高ウイルス量のB型肝炎ウイルス(HBV)を有する母親において母児感染を防ぐためのテノホビル療法(解説:中村 郁夫 氏)-568

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2016/07/18

本記事のコメンテーター

中村 郁夫( なかむら いくお ) 氏

東京医科大学 八王子医療センター 消化器内科

J-CLEAR特任評議員

本論文は、HBe抗原陽性でHBV-DNAが20万IU/mL より高い母親 200例を対象とした治験である。(1)抗ウイルス療法なしで予防処置を含む通常のケアを受けるか、(2)テノホビル(TDF)を1日300mg経口・妊娠30~32週から産後4週まで内服するかに、ランダムに1対1に割り付けた。

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