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聖路加GENERAL 【がん検診】

肺癌、胃癌、大腸癌、前立腺癌、子宮がんなどのがん検診の意義を検証。癌の症状もわかる。 

シリーズ名
聖路加GENERALシリーズ
診療科
総合診療科  腫瘍科 
収録内容
第1回「どのがん検診を受けるべき?」
第2回「がんを疑う症候」
講師
徳田 安春岡田 正人岸本 暢将
収録時間
58 分
価格
5,000円 +税
発行日
2011-06-24
商品コード
CND0156

第1回「どのがん検診を受けるべき?」


がん検診編では、癌の検診の是非について様々な角度から検討していきます。厚生労働省の推奨項目として、胃癌検診、肺癌検診、大腸癌検診があげられていますが、その根拠となった日本のデータはランダム化比較試験に基づくものでなく、さまざまなバイアスが指摘され、信頼性が疑問視されています。一方、米国のUSPSTF は多数のランダム化比較試験に基づいたエビデンスレベルの高いデータですが、果たしてそのデータをそのまま日本で当てはめられるのでしょうか。
さらに胃癌や肺癌の検査は欧米では有用性が認められず、あまり行われていません。CT で癌の診断率は向上するものの擬陽性の率がかなり高く、最終的に患者のメリットになっているのかは疑問が残るというわけです。この見識をどう捉えたらいいのか。
逆に、近年増加傾向にある大腸癌の検診については、欧米において有用性に関する明確なエビデンスが認められていますが、日本では全例に内視鏡検査を行うべきとされています。大腸癌の検診で便潜血が陰性だった場合、除外して大丈夫なのか、どのようなケースで除外できないのか、最終的にどのような精査を行うべきなのかを考えていきます。
X 線検査による発がんは日本が最も多いという報告(Lancet) もあり、それでもメリットがデメリットを上回っているのかを考えましょう。
その他、乳癌、子宮癌、前立腺癌についても取り上げます。

第2回「がんを疑う症候」
癌の早期発見のために最も重要なことは日常診療で症候を見逃さないことです。たとえば、あるケースでは痔核のある患者が軟便時に出血していて、適切に出血をスクリーニングしていれば癌を発見できた可能性は高かったにも関わらず見逃したために訴訟になり、敗訴しました。
またあるスタディによると、外来フォローの中から一定数の癌患者が確実に見つかっているといいます。今回は、癌の早期発見のための症候の見極め方を伝授します。まず癌が症候を起こす10 の機序、そして癌を疑う4つの主要症候と7つの準主要症候について解説します。不明熱、寝汗、腰痛…など、7つの準主要症候のなかにはすぐには癌に結びつかないものもあり、目から鱗の情報が満載です。

徳田 安春 ( とくだ やすはる )氏 臨床研修病院群プロジェクト 群星沖縄センター長

1988年琉球大学医学部卒業。沖縄県立中部病院にて研修後、沖縄県立八重山病院内科、 Dartmouth Hitchcock Medical Center(GIM fellow)、沖縄県立中部病院総合内科、 聖路加国際病院一般内科・聖ルカ・ライフサイエンス研究所臨床疫学センター、筑波大学大学院人間総合化学研究科 臨床医学系教授を経て 2017年より現職 。ハーバード大学大学院MPH、医学博士、米国内科学会上級会員、日本内科学会総合内科専門医。 著書に『新・総合診療医学』『バイタルサインでここまでわかる!OKとNG』(ともにカイ書林)。 『アセスメント力を高める! バイタルサイン 』(医学書院)など多数。

岡田 正人 ( おかだ まさと )氏 聖路加国際病院 アレルギー・膠原病科(成人、小児)部長

日本の大学病院でアレルギー膠原病科に所属後、1991年ニューヨーク・ベスイスラエルメディカルセンターにて内科研修。1994年イェール膠原病関節炎内科とアレルギー臨床免疫科の合同プログラム臨床研修。1997年フランスのパリにあるNYコーネル大学の関連病院にて診療と教育に従事。2006年より聖路加国際病院 アレルギー・膠原病科(成人、小児)。現在に至る。自治医科大学非常勤講師。Yale Physician-Scientist Award・ACR SeniorRheumatology Scientist Award受賞。米国内科・膠原病科・アレルギー臨床免疫科専門医。

岸本 暢将 ( きしもと みつまさ )氏 聖路加国際病院 アレルギー・膠原病科 医長

米国内科専門医、米国リウマチ膠原病科専門医。 1998年北里大学卒業後、沖縄県立中部病院初期研修、在沖縄米国海軍病院インターンを経てハワイ大学内科レジデンシー。ベストインターン賞、ベストレジデント賞受賞。ニューヨーク大学リウマチ科フェローシップを経て2006年8月より亀田総合病院リウマチ膠原病内科。2009年 8月より聖路加国際病院 アレルギー・膠原病科(成人、小児)。現職に至る。 東京大学アレルギー・リウマチ内科、東京医科歯科大学臨床医学教育開発学、および北里大学総合診療科非常勤講師兼務。2006年米国リウマチ学会Distinguished Fellow賞受賞。 著書:『米国式 症例プレゼンテーションが劇的に上手くなる方法~病歴・身体所見の取り方から診療録の記載,症例呈示までの実践テクニック~』『アメリカ臨床留学大作戦』(羊土社)、『ワシントンマニュアル(WM)リウマチ科コンサルト』『ワシントンマニュアル(WM)総合内科コンサルト』(メディカル・サイエンス・インターナショナル)など

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