トリプルセラピーは重症COPD患者の中等度以上の増悪を減らすことができるのか?(解説:山本 寛 氏)-821

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2018/03/07

本記事のコメンテーター

山本 寛( やまもと ひろし ) 氏

東京都健康長寿医療センター 呼吸器内科 部長

J-CLEAR推薦コメンテーター

慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:COPD)、とくに重症のCOPDに対する治療は長時間作用性ムスカリン受容体拮抗薬(long-acting muscarinic antagonist:LAMA)の吸入、長時間作用性β2刺激薬(long-acting β2 agonist:LABA)の吸入を軸に、吸入ステロイド(inhaled corticosteroid:ICS)が上乗せされることが多かった。確かに重症COPDには気管支喘息の合併、いわゆるACO(Asthma and COPD Overlap)が多…

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本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。