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がん患者の喫煙継続で増える治療失敗とコストはどの程度?

 喫煙は、がんの大きなリスク因子といわれているが、がん患者の喫煙継続およびがん1次治療の失敗増は、がん2次治療コストの有意な増大と関連していることが、米国・サウスカロライナ医科大学のGraham W. Warren氏らによる検討の結果、示された。著者は「さ…

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プロカルシトニン値による抗菌薬投与短縮と肺炎再発

 肺炎における抗菌薬投与について、プロカルシトニン(PCT)値に基づいた管理により、死亡率を増加させることなく投与期間を短縮したという研究がいくつか報告されている。今回、福岡大学筑紫病院の赤木 隆紀氏らの研究により、PCTガイドによる抗菌薬中止に…

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日本人統合失調症患者に対するブロナンセリンとハロペリドールの二重盲検ランダム化比較試験

 以前、CNS薬理研究所の村崎 光邦氏が、統合失調症患者に対するブロナンセリンの有効性および安全性について、ハロペリドールとの比較を行った日本の多施設共同ランダム化二重盲検試験を日本語で発表した。米国・マイアミ大学のPhilip D. Harvey氏らは、以…

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日本人高齢者の腰痛有訴率に社会経済的格差

 日本人の高齢者における腰痛の有訴率には、社会経済的な格差がみられる可能性があることが、東北大学大学院国際歯科保健学の杉山賢明氏らの研究で分かった。具体的には、教育レベルが低く、所得が低いほど腰痛の有訴率が高いことが示された。同氏らは、医…

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多因子の管理目標達成により冠動脈疾患リスクが減少

 血糖、血圧、脂質、喫煙習慣の管理目標を達成することで、糖尿病の有無にかかわらず、冠動脈疾患(CAD)の発症リスクが低下する可能性があることが、新潟大学血液・内分泌・代謝内科学特任准教授の藤原和哉氏らの研究で明らかになった。4つのリスク因子の…

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認知症患者におけるカフェインと精神症状~システマティックレビュー

 カフェイン摂取は、健康成人の行動や睡眠に影響を及ぼすことが知られている。行動症状や睡眠障害に対しカフェイン摂取が影響している可能性のある認知症患者は、多く見受けられる。オランダ・ライデン大学のM. A. Kromhout氏らは、認知症患者におけるカフ…

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乳児の就寝中の窒息死を防ぐ方法は?

 乳児の死亡事故は痛ましいものだが、安全対策をしっかり行えば防止できる事例も多い。疫学者で米DB Consulting Group社のAlexa Erck Lambert氏らによる研究で、乳児の就寝中の窒息死の多くは、「仰向けでなくうつ伏せや横向きに寝かせている」「大人用のベ…

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「朝食抜き」は心臓の健康に有害?/JACC

 朝食を取る習慣が全くない人は、毎日取る人と比べて心血管疾患による死亡リスクが高い可能性があることが、米アイオワ大学のWei Bao氏らの研究で明らかになった。6,000人を超える健康な米国成人を約20年間追跡して分析したこの研究では、朝食を全く取らな…

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術後の人工関節感染症で再手術を要する患者の特徴は?

 人工膝関節置換術後に、膝関節に細菌が侵入して重症感染症を来した患者のうち、再手術を必要とするリスクが高い患者の特徴を特定したと、英ブリストル大学医学部のMichael Whitehouse氏が「The Lancet Infectious Diseases」4月17日オンライン版に発表した…

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新生児アトピー予防戦略、ビタミンD補給よりも紫外線曝露

 ビタミンDとアトピー性疾患の関連はさまざまに取り上げられている。オーストラリア・西オーストラリア大学のKristina Rueter氏らは、新生児におけるビタミンD補給による湿疹および免疫能への効果を明らかにするため、二重盲検無作為化プラセボ対照試験を実…

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治療抵抗性統合失調症に対するECTの治療反応速度と臨床的有効性

 治療抵抗性統合失調症患者に対する電気けいれん療法(ECT)は、有効であることが示唆されているが、治療反応率、認知機能およびQOLのアウトカムに関するエビデンスは限られている。シンガポール・Institute of Mental HealthのChristopher Yi Wen Chan氏ら…

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IV期NSCLCにおける放射線治療と免疫CP阻害薬の相乗効果

 切除不能な局所進行非小細胞肺がん(NSCLC)に対する化学放射線同時療法の維持治療にデュルバルマブが適応になるなど、放射線治療と免疫チェックポイント阻害薬との組み合わせは相乗効果をもたらすとされる。しかし、IV期NSCLCにおける放射線治療の意義を…

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軽い運動でも認知症の予防につながる?

 軽い運動を習慣的に行うと、アルツハイマー病や認知症の発症を予防できる可能性があることが、米ボストン大学医学部のNicole Spartano氏らの研究で明らかになった。身体活動ガイドラインで推奨される週150分の強めの運動を行わなくても、軽い運動を1時間行…

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遺伝子リスクスコアで肥満リスクを予測できる?

 新たに開発した遺伝的リスクスコアにより、将来、肥満になるリスクを判定できる可能性があることが、米ブロード研究所および米マサチューセッツ総合病院のAmit Khera氏らによる研究で明らかになった。同氏らは、体重に関わる200万個を超える遺伝子変異の情…

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「ヨガは心臓の健康に良い」を科学的に証明、AHA

 心血管の健康を保つには、日頃の運動が欠かせない。これまで長きにわたり、運動の中でも有酸素運動は心血管の健康状態の改善や気分の向上、活力の増進などに利点があるとされてきた。一方、米国心臓協会(AHA)は、一部の研究では心身に働きかける「ヨガ」…

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7年ぶりに腰痛診療ガイドラインが改訂、そのポイントは?

 2019年5月13日、日本整形外科学会と日本腰痛学会の監修による『腰痛診療ガイドライン2019』が発刊された。本ガイドラインは改訂第2版で、初版から実に7年ぶりの改訂となる。  初版のガイドライン作成から現在に至るまでに、腰痛診療は大きく変遷し、多様…

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統合失調症患者の同意能力と認知機能との関係

 同意の意思決定能力は、倫理的および法的な新しい概念であり、重要な医学的決定や臨床研究への参加に直面している患者において、自己決定と密接に関連するものである。国立精神・神経医療研究センターの菅原 典夫氏らは、統合失調症患者における同意の意思…

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孤立性の三尖弁閉鎖不全への開心術、長期予後改善せず?【Dr.河田pick up】

 中等度から重症の三尖弁閉鎖不全症の患者は米国では160万人以上おり、その予後は一般的に不良である。現在のACC/AHAガイドラインでも三尖弁閉鎖不全症に対する開心術は、重症で、症状があり、弁周囲の拡大と右心不全がある患者に推奨されているが、エビデ…

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加齢による記憶力低下に「脳への磁気刺激」が有用か

 車の鍵を置いた場所や朝食に食べた物を思い出せない―。年を取るにつれて、そんな物忘れが増えた人も、脳に磁気刺激を与えれば記憶力は回復するかもしれないことが、米ノースウェスタン大学ファインバーグ医学部神経学のJoel Voss氏らによる小規模研究で示…

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「添加糖分」表示で心疾患や糖尿病が大幅減の可能性

 米食品医薬品局(FDA)は2016年、包装された全ての食品や飲料の栄養成分表示に「添加糖分(added sugar)」を加えることを義務づける改正案を発表した。その効果を米タフツ大学栄養科学政策学部のRenata Micha氏らが試算したところ、この改正により、2018…

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