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腰痛持ち女性、望ましい性交体位は?

 腰痛を有する女性では、性交渉時の動きや体位による腰痛の悪化が大きな問題である。カナダ・ウォータールー大学のNatalie Sidorkewicz氏らは、性交渉時の腰椎の動きを生体力学的に評価する初の試験を行った。結果、屈曲で腰痛を生じる女性には、正常位より後背位が推奨されることを報告した。著者は、「今回の検討で、性交渉時の動きや体位で生じる痛みに応じた代替の体位や動きあるいは腰椎サポートなどの具体的な提言ができるだろう」とまとめている。European Spine Journal誌オンライン版2014年10月24日号の掲載報告。 研究グループは、健康な男女のカップル10組を、正常位、後背位、側位の3つからなる5つのバリエーションにランダム化し、性交渉時の脊椎の運動学的プロファイルについてモーションキャプチャーシステムを用い分析した。 主な結果は以下のとおり。・女性の腰椎の動きは体位によって変化した。・後背位の2つのバリエーション(肘付きp=0.017、手をつくp=0.042)は、いずれも正常位の1つのバリエーション(撓曲が最小)より、脊椎の運動範囲が有意に大きかった。・正常位を除き、ほとんどの動きは伸展運動の範囲内であった。・所見は、動作や姿勢によって悪化する腰痛持ちの患者と最も関連していた。・各体位の脊椎運動プロファイルに基づき、屈曲で腰痛を生じる女性に推奨される体位は、手をつく後背位、肘付き後背位、撓曲最小正常位、側位、撓曲最大正常位の順であった。・これらの推奨は、伸展運動が不耐性の患者では禁忌である。

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女性は男性より有害な心血管代謝プロファイルを示す―日本の糖尿病患者

 日本人の糖尿病患者は、男性よりも女性のほうが有害な心血管代謝プロファイルを示すことが、兵庫医科大学の若林 一郎氏による研究で明らかになった。日本の糖尿病女性は、男性よりも腹部肥満、高脈圧、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症、メタボリックシンドロームの有病率が高いという。Journal of women's health誌オンライン版2014年11月14日号の報告。 糖尿病患者の心血管疾患リスクの性差に関する研究は、主に欧米で行われており、日本人を含むアジア人を対象とした報告は限られている。 そのため、本研究では、日本の地域住民の健康診断データベースから糖尿病患者1,707例を抽出して横断研究を行い、心血管代謝リスク因子を男女で比較した。男性1,138例、女性569例で男女比を2:1とし、年齢を一致させて検討を行った(男女とも53.8±7.4歳)。 主な結果は以下のとおり。・女性のウエスト・身長比は男性と比較し、有意に高かった。・BMIは男女で有意な差を認めなかった。・女性の拡張期血圧は、男性と比較し、有意に低かった。・女性の脈圧は、男性と比較し、有意に高かった。・収縮期血圧は、男女で有意な差を認めなかった。・女性のLDLコレステロールは、男性と比較し、有意に高かった。・女性のトリグリセリド(対数変換)は、男性と比較し、有意に低かった。・女性の脂肪蓄積量(対数変換)は、男性と比較し、有意に高かった。・女性の腹部肥満のオッズ比は2.00 であった(vs 男性、95%CI: 1.48~2.69)。・女性の高脈圧のオッズ比は1.48であった(vs 男性、95%CI: 1.15~1.91)。・女性の高LDLコレステロール血症のオッズ比は、1.48であった(vs 男性、95%CI: 1.13~1.92)。・女性の低HDLコレステロール血症のオッズ比は、1.77であった(vs 男性、95% CI: 1.32~2.37)。・女性のメタボリックシンドローム(IDF基準)のオッズ比は、1.68であった(vs 男性、95%CI: 1.28~2.21)。

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アトピー性感作 周囲の環境が影響

森林や農地など、自然の近くに家があるほど、小児のアトピー性感作が少ないことが、フィンランド・ヘルシンキ大学 のLasse Ruokolainen氏らにより報告された。Allergy誌オンライン版2014年11月11日掲載報告。西洋的なライフスタイルはアレルギーや喘息、その他の慢性炎症性疾患の高い有病率と関連することが知られている。Ruokolainen氏らはこのことを明らかにするため、自然環境とアトピー性感作が関連しているとの仮説を立て、これを検証した。仮説環境微生物叢を含む生物多様性との接触が少ない小児では、ヒト共生微生物叢の構成や免疫寛容に悪影響が生じる。方法●解析には、フィンランドとエストニアの4つのコホート試験を用いた。●6ヵ月~20歳の小児・青年の合計1044人のデータを用いた。●アトピー性感作の有無は、吸入アレルゲンの特異的IgE抗体測定で評価した。●自宅周辺の自然環境はCORINE2006分類(土地被覆データ)により、(1)森林、(2)農地、(3)市街地、(4)湿地、(5)水辺の近く、の5つに分類された。結果●森林または農地から2~5km以内に自宅があることと、アトピー性感作との間に、有意な逆相関の関連が認められた。●この関連は6歳以上の小児でみられた。●土地被覆データにより、健康人の皮膚のプロテオバクテリアの相対存在量には20%ものばらつきがみられることが示された。●上記より、自然環境が共生微生物叢に強い影響を与えるという仮説が支持された。考察●自宅周辺に森林や農地など緑の多い環境があることは、小児アトピー感作リスクと逆相関の関連がある。よって、小児のうちに自然の多い環境にいることは、とくに重要と考えられる。●環境による影響は、免疫寛容に影響を及ぼす共生微生物叢の環境微生物叢によってもたらされる可能性がある。

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RA系阻害薬服用高齢者、ST合剤併用で突然死リスク1.38倍/BMJ

 ACE阻害薬またはARBのRA系阻害薬服用中の高齢患者では、経口ST合剤(トリメトプリム+スルファメトキサゾール)は突然死のリスクを増大することが、カナダ・トロント大学のMichael Fralick氏らによる住民ベースのコホート内症例対照研究の結果、明らかにされた。著者らは、同リスクの増大は、ST合剤により誘発された高カリウム血症によるものと推測され、高カリウム血症リスクの重大性を認識していなかったことに起因する可能性を指摘した。所見を踏まえて著者は「ACE阻害薬やARB服用中の患者が抗菌薬投与を必要とする際、担当医師は、トリメトプリムを含有しない抗菌薬を選択するか、トリメトプリムベースの治療を続けるにしても用量や投与期間を制限するとともに血清カリウム値のモニタリングを密に行うべきである」と提言している。BMJ誌オンライン版2014年10月30日号掲載の報告より。66歳以上のACE阻害薬、ARB服用者の抗菌薬投与後突然死を調査 ACE阻害薬またはARB服用中のST合剤投与は、アモキシシリンが関連した高カリウム血症による入院リスクが7倍と増大することが知られていた。研究グループは、それらの知見を踏まえて突然死との関連を明らかにする検討を行った。 1994年4月1日~2012年1月1日に、カナダ・オンタリオ州の住民でACE阻害薬またはARB治療を受けている66歳以上の高齢者を対象に行われた。外来で、ST合剤、アモキシシリン(商品名:サワシリンほか)、シプロフロキサシン(同:シプロキサンほか)、ノルフロキサシン(同:バクシダールほか)、ニトロフラントイン(国内未発売)のうちいずれか1つの処方を受けており、その直後に死亡していた人を症例群とし、各症例について、年齢、性別、慢性腎臓病、糖尿病に関する適合を行った(最大4項目)。 主要評価項目は、突然死と各抗菌薬曝露との関連についてのオッズ比(OR)で、アモキシシリンを参照値とし、疾患リスク指数別の突然死予測で補正後に算出し評価した。ST合剤服用後の突然死リスク、最大値は14日時点で1.54倍 対象期間中に、3万9,879例の突然死が報告されており、そのうち、抗菌薬曝露後7日以内の突然死の発生は1,027例であった。 適合対照群3,733例との検討において、アモキシシリンと比べて、補正後ORが最大であったのは、ST合剤で1.38(95%信頼区間[CI]:1.09~1.76)であった。同投与によるリスクは14日時点が最も高く、補正後ORは1.54(同:1.29~1.84)。すなわち、ST合剤を1,000例処方するごとに、14日以内の突然死が3例発生することが示唆された。 次いでシプロフロキサシンの7日以内突然死の補正後ORも1.29(同:1.03~1.62)とリスク増大が示されたが、ノルフロキサシン(OR:0.74)、ニトロフラントイン(OR:0.64)ではリスクの増大は認められなかった。

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エタネルセプト+MTX、漸減療法が有効/NEJM

 最大投与量のエタネルセプト(商品名:エンブレル)+メトトレキサート(MTX)併用治療により寛解が得られた早期関節リウマチ(RA)患者について、同併用療法を減量継続投与したほうが、投与を中断したりMTX単独に切り替えたりするよりも、寛解維持が長期化するなど良好な結果に結び付くことが明らかにされた。ただしX線所見上での疾患進行に有意差はみられなかった。英国・リーズ大学のPaul Emery氏らがヨーロッパとアジア57施設で行った第III相無作為化試験の結果、明らかにされた。NEJM誌2014年11月6日号掲載の報告より。最大量投与寛解後、減量、MTX単独、投与中止に割り付け寛解維持を評価 試験は2009年10月20日~2012年12月17日にわたって行われた。被験者は、疾患活動性が中等度~重度(DAS 28スコアが3.2超)で、発症から12ヵ月以内、MTXや生物学的製剤未治療の成人RA患者であった。 被験者はまず非盲検下で、エタネルセプト50mg+MTX療法を52週間受けた(非盲検期)。その後、39週時点および52週時点での適格反応(DAS 28スコアが39週時点で3.2以下、52週時点で2.6未満など)に基づき、エタネルセプト25mg+MTXの併用群と、MTX単独群、プラセボ(投与中止)群の3群に無作為に割り付けられて、39週間の治療を受けた(二重盲検期)。3群の患者は、同39週時点で評価を受け、適格反応(DAS 28スコアが3.2以下)を示した患者は治療を中止し、65週時点まで追跡を受けた(治療中止期)。 主要エンドポイントは、二重盲検期に寛解が維持されていた患者の割合であった。治療中止後も併用群は44%が寛解を維持、MTX単独群は29%、投与中止群は23% 試験に登録されたのは306例で、二重盲検期に無作為化を受けたのは193例であった(併用群63例、MTX単独群65例、プラセボ群65例)。その後、治療中止期への組み込み資格を得て65週時点まで追跡を受けたのは131例(53例、46例、32例)であった。 65週時点において、寛解維持が認められたのは、併用群28例(44%)、MTX単独群19例(29%)、プラセボ群15例(23%)であった(併用療法vs. MTX単独のp=0.10、併用療法vs. プラセボのp=0.02、MTX単独 vs. プラセボのp=0.55)。 X線上の疾患進行について3群間で有意差はみられなかった。 重大有害事象の報告は、併用群3例(5%)、MTX単独群2例(3%)、プラセボ群2例(3%)だった。

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かゆみは腫瘍マーカーとなりうるのか?

 そう痒(かゆみ)は、オカルトがん(occult cancer)のマーカーとなりうることを、デンマーク・オーフス大学病院のJohannesdottir S.A.氏らがデンマークの全国コホート研究の結果、報告した。がん患者は、かゆみを訴える頻度が高いが、かゆみが診断のついていないがんのマーカーとなるかについて大規模研究による検討はされていなかった。British Journal of Dermatology誌2014年10月号(オンライン版2014年9月28日号)の掲載報告。 研究グループは、かゆみの診断(入院、外来、救急患者)とその後のがん診断との関連を調べることを目的に、デンマーク全国コホート研究を行った。1978~2011年にかゆみを診断された全患者(1万2,813例)を医療記録から特定し、初回がん診断、移住、死亡または2011年12月31日まで追跡した。 がん標準化罹患率比(SIR)を計算し、全国がん発生率に基づき予想されるがん発生数を観察した。また、死亡に匹敵するリスクとして、がんの1年絶対リスクを算出した。 主な結果は以下のとおり。・がんの全SIRは、1.13(95%信頼区間[CI]:1.07~1.20)であった。男性は1.22(同:1.13~1.33)、女性は1.05(同:0.97~1.14)であった。・SIRは、皮膚病歴がある患者では1.20(95%CI:1.08~1.33)、ない患者では1.10(同:1.02~1.18)であった。・全体的に、最も高いSIRは追跡調査の最初の3ヵ月間に観察された。そして、その後は急速に低下した。・がん診断の1年絶対リスクは1.63%であった。・かゆみを有した患者155例を検査するごとに1例のがんが検出されると試算された。・以上から、かゆみはオカルトがんのマーカーとなりうることが示唆された。さらなる研究により、かゆみを有した患者へのがんスクリーニングがもたらす予後の有益性について評価を行う必要がある。

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レビー小体病を画像診断で層別解析

 パーキンソン病(PD)、認知症を伴うパーキンソン病(PDD)、レビー小体型認知症(DLB)は、レビー小体病(LBD)と総称される。神経症状を欠く一次性レビー小体病(pure psychiatric presentation:PPP)は、明らかなパーキンソン症候がなく、長年にわたり認知障害が続くという精神症状において、第四のサブタイプといえるかもしれない。石川県・粟津神経サナトリウムの小林 克治氏らは、60例のmeta-iodobenzylguanidine(MIBG)心筋シンチグラフィー検査の解析を行い、層別解析結果を報告した。International Journal of Geriatric Psychiatry誌オンライン版2014年10月22日号の掲載報告。 本研究では、心筋MIBG検査で低集積がみられる被験者が、PPPを有するかを検討することが目的であった。心筋MIBGを受けた60例(女性28例、男性32例)を、精神医学的な画像診断に基づき、うつ病群(D群、27例)、単独幻視群(V群16例)、精神病群(P群17例)の3群に層別化した。56例については、脳SPECT検査も行われ、37例で血流低下が認められ、19例で異常所見はみられなかった。それらに基づき最終的な診断(PD、PDD、DLB、PPP)を、DSM-IV、統合パーキンソン病評価尺度(UPDRS)、Mini-mental state examination(MMSE)を用いて行った。 主な結果は以下のとおり。・D群(うつ病)患者のうち、40%はパーキンソン症候を伴わないうつ病と診断された。しかし、約50%は典型的なパーキンソン症候が認められた。・P群(精神病)患者の大半は、PDDまたはDLBの病像を呈した。・統計的分析により、「V-DLB後頭葉血流低下群」「SPECT異常なしD-PD群」「側頭葉血流低下P-PDD群」「SPECT異常なしD-PPP群」の4つの組み合わせが示された。・PPPは大うつ病性障害を特徴とし、LBD予備群、PDのうつの前駆症状の可能性がある。PDDを特徴付けるにあたり、精神病と認知症は質的に同等であった。関連医療ニュース レビー小体型認知症、パーキンソン診断に有用な方法は 認知症、アルツハイマー型とレビー小体型の見分け方:金沢大学 たった2つの質問で認知症ルールアウトが可能

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未来を担う医療系学生(31)

二階堂 紗恵さん麻布大学獣医学部 獣医学科 4年希望進路:獣医科牛が大好きです。コメントとにかく牛が好きなんです!かわいがり過ぎると、食べられなくなるんじゃないかと思われるかもしれないのですが、食肉として牛肉も大好き。食肉になるということは、畜産家にも、獣医にも、消費者にも一番良い形で牛を育てられた証。だから牛の健康管理は本当に真剣です。1年から当番で乳牛の世話をしていますが、話しかけると何となく意思の疎通ができているようで嬉しいですね。撮影:江上嘉郁

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未来を担う医療系学生(32)

山本 理香子さん島根大学医学部 医学科 4年希望進路:整形外科笑顔を絶やさず患者さんに信頼されるような医師になりたいです。コメント中学時代バスケに夢中だったのですが、膝を傷めて2回手術しました。もちろん試合なども出られなくて、筋肉をつけるためのリハビリに多くの時間を費やしました。いまはすっかり治って、大学ではバドミントン部のキャプテンをしています。中学とか高校で、スポーツに励んでいる人たちが、限られた大事な3年間を思う存分、練習や試合に打ち込めるようにサポートしてあげられるような医師になりたいです。撮影:田里弐裸衣

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未来を担う医療系学生(33)

岡本 美波さん横浜市立大学医学部 看護学科 2年希望進路:産婦人科患者さんの心に寄りそえる看護師になりたいです。コメント幼いころから祖母が入退院を繰り返していたので、お世話になった看護師さんに憧れていたのがきっかけで看護師を目指すようになりました。将来は、産婦人科で活躍したいなと思っています。あと、ワークライフバランスは将来の目標でもあり、大切なことだと思います。夢は、家事も仕事もこなせるかわいい奥さんになることです!撮影:田里弐裸衣

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未来を担う医療系学生(34)

宮本 紗代さん慶應義塾大学看護医療学部 3年希望進路:産科Thank you!コメント10歳年下の妹が生まれる時、帝王切開に臨むお母さんがすごくかっこよくて、自分もお母さんを支えるために何かしたいって思いました。そのための仕事が看護師なんだって気付いたのは中学のときですね。看護師になるからには、進路はもちろん産婦人科。尊敬する助産師さんは山本詩子先生と川島みどり先生。私も素敵な先輩たちの背中を見ながら沢山のことを吸収して、女性の助けになれる看護師になっていきたいです!撮影:田里弐裸衣

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未来を担う医療系学生(35)

岩切 由季さん鹿児島大学医学部 医学科 4年希望進路:外科ありがとうございます!コメント鹿児島からこのイベントのために東京に遊びに来ました。医師だけでなく様々な職種の学生同士で話ができる機会は本当に貴重だなって思います。将来進むのは外科って 決めています。初めから興味があったわけではないんですが、心臓の模擬手術をしてみたとき、とてもやりがいを感じたんです。正確さや手早さが求められるところが自分には合っているのかな・・・なんて思っています。撮影:田里弐裸衣

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