Dr.林の笑劇的救急問答5<下巻>
一酸化炭素中毒、気管支喘息への素早い対応を身に付けよう !
- シリーズ名
- Dr.林の笑劇的救急問答シリーズ
- 診療科
- 救急科 総合診療科
- 収録内容
- 第3回「さ、さ、酸素! ~一酸化炭素中毒~」
第4回「さ、さ、酸素! ~気管支喘息~」 - 講師
- 林 寛之
- 収録時間
- 90 分
- 価格
- 4,715円(税込)
- 発行日
- 2009-12-18
- 商品コード
- CND0130
第3回「さ、さ、酸素! ~一酸化炭素中毒~」
一酸化炭素(以下CO)中毒は、案外日常生活の中や事件・事故現場に潜んでいます。しかし、疑わないと分からないのがCO中毒の落とし穴。
患者さんの主訴や血液検査の結果だけでは見逃してしまう事もあります。何を、どう疑えば診断に辿り着けるのか、そしてCO中毒と診断した場合どのように戦えばいいのか、習得してください。
<症例1> 40歳男性 頭痛と嘔吐を主訴に来院。本人は食あたりを主張するが下痢はない…。
<症例2> 家具工場の火事から救出された三人の男性。それぞれの状態に合せどう対応すればいいのか?
第4回「さ、さ、酸素! ~気管支喘息~」
気管支喘息は非常によくある疾患で、夜間外来などにも老若男女を問わず来院します。重症の患者さんが徒歩で来院することも決して珍しくありません。
また「吸入で改善するだろう」などと甘く見ていると吸入薬が効かなかったり、来院後にみるみる具合が悪くなっていくケースもあります。そんなとき、次の一手はどうするか? 様々な戦術をDr.林が披露します !
<症例1> 27歳女性 喘息発作で来院。呼吸困難でピークフローは100l/min SpO2 88%
<症例2> 75歳男性 夜間、喘息発作で救急へ。気管支拡張薬やステロイドが著効しない…。
林 寛之 ( はやし ひろゆき )氏 福井大学医学部附属病院 総合診療部 教授
1986年自治医科大学卒業。1991年カナダトロント総合病院救急部臨床研修、1993年から僻地医療を経て1997年福井県立病院救命救急センター、2011年より現職。愛と希望と笑いに満ちた、臨床力が高く心優しい医師を育成するために日々奔走中!趣味は子育て(育児休暇3ヵ月取得)。「家庭を大事にできないと、患者さんを大事にできない」がモットー。著書に『あなたも名医!もう困らない救急・当直 ver.3』 (日本医事新報社)『Step Beyond Resident』シリーズ(羊土社)、『研修医当直御法度』(三輪書店)、『ERの裏技 極上救急のレシピ集』(CBR)『いきなり名医!もう困らない救急・当直』(日本医事新報社)など多数。テレビ出演は『プロフェッショナル 仕事の流儀』、『総合診療医ドクターG』(NHK)
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