1.
日本のCOPD患者、残存する症状への治療強化の少なさが課題?/AZ
2024/04/16 医療一般 日本発エビデンス
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/58409
一般名 | ベンラリズマブ(遺伝子組換え)キット |
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YJコード | 2290402G1020 |
剤型・規格 | キット類・30mg1mL1筒 |
薬価 | 319342.00円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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オマリズマブ、複数の食物アレルギーに有効/NEJM
2024/03/14 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/58218
3.
咳が1年以上続く…、疑うべき疾患は?【乗り切れ!アレルギー症状の初診対応】第19回
2024/03/04 乗り切れ!アレルギー症状の初診対応
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https://www.carenet.com/series/immu/cg004116_019.html
4.
花粉症重症化を防いで経済損失をなくす/日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
2024/01/29 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/57919
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止まらない咳、でもどの検査にも異常がない!?【乗り切れ!アレルギー症状の初診対応】第16回
2024/01/25 乗り切れ!アレルギー症状の初診対応
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https://www.carenet.com/series/immu/cg004116_016.html
気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る)。(効能又は効果に関連する注意)5.1.高用量の吸入ステロイド薬とその他の長期管理薬を併用しても、全身性ステロイド薬の投与等が必要な喘息増悪をきたす患者に本剤を追加して投与すること。5.2.投与前の血中好酸球数が多いほど本剤の気管支喘息増悪発現に対する抑制効果が大きい傾向が認められており、また、データは限られているが、投与前の血中好酸球数が少ない患者では、十分な気管支喘息増悪抑制効果が得られない可能性があるので、本剤の作用機序及び臨床試験で認められた投与前の血中好酸球数と有効性の関係を十分に理解し、患者の血中好酸球数を考慮した上で、適応患者の選択を行うこと〔17.1.1参照〕。5.3.本剤は既に起きている気管支喘息の発作や症状を速やかに軽減する薬剤ではないため、急性の発作に対しては使用しないこと。
通常、成人にはベンラリズマブ(遺伝子組換え)として1回30mgを、初回、4週後、8週後に皮下に注射し、以降、8週間隔で皮下に注射する。
(禁忌)2.1.本剤及び本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)8.1.本剤の投与は、気管支喘息の治療に精通している医師のもとで行うこと。8.2.本剤の投与開始後に喘息症状がコントロール不良であったり、悪化した場合には、医師の診療を受けるように患者に指導すること。8.3.本剤の投与開始後にステロイド薬を急に中止しないこと(ステロイド薬の減量が必要な場合には、医師の管理下で徐々に行うこと)。8.4.本剤はヒトインターロイキン-5(IL-5)受容体αサブユニットと結合することにより、好酸球数を減少させるが、好酸球は一部の寄生虫(蠕虫)感染に対する免疫応答に関与している可能性があるので、患者が本剤投与中に寄生虫感染し、抗寄生虫薬による治療が無効な場合には、本剤投与の一時中止を考慮すること〔9.1.1参照〕。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.寄生虫に感染している患者:本剤の投与開始前に寄生虫感染を治療すること〔8.4参照〕。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与すること(本剤はモノクローナル抗体であり、動物実験(カニクイザル)において本剤は胎盤を通過することが報告されており、妊娠中のカニクイザルにおける曝露量が臨床投与量における曝露量の99.0倍であったときに、出生仔末梢血好酸球減少が認められたが、出生後180日までに回復した)。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(本剤の乳汁中への移行は不明である)。(小児等)小児等は臨床試験では除外されている。(高齢者)一般的に生理機能が低下している。(適用上の注意)14.1.薬剤投与前の注意14.1.1.投与30分前に冷蔵庫から取り出し、本剤を外箱に入れたままの状態で室温に戻しておくことが望ましい。室温に戻した後14日間は室温保存が可能である(14日以内に使用しなかった場合は廃棄すること)。14.2.薬剤投与時の注意14.2.1.皮膚に圧痛・挫傷・紅斑・硬化がある部位には使用しないこと。14.2.2.投与部位は、上腕部、大腿部又は腹部とすること。同一箇所へ繰り返し注射することは避け、投与毎に注射部位を変えること。14.2.3.本剤は、1回使用の製剤であり、再使用しないこと。(その他の注意)15.1.臨床使用に基づく情報重症喘息患者を対象とした第3相国際共同臨床試験(SIROCCO試験及びCALIMA試験)において、本剤の承認用法・用量で投与を受けた患者の14.9%(122/820例)に抗ベンラリズマブ抗体が認められ、12.0%(98/820例)に中和抗体が認められた。抗ベンラリズマブ抗体陽性となった一部の患者では、血清中ベンラリズマブ濃度低下及び本剤投与後に減少した血中好酸球数増加が認められた。なお、抗ベンラリズマブ抗体の発現による本剤の有効性及び安全性に対する影響を示唆する成績は得られていない。(取扱い上の注意)20.1.本剤は激しく振とうしないこと。20.2.本剤は凍結を避け、凍結した場合は使用しないこと。20.3.光曝露を避けるため、本剤は外箱に入れて保存すること。(保管上の注意)2~8℃に保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用重篤な過敏症(頻度不明):アナフィラキシー(蕁麻疹、血管浮腫、喉頭浮腫、アナフィラキシー反応等)等の重篤な過敏症があらわれることがある。また、過敏症反応の発現が遅れて認められることがある。11.2.その他の副作用1).精神神経系:(1%以上10%未満)頭痛。2).感染症:(頻度不明)咽頭炎(咽頭炎、細菌性咽頭炎、ウイルス性咽頭炎、及びレンサ球菌性咽頭炎)。3).全身障害:(1%以上10%未満)発熱。4).投与部位:(1%以上10%未満)注射部位反応(疼痛、紅斑、そう痒感、丘疹等)。5).過敏症:(0.1%以上1%未満)過敏症反応(蕁麻疹、丘疹状蕁麻疹、及び発疹)。
18.1作用機序本剤は、ヒトインターロイキン‐5受容体αサブユニット(IL‐5Rα)に特異的かつ高親和性で結合(解離定数:16pM)する、フコース欠損型ヒト化免疫グロブリンGサブクラス1、κ型アイソタイプ(IgG1κ)モノクローナル抗体である。18.2アポトーシス誘導作用本剤は、Fcドメインのフコース欠損により、ナチュラルキラー細胞等のエフェクター細胞上のFcγRIIIaに高い親和性(解離定数:45.5nM)を示すために抗体依存性細胞傷害活性が増強され、IL‐5Rαを発現する好酸球及び好塩基球のアポトーシスを誘導する。18.3血中好酸球の除去作用第III相国際共同試験(SIROCCO試験及びCALIMA試験)で、承認用法・用量で本剤を皮下投与したとき、血中好酸球の低下が認められた。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1第III相国際共同試験(CALIMA試験)中用量又は高用量の吸入ステロイド(ICS)及び長時間作用性β2刺激薬(LABA)で治療してもコントロール不良の成人又は小児(12歳以上、海外のみ)喘息患者1,306例(日本人患者83例を含む)を対象としたランダム化、プラセボ対照、二重盲検、並行群間比較国際共同試験を実施した。中用量又は高用量ICS/LABAの併用下で、本剤30mg又はプラセボを、4週に1回(Q4W)、又は最初の3回は4週に1回、以降8週に1回(Q8W)、56週間皮下投与した。有効性の主要解析対象集団である高用量ICS/LABAを使用しているベースラインの血中好酸球数が300/μL以上の被験者において、主要評価項目である年間喘息増悪率(モデル調整済み)は、本剤Q8W群、プラセボ群でそれぞれ0.66、0.93であり、プラセボ群と比較して本剤Q8W群で有意に低下した(表2)。表2年間喘息増悪率(高用量ICSを使用しているベースラインの血中好酸球数300/μL以上の集団)--------------------------表開始--------------------------CALIMA試験参考:SIROCCO試験注)本剤30mgQ8W群(239例)プラセボ群(248例)本剤30mgQ8W群(267例)プラセボ群(267例)喘息増悪発現件数(回)163270156365総観察期間(人・年)245.4261.2236.1238.2年間喘息増悪率(回/人・年)0.661.030.661.53年間喘息増悪率a)(回/人・年)[95%信頼区間]0.66[0.54、0.82]0.93[0.77、1.12]0.65[0.53、0.80]1.33[1.12、1.58]プラセボ群との比a)[95%信頼区間]p値a)、b)0.72[0.54、0.95]p=0.019-0.49[0.37、0.64]p<0.001-注)CALIMA試験と同様の対象患者及びデザイン(ただし高用量ICS/LABA併用患者を対象、投与期間は48週間)で実施された海外臨床試験a)投与群、地域、治験参加前1年間の喘息増悪回数、継続的な経口ステロイド薬の使用の有無を共変量として含む負の二項回帰モデルb)有意水準は両側4%、検定の多重性はHochbergの方法により調整--------------------------表終了--------------------------有効性の主要解析対象集団のうち、日本人集団における年間喘息増悪率の解析結果を表3に示した。表3日本人集団における年間喘息増悪率(高用量ICSを使用しているベースラインの血中好酸球数300/μL以上の集団)--------------------------表開始--------------------------CALIMA試験本剤30mgQ8W群(15例)プラセボ群(16例)喘息増悪発現件数(回)648総観察期間(人・年)14.616.7年間喘息増悪率(回/人・年)0.412.87年間喘息増悪率a)(回/人・年)[95%信頼区間]0.42[0.15、1.18]2.45[1.23、4.89]プラセボ群との比a)[95%信頼区間]0.17[0.05、0.60]-a)投与群、治験参加前1年間の喘息増悪回数、継続的な経口ステロイド薬の使用の有無を共変量として含む負の二項回帰モデル--------------------------表終了--------------------------また、ベースラインの血中好酸球数別の年間喘息増悪率の部分集団別解析結果は表4のとおりであった。[5.2参照]表4ベースラインの血中好酸球数別の年間喘息増悪率のプラセボ群との比(高用量ICSを使用している集団)--------------------------表開始--------------------------CALIMA試験参考:SIROCCO試験本剤30mgQ8W群本剤30mgQ8W群150/μL未満症例数(本剤/プラセボ)50/4355/79プラセボ群との比a)[95%信頼区間]0.65[0.36、1.17]0.70[0.42、1.18]150/μL以上、300/μL未満症例数(本剤/プラセボ)73/7774/60プラセボ群との比a)[95%信頼区間]0.57[0.35、0.93]0.99[0.60、1.62]300/μL以上、450/μL未満症例数(本剤/プラセボ)85/99116/106プラセボ群との比a)[95%信頼区間]0.89[0.57、1.39]0.57[0.38、0.86]450/μL以上症例数(本剤/プラセボ)151/148147/158プラセボ群との比a)[95%信頼区間]0.61[0.43、0.86]0.42[0.29、0.59]a)投与群、地域、治験参加前1年間の喘息増悪回数、継続的な経口ステロイド薬の使用の有無、ベースラインの血中好酸球数カテゴリ、投与群とベースラインの血中好酸球数カテゴリの交互作用を共変量として含む負の二項回帰モデル--------------------------表終了--------------------------本剤30mgQ8W群における副作用発現頻度は12.6%(54/428例)であり、主な副作用は、頭痛1.4%(6/428例)、次いで発熱1.2%(5/428例)であった。