、合併症と臨床的成功に関する評価だった。合併症率はレーザーアブレーション群1%で、外科手術群7%より低率 その結果、ベースライン時スコアや共変数で補正後、疾病特異的QOLはレーザーアブレーションと外科手術では同等だった。一方でフォーム硬化療法は外科手術に比べ劣っていたが、その差はわずかだった(効果量:-1.74、95%信頼区間[CI]:-2.97~-0.50、p=0.006)。 総合的QOLについては、3群で有意差は認められなかった。 処置関連の合併症発生率は、レーザーアブレーション群で1%と、外科手術群の7%より有意に低率だった(p<0.001)。フォーム硬化療法群の同発生率は6%で、外科手術群と同等だった。 なお、重度有害事象の発生率は約3%であり、3群で同等だった。 臨床的成功に関する評価については3群で同等だったが、伏在静脈主幹部のアブレーション成功率については、フォーム硬化療法群が外科手術群より低かった(p<0.001)。

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