末梢静脈カテーテル(PIVC)留置は世界中で毎年20億回も行われている(解説:中澤 達 氏)-911

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2018/09/13

本記事のコメンテーター

中澤 達( なかざわ たつ ) 氏

社会福祉法人 聖母会 聖母病院 院長

J-CLEAR評議員

この論文を読んで、早朝7時の病棟を思い出した。同じ経験をされている方々も多いと思うが、朝食前の採血と末梢ライン留置は研修医の仕事だった。容易に静脈が確認できる患者さんでは失敗はしなかったが、静脈が表面から見えないときは緊張した。先方もこちらが医師1年生であることは認識しているのだから、失敗してsecond tryともなると、気まずい雰囲気にならないようなコミュニケーションが必須だった。手技を習得するというよ…

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本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。