第336回 出産時の子宮筋収縮開始の嚆矢が判明したらしい 最終更新:2026/09/15 出産の際の子宮筋収縮がなぜ始まるのかは長年の謎でした。今回、マクロファージがストローのような細管を作って届けるミトコンドリアが、子宮筋収縮を開始させるいわば使者の役割を担うことが報告されました。
第335回 リポタンパク質(a)抑制薬が注目のPh3試験で心血管転帰抑制ならず 最終更新:2026/09/08 注目の新しい機序の心血管薬pelacarsenの第III相試験結果が報告されました。Lp(a)濃度は下がったものの主要評価項目は達成せず、専門医に衝撃を与えているようです。
第334回 メトホルミン使用と認知症リスク低下が無作為化試験の長期追跡で関連 最終更新:2026/09/01 これまでの報告では、メトホルミンの認知機能への影響は一貫していません。今回、無作為化試験を22~24年追跡した結果、メトホルミンの使用で認知症発生のオッズが約6割低下したことが新たに報告されました。
第333回 藍色光で近視予防? 最終更新:2026/08/25 今や世界の28億人ほどが近視を患い、2050年には48億人ほどに増えると予想されています。室内光には乏しくて、日光には豊富な波長の藍色光による近視予防の可能性が示されました。
第332回 チルゼパチドは食べるのを減らすのみならずカロリーを燃やす褐色脂肪を活性化する 最終更新:2026/08/18 GLP-1受容体とGIP受容体の作動薬であるチルゼパチドが、食事量を減らしてカロリー摂取を抑制するのみならず、熱を生んでカロリーを消費する褐色脂肪組織を活性化することがプラセボ対照の無作為化試験で示されました。
第331回 ポストバイオティックがGLP-1を増やして体重を減らす 最終更新:2026/08/11 二重盲検のプラセボ対照無作為化試験で、不活化細菌サプリメントが肥満/過体重成人の体重を有意に減らしました。GLP-1薬に比べて副作用がより少なく、体重減少・維持を担うようになるかもしれません。
第330回 視力を回復する網膜移植製品を欧州が承認 最終更新:2026/08/04 眼に移植するシリコンチップと特殊な眼鏡の組み合わせで視力を回復させるScience Corporationの製品が欧州で承認され、ドイツで間もなく市販品の初めての移植が実現する見込みです。
第329回 マイクロプラスチックの吸収をサプリメントで予防 最終更新:2026/07/28 マイクロ/ナノプラスチックの蓄積が、ヒトの血液、腸、尿、脳などのさまざまな部位で確認されています。今回、体内のプラスチックを取り除く不活化細菌の効果が試験で裏付けられました。
第328回 「ゾンビ」好中球を排除する薬で若返り 最終更新:2026/07/21 毒をまき散らしたり有害な不穏分子を生み出したりする老化細胞を排除する生体の能力は、歳を経るにつれて衰えていきます。好中球の除去を促す薬で老化現象を食い止められるかもしれません。
第327回 卵巣を柔らかくする薬で生殖年齢を延長 最終更新:2026/07/14 薬によって卵巣を柔らかくすることで、女性が高齢になっても子を授かりやすくなる可能性が示唆されました。生殖能力の向上のみならず、女性の健康全般の底上げにも役立つかもしれません。