フリーワード検索:

Dr.浅岡のもっと楽しく漢方!<第2巻>

東洋医学の重要な考え方「寒熱」とは何か?ドクター浅岡が「冷え性」を例に「寒」と「熱」の関係を探る

シリーズ名
Dr.浅岡の楽しく漢方シリーズ
診療科
内科  その他 
収録内容
第4回「見えない檻」
第5回「美食の報酬」
第6回「逆転の構図」
講師
浅岡 俊之
収録時間
249 分
価格
5,500円(税込)
発行日
2007-03-16
商品コード
CND0065

第4回「見えない檻」


「檻」とは猛獣などが逃げ出さないように設けるもの。つまり空間を隔てるために用意されるものです。我々人間の間でも「世界を隔てる」という意味でいつも檻をつくられ、内と外を区別しようとします。はっきりと意識して檻に入ったり、檻の外へ出たり、そんな時もあります。しかし時には無意識のうちに「見えない檻」に囲まれることもあるかもしれません・・・。


第5回「美食の報酬」
美食を嫌う人はまずいないでしょう。しかしその「報酬」は…?「美食」を「薬」に置き換えても同じことが言えます。「楽になりたいから薬を」→「でも副作用は嫌だ」→「漢方なら安心」→「だから漢方治療で」という図式は、漢方薬の人気を支えている一つの要素です。しかし漢方薬も薬ですから、その「結果」について考えておかなければいけません。


第6回「逆転の構図」
東洋医学の重要な考え方に「寒熱」があります。もちろん寒と熱は反対側に位置するもの。しかし、だからといって無関係であるとは言い切れません。
女性に多くみられる「冷え症」、これは実際に冷える部分(足など)に触れてみると確かに冷たくなっています。したがって、診断は「寒」。一方で、風邪をひいた時の診断として知られる「表寒」の時には、多くの場合、体表は冷えてはおらず、反って発熱。つまり体表は温かくなっているのに診断は「寒」。これはいったいどういうことなのでしょうか?

浅岡 俊之 ( あさおか としゆき )氏 浅岡クリニック 院長

1991年山梨医科大学卒業。埼玉医科大学内科研修医。1993年同第2内科入局。1999年同東洋医学専門外来医長、同リウマチ膠原病科医長。2003年4月浅岡クリニック開設。日本東洋医学会専門医・指導医・理事、日本内科学会認定医、日本リウマチ学会専門医。