アテゾリズマブ、NSCLCへの1次治療に国内承認

提供元:ケアネット

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公開日:2018/12/28

 

 中外製薬株式会社は、抗PD-L1抗体アテゾリズマブ(商品名:テセントリク)に関し、2018年12月21日、「化学療法未治療の扁平上皮癌を除く切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」に対する用法・用量の追加について厚生労働省より承認を取得した。

 今回の承認は、国際共同第III相臨床試験(IMpower150試験)の成績に基づいている。IMpower150試験では、アテゾリズマブとベバシズマブおよび化学療法の併用により、ベバシズマブおよび化学療法の併用と比較し、統計学的に生存期間の有意な延長が認められた。アテゾリズマブの併用療法の安全性プロファイルは、これまで各薬剤で認められている安全性プロファイルと一致しており、本併用療法で新たな安全性のシグナルは確認されなかった。

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(ケアネット 細田 雅之)