斬らレセプト

今回は骨粗鬆症の外来管理加算が査定された事例です。骨塩定量検査と（再診料）外来管理加算が要件不一致で算定となりました。レセプトの算定に誤りがなくても、審査側が誤るケースも多々あります。そのような場合の対応について医療事務のエキスパート、ソラストが解説します。

今日は何の日？

クラシエ製薬が、寒さが本格化してくると頻尿や夜間尿などの排尿トラブルが増えることから日付の語呂合わせから制定しました。尿にまつわる感染症や尿トラブルへの介入のコンテンツ、尿の色の説明などのスライドなど関連するコンテンツをお届けします。

Dr.倉原の“おどろき”医学論文

ヒトパピローマウイルス（HPV）は、手足にできる小さないぼから、子宮頸がんの原因となる型まで、いろいろな疾患を起こすことで知られています。今回取り上げるのは、手足が樹木のようになってしまった症例です。

バズった金曜日

2026年4月よりRSVワクチンの妊婦を対象にした定期接種がスタートします。国内で定期接種化するには通常長い年月を要しますが、今回は発売から2年弱のスピード対応となりました。

Dr.中川の論文・見聞・いい気分

「生命の最初の臓器」と呼ばれる心臓。胎児の心臓は、神業ともいえる奇跡的な仕組みで、まるでECMOのような胎盤から酸素を受け取り、「仮設バイパス」のような特別な循環ルートで血液を巡らせます。

薬剤師スキルアップ動画集

各科の専門医が薬局の薬剤師のために、病気と処方を教えていくシリーズ。膠原病科編の講師は、聖路加国際病院の岡田正人先生です。関節リウマチと全身性エリテマトーデスを、処方例を交えて解説します。専門医ならではの治療戦略の立て方や薬のさじ加減を学ぶことで、処方箋の背景を読み解く力が身につきます。

研修医ケンスケのM6カレンダー

医師国家試験の知識は本当に現場で役に立つのか。誰もが一度は迷うこの疑問に、研修医の視点からズバリ答えます。今回は少し背伸びをして、合格だけでなくその先の“医師としての自分”まで意識した学習法を紹介します。

NYから木曜日

「正直なプラセボ（オープンラベル・プラセボ）」は、慢性的な痛みやうつ症状の治療において、従来の医療を補完する新たな可能性として、大きな注目を集めています。脳内の治癒システムを作動させる仕組みとは？

Dr.中島の新・徒然草

フィリピンの先生と英会話レッスンをする中島氏。いたって健康な若い講師から健康を保つ秘訣を聞かれました。適当に聞いて適当に答えるテクニックこそ外来診療の真骨頂。ただし、英語で説明しようとすると難しい！

シネマセラピー

憑依は、人類が助け合って生きるために、壮大なフィクションを演出する機能であると筆者は述べます。それはなぜでしょうか。憑依の起源から、その謎に迫ります。

非専門医のための緩和ケアTips

「身寄りのない人」のお看取り、都市でも地方でも、こうした難しい状況が増えてきているでしょう。医療者としては、どのようなことを理解しておく必要があるでしょうか？

熱傷や眼瞼の虫刺症、打撲、足関節の捻挫など、意外と思われるような場面でも漢方薬は効果を発揮します。今回は、急性期における漢方薬の応用に関する最新の研究を紹介します。

Dr.伊東のストーリーで語る抗菌薬

ペニシリンG～ピペラシリン・タゾバクタムまで、ペニシリン系の進化の過程を追いながら、ペニシリン系の全体像を学びます。ストーリー形式で学ぶと、ペニシリンGだけ覚えてしまえば暗記は不要です。

ざわつく水曜日

広島県尾道市御調町の公立みつぎ総合病院は、かつて地域包括ケアシステムの雛形とも言える医療介護体制を作り上げたことで有名でしたが、経営難から病院以外の直営6施設の民間への業務移譲が決まりました。

Dr.わへいのポケットエコーのいろは

息切れの症状が強い97歳女性を例に、ポケットエコーの活用法を紹介します。本症例は、これまで心不全の指摘はありませんでしたが、ポケットエコーで心不全を指摘でき、治療介入の判断ができたケースでした。

論文から学ぶ看護の新常識

看護現場へのAI導入。看護師の心を動かすのは、不安の解消よりも、有用性の実感（信念）やシステムへの信頼である可能性が明らかになりました。データで示された効果的なアプローチを紹介します。

日常診療アップグレード

73歳男性が3日前に足底に潰瘍ができていることに気付いて受診。潰瘍は10日前には存在しておらず、現在は浅層性で直径1cmです。熱感や発赤、浸出液、腫脹、圧痛がない場合、どのように対応すべきでしょうか。

外来で役立つ！認知症Topics

高齢になると、その感情の根本に「他者に認められたい」という寂しさが生じます。しかし、その寂しさが怒りを生み、怒りがさらに孤立を深めてしまいます。老いの心に潜む「寂しさと怒りの悪循環」を考察します。

腕試し！内科専門医バーチャル模試

CareNeTVの人気番組「内科専門医試験 バーチャル模試」から、毎週1問クイズ形式で紹介。受験予定者も現役医師も楽しみながら知識の確認とスキルアップができる、実力試しコンテンツです。

バイオの火曜日

スタンフォード大学の研究者らが開発したいわば脳の超音波洗浄法が脳出血マウスで効果を示し、近々臨床試験が始まる運びとなっています。まずはアルツハイマー病患者を募って試験を実施する予定です。