C型慢性肝炎に対する経口薬併用療法の時代到来!(解説:中村 郁夫 氏)-367

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2015/06/10

本記事のコメンテーター

中村 郁夫( なかむら いくお ) 氏

東京医科大学 八王子医療センター 消化器内科

J-CLEAR特任評議員

 本論文は、アメリカ・カナダ・フランス・オーストラリアにおいて行われた第III相試験(UNITY-2 study)に関する報告である。対象は、1型(1a/1b)HCVによる代償性C型肝硬変202例(初回治療例 112例、既治療例 90例)である。治療法は、ダクラタスビル(30mg)、アスナプレビル(200mg)、ベクラブビル(75mg)を1日2回の内服とし、半数にリバビリン(1,000~1,200mg/日)を加えた。治療期間は12週間とし、治療終了後24週間の経…

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本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。