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聖路加GENERAL 【内分泌疾患】<下巻>

糖尿病、感染症、高血圧などの症状の裏に隠された内分泌疾患を解説。この目のつけどころで正しく診断を !

シリーズ名
聖路加GENERALシリーズ
診療科
糖尿病・代謝・内分泌科 
収録内容
第4回「糖尿病の悪化だと思ったら・・・」
第5回「ただ風邪といっても」
第6回「2次性高血圧を見逃さない ! 」
講師
徳田 安春岡田 正人岸本 暢将出雲 博子
収録時間
88 分
価格
7,500円 +税
発行日
2011-11-21
商品コード
CND0159

第4回「糖尿病の悪化だと思ったら・・・」


人間ドックにおいて、糖尿病の疑いということで精査を勧められていた68歳の男性。
肥満も家族歴もないことから受診していませんでしたが、急な体重減少をきっかけに初めて検査を受けたところ、A1Cが13.7%と、急激に上昇していることが判明。
高血糖の要因は、I型II型糖尿病以外にも、膵炎、膵がん、ヘモクロマトーシス、Cushing症候群、先端肥大症、PCOSなどさまざまなものがあります。

本症例の患者さんは、急な体重減少もあることから膵臓のCTを撮影したところ、膵がんが発見されました。血糖の悪化が膵がん発見のきっかけになり、膵がんが糖尿病治療のきっかけになったという例を通して、糖尿病の裏に隠れている内分泌系の異常をどのようにして見抜くか、そしてその対応について解説します。

第5回「ただ風邪といっても」
もともと健康な21歳の女子大生。
発熱、咽頭痛など、感染症の症状を呈したため近医で受診しました。数種類の抗菌薬を処方されましたが改善せず、ついには意識低下で救急コール。

糖尿病の既往のある78歳の男性。
家族が訪ねて行ったら、すでに意識がなく倒れていた。

いずれも意識障害が出る危険な状態ですが、その裏には糖尿病がありました。
意識障害の鑑別AIUEO tipsから始まって、DKA(糖尿病性ケトアシドーシス)、遷延性の低血糖による意識障害など、難度の高い診断について解説します。

第6回「2次性高血圧を見逃さない ! 」
最終回は、高血圧の裏に隠れた内分泌疾患を紹介します。

10年間高血圧があるも、降圧薬が効かない60歳女性。
特に目立った所見はないものの、低Kから原発性アルドステロン症をつきとめました。

内分泌性高血圧もさまざまなものがありますが、まずは患者をよく観察することがポイントです。たとえば、「クッシング症候群」ではにきび、肥満、多毛、「アクロメガリー」では大きな鼻顎手足、「腎血管性高血圧」では腎周囲の血管雑音など。その後、症状によって、所定の検査をおこなうことで診断します。
ともすれば、見逃して放置されてしまう可能性もある内分泌性高血圧を、具体的な症例を呈示して解説します。

徳田 安春 ( とくだ やすはる )氏 臨床研修病院群プロジェクト 群星沖縄センター長

1988年琉球大学医学部卒業。沖縄県立中部病院にて研修後、沖縄県立八重山病院内科、 Dartmouth Hitchcock Medical Center(GIM fellow)、沖縄県立中部病院総合内科、 聖路加国際病院一般内科・聖ルカ・ライフサイエンス研究所臨床疫学センター、筑波大学大学院人間総合化学研究科 臨床医学系教授を経て 2017年より現職 。ハーバード大学大学院MPH、医学博士、米国内科学会上級会員、日本内科学会総合内科専門医。 著書に『新・総合診療医学』『バイタルサインでここまでわかる!OKとNG』(ともにカイ書林)。 『アセスメント力を高める! バイタルサイン 』(医学書院)など多数。

岡田 正人 ( おかだ まさと )氏 聖路加国際病院 Immuno-Rheumatology Center 部長・センター長

1991年より米国のニューヨーク・ベスイスラエルメディカルセンターにて内科研修後、1994年よりイェール大学病院にてリウマチ膠原病内科とアレルギー臨床免疫科にて専門研修。1997年から仏国のパリ第5大学医学部およびNYコーネル大学の関連病院にてセクションチーフを8年間つとめたのち帰国し2006年より現職。京都大学大学院、東京大学医科学研究所、大分大学非常勤講師。Yale Physician-Scientist Award、ACR Senior Rheumatology Scientist Award受賞。米国内科・リウマチ膠原病内科・アレルギー臨床免疫科(成人・小児)専門医。在仏中はル・コルドン・ブルーのワイン講座に通い、現在もワインセラーには500本以上を貯蔵するワイン通。

岸本 暢将 ( きしもと みつまさ )氏 聖路加国際病院 アレルギー・膠原病科 医長

米国内科専門医、米国リウマチ膠原病科専門医。 1998年北里大学卒業後、沖縄県立中部病院初期研修、在沖縄米国海軍病院インターンを経てハワイ大学内科レジデンシー。ベストインターン賞、ベストレジデント賞受賞。ニューヨーク大学リウマチ科フェローシップを経て2006年8月より亀田総合病院リウマチ膠原病内科。2009年 8月より聖路加国際病院 アレルギー・膠原病科(成人、小児)。現職に至る。 東京大学アレルギー・リウマチ内科、東京医科歯科大学臨床医学教育開発学、および北里大学総合診療科非常勤講師兼務。2006年米国リウマチ学会Distinguished Fellow賞受賞。 著書:『米国式 症例プレゼンテーションが劇的に上手くなる方法~病歴・身体所見の取り方から診療録の記載,症例呈示までの実践テクニック~』『アメリカ臨床留学大作戦』(羊土社)、『ワシントンマニュアル(WM)リウマチ科コンサルト』『ワシントンマニュアル(WM)総合内科コンサルト』(メディカル・サイエンス・インターナショナル)など

出雲 博子 ( いずも ひろこ )氏 聖路加国際病院 内分泌代謝科 部長