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Dr.須藤のやり直し酸塩基平衡

酸塩基平衡がちょっと苦手なあなたへ  達人の講義で基本からサクサク頭に入る

診療科
内科  糖尿病・代謝・内分泌科  救急科  総合診療科 
収録内容
第1回 基本的な生理学的知識
第2回 酸塩基平衡異常の基本
第3回 血液ガスの読み方とケーススタディ01&02
第4回 ケーススタディ03&04
第5回 K代謝の生理学とケーススタディ05
第6回 ケーススタディ06
第7回 ケーススタディ07
第8回 ケーススタディ08
第9回 ケーススタディ09 そして低K血症の鑑別診断の手順 
第10回 尿中電解質の使い方
講師
須藤 博
収録時間
182分
価格
12,000円 +税
発行日
2018-12-15
商品コード
CND0284

酸塩基平衡に苦手意識を持っていませんか?
酸塩基平衡は、最低限の生理学的な基本を理解したうえで、個々の患者さんに応用できるようになると、これほど面白い分野はないといっても過言ではありません。このシリーズでは、達人Dr.須藤が酸塩基平衡の基本ルールをしっかりとレクチャー。シリーズ後半には、症例を基に、実用的な応用について、解説します。これで、あなたも酸塩基平衡が好きになる!

第1回 基本的な生理学的知識


まずは、酸塩基平衡の生理学的な基本知識から解説します。酸の生成や負荷に対する生体の反応そして、基本用語の整理など、これまでぼんやりと知っていたことが、すっきりと整理され、理解できます。また、覚えづらいHenderson-Hasserbalch 式など、Dr.須藤ならではの覚えるコツもお教えします。

第2回 酸塩基平衡異常の基本
酸塩基平衡異常は何らかの病的プロセス(代謝性・呼吸性)、(アシドーシス・アルカローシス)が複数参加した綱引きです。
正常な状態であれば、綱は地面に置かれており、中央はpH7.40であるが、何らかの異常があると綱引き開始!
綱引き勝負の行方は?Dr.須藤ならではの綱引きの図を使って、詳しく解説します。
まずは、代謝性アシドーシスと代謝性アルカロ―シスの機序についてしっかりと理解してください。

第3回 血液ガスの読み方とケーススタディ01&02
今回は基本的な血液ガスの読み方をレクチャー。血ガスは基本的な6つのステップをきちんと踏んでいくことで、患者さんの状態を読み解いていくことができます。また、今回から症例の解析に入ります。Dr.須藤が厳選した症例で、基本ルールのマスターと臨床の応用について学んでいきましょう。

第4回 ケーススタディ03&04
今回は、2症例を基に混合性の酸塩基平衡異常を解説します。“Medical Mystery”と名付けられた症例03。pHは一見正常、でも患者の状態は非常にsick。さあ、患者にいったい何が起こっているのでしょう。そして、酸塩基平衡や電解質の異常をたくさん持っているアルコール依存症の患者の症例を取り上げるのは症例04。それらをどう解読していくのか、Dr.須藤の裏ワザも交えて解説します。

第5回 K代謝の生理学とケーススタディ05
カリウム代謝異常(とくに低Kを血症)合併することが多い酸塩基平衡異常。今回は、カリウム代謝に関する基本的な腎生理学から学んでいきましょう。
まずは、重要な尿細管細胞について。NHE3?NKCC2?ROMK?ENAC?・・・が何だか!!!心配いりません。Dr.須藤がこのような難しいことを一切省いて、臨床に必要なところに絞って、シンプルに解説します。

第6回 ケーススタディ06
ケース06は「原因不明の腎機能障害を認めたの48歳の小柄な男性」。多彩な電解質異常、酸塩基平衡異常を来した今回の症例。Dr.須藤が“浅はか”だったと当時の苦い経験を基に解説します。ピットフォールはなんだったのか?また、AG正常代謝性アシドーシスの鑑別診断に、重要な意味を持つ尿のAnion GAPについても確認しておきましょう。

第7回 ケーススタディ07
「クローン病治療にて多数の腸切除と人工肛門増設がある41歳男性の腎機能障害」の症例を取り上げます。
さまざまな病態、酸塩基異常、電解質異常などを呈するこの患者をどう診断し、どこからどのように治療していくのか。
臨床経過-血液ガスの数値と治療(輸液)の経過-を示しながら、診断と治療について詳しく解説します。

第8回 ケーススタディ08
今回の症例は「腎機能障害と原因不明の低K血症で紹介された48歳女性」
検査所見は、低K血症とAG正常代謝性アシドーシス、そして、尿のAGはマイナス!
そう、この組み合わせで一番に考えられるのは「下剤濫用」。
しかしながら、導き出される鑑別と、患者から得られる病歴が一致しない。時間稼ぎにクエン酸NaとスローKで外来で経過をみながら考えることを選択。
だが、完全に補正されない・・・。
思考停止に陥ったDr.須藤。
その原因と診断は?

第9回 ケーススタディ09 そして低K血症の鑑別診断の手順
「著明な低カリウム血症の35歳女性」を取り上げます。
Dr.須藤の初診から1週間後、診察室に訪れた患者。なんと30分間も罵倒され続けることに!!一体患者に、、Dr.須藤に何が起こったのか!
そして、いくつかのケーススタディでみてきた低カリウム血症の鑑別診断を、手順に沿って、シンプルにわかりやすく解説します。
これまで何度も出てきた“KISS”と“尿血血”というキーワード。ついにその全貌が明らかに!

第10回 尿中電解質の使い方
「クローン病治療にて多数の腸切除と人工肛門増設がある41歳男性の腎機能障害」の症例を取り上げます。
さまざまな病態、酸塩基異常、電解質異常などを呈するこの患者をどう診断し、どこからどのように治療していくのか。
臨床経過-血液ガスの数値と治療(輸液)の経過-を示しながら、診断と治療について詳しく解説します。

須藤 博 ( すどう ひろし )氏 大船中央病院 院長兼内科部長

1983年和歌山県立医科大学卒業。茅ヶ崎徳洲会総合病院、池上総合病院、東海大学医学部総合内科を経て2006年より大船中央病院勤務、2017年より現職。管理職になっても臨床力が「廃用性萎縮」に陥らないように、初診外来や研修医とのカンファレンスなど現場にこだわって悪あがき中。医学に限らず「好きなことをやり続けよう」をモットーに何にでも興味を持って面白がることが得意。輸液や酸塩基平衡は、一見難しいことをいかに易しく説明するかにこだわりあり。著書:『Dr.須藤の酸塩基平衡と水・電解質』(中山書店)など。