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質の低い睡眠と食生活が肥満や心臓病を増やす

提供元:HealthDay News

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公開日:2020/04/10

 

 睡眠不足が不健康な食生活の引き金となり、この二つが女性の肥満や心疾患のリスクを高める可能性を示唆する報告が、「Journal of the American Heart Association」2月17日オンライン版に掲載された。

 米コロンビア大学のBrooke Aggarwal氏らは、20~76歳の女性495人を対象に、睡眠習慣と食習慣との関連を検討した。主な背景は、平均年齢37±16歳、BMI25.9±5.7、睡眠時間6.76±1.24時間で、全体の39%は睡眠の質が悪いと判定された。摂取エネルギー量は平均1,433±862kcalだった。

 検討の結果、過去の研究と同様に、睡眠の質が悪い(ピッツバーグ睡眠指数が高い)人ほど、肥満や2型糖尿病リスクにつながる糖の摂取量が多く、また食事全体の量も多く、その割に不飽和脂肪酸の摂取量は少ないことが明らかになった。また、寝つくのに60分以上かかる人は15分以内に眠れる人に比べ、食事摂取量と摂取エネルギー量が多く、全粒穀物の摂取量は少なかった。さらに、不眠症症状の重症度が強いほど摂取エネルギー量が多く、不飽和脂肪酸の摂取量は少ないという関連が見られた。

 これらの結果についてAggarwal氏は、「睡眠の質が悪い女性は食べ過ぎていて、より不健康な食品を食べる傾向がある」と考察している。同氏によると女性は、若いうちは子どもや家族の世話のため、その後の人生では閉経期のホルモン分泌の変動のために、睡眠障害になりやすいという。

 睡眠障害が食べ過ぎにつながるメカニズムについて、本論文の筆頭著者である同大学のFaris Zuraikat氏は「睡眠の質が悪いと、空腹シグナルが刺激されたり、満腹シグナルが抑制されたりして、食物の過剰摂取につながる」と述べている。また、「満腹感は食事の重さと容積(かさ)に大きく影響される。不眠症の女性は、満腹感を得ようとしてより多くの食事を取ろうとするが、そのような不健康な食生活が睡眠の質にマイナスの影響を与える可能性がある。さらに、過食により胃腸の不快感が引き起こされて、その後、眠りにつくのに時間がかかったり、深い眠りが妨げられるかもしれない」という。

 Aggarwal氏は、「不健康な食生活と過食は肥満につながる。肥満が心疾患のリスク因子であることは間違いない。今後の研究の方向性は、睡眠の質を向上させる治療介入が、女性の心臓や代謝関連の健康増進につながるか否かを検証することだろう」と述べている。

[2020年2月25日/HealthDayNews]Copyright (c) 2020 HealthDay. All rights reserved.利用規定はこちら