第309回 臨床医が扱い慣れたGLP-1薬なら依存症治療の敷居を低くできそう 最終更新:2026/03/10 セマグルチドやチルゼパチドなどのGLP-1薬の使用が、アルコールやその他の薬物依存症の発生を抑制する可能性が大規模観察試験で報告されました。すでに薬物依存症の人でも救急科受診や入院などを抑制しました。
第308回 アフリカ睡眠病の画期的な新薬をサノフィが無償で提供する 最終更新:2026/03/03 俗に睡眠病として知られるアフリカトリパノソーマ症を根絶できるかもしれない画期的な経口薬の承認を、欧州医薬品庁の医薬品委員会が了承しました。単回投与で、重度の患者に対しても効果が期待されています。
第307回 小児科医由来の抗体が強力にRSウイルスを阻止 最終更新:2026/02/24 呼吸器ウイルスに接する機会が多い小児科医の血液由来の抗体が、承認済みの抗体より25倍も強力にRSウイルスを阻止し、しかもより多種のウイルス株に有用である可能性が報告されました。
第306回 脳のこれまでに見ない密なリンパ管様構造を発見 最終更新:2026/02/17 脳全域に張り巡らされたリンパ管様の細管が発見されました。以前は脳にはリンパが通っていないと考えられていました。神経変性疾患、脳卒中や外傷性脳損傷、果ては脳機能の理解を根底から覆すかもしれません。
第305回 パーキンソン病の多様な症状に携わるらしい脳回路狙いの治療が有効 最終更新:2026/02/10 運動の計画を実行へと移すことに携わる身体認知行動ネットワーク(SCAN)と呼ばれる脳の神経回路を標的とする経頭蓋磁気刺激療法が、パーキンソン病患者の症状を大幅に改善したことが報告されました。
第304回 両肺摘出男性の命を人工肺装置が丸2日間つなぎ留め、両肺移植を可能にした 最終更新:2026/02/03 米国の外科医が開発した人工肺装置が、インフルエンザをきっかけに両肺を摘出した男性の両肺移植までの丸2日間の命をつなぎ留めました。移植後2年時点でも良好な心肺機能を保っています。
第303回 がん細胞が作るアルツハイマー病予防タンパク質を発見 最終更新:2026/01/27 がんとアルツハイマー病の併発がまれなことは長く知られています。今回、がん細胞が放つタンパク質のシスタチンCがアルツハイマー病を阻止する効果を担うことが突き止められました。
第302回 腸が酒造りしてしまう疾患に糞中微生物移植が有効 最終更新:2026/01/20 飲酒していないのに酔ってしまう困った疾患の男性が、健康なヒトからの微生物の移植により無症状で過ごせるようになりました。発症のきっかけや糞中微生物移植に至った経緯とは?
第301回 アルブミンの抗カビ作用を発見 最終更新:2026/01/13 ケカビの類いの真菌が引き起こすムコール症は、場合によっては死に至ることもある重篤な感染症です。今回、血中のありふれたタンパク質であるアルブミンの抗真菌作用が明らかになりました。その機序とは?
第300回 新調したての精子で体外受精が成功しやすくなる 最終更新:2026/01/06 体外受精では、精子を採取する2~7日前に前もって射精しておくことがたいてい男性に指示されます。しかし、射精してから間もない新調したての精子を使った体外受精がどうやら妊娠の成功を増やすようです。