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2017-01-02 ~ 2017-01-08

2017/01/06

2歳未満の中耳炎、抗菌薬投与期間を短縮できるか/NEJM

 生後6~23ヵ月の急性中耳炎乳幼児において、抗菌薬の投与期間を短縮した場合の予後は標準治療と比較して良好とはいえず、有害事象の発現率低下や抗菌薬耐性の出現率低下も認められなかった。米国・ピッツバーグ大学医療センターのAlejandro Hoberman氏らが、無作為化二重盲検プラセボ対照第IIb相試験の結果を報告した。急性中耳炎の小児で抗菌薬の投与期間を制限することは、抗菌薬耐性リスクを低下させ得る戦略と考えられているが、これまで臨床試験でその効果は確認されていなかった。NEJM誌2016年12月22日号掲載の報告。

ジャーナル四天王

腹圧性尿失禁や骨盤臓器脱へのメッシュ手術の安全性/Lancet

 スコットランドで行われた地域住民対象のコホート研究において、腹圧性尿失禁に対しては、長期転帰のさらなる調査が必要ではあるもののメッシュ手術の使用が支持され、一方、前膣壁脱および後膣壁脱に対しては単独で最初の修復として行う場合、メッシュ手術による一次脱修復は推奨されないことが示された。また、骨盤臓器脱の修復に関しては、経膣および経腹メッシュ手術はいずれも、経膣非メッシュ手術との比較において有効性および合併症は同程度であった。英国・NHS National Services ScotlandのJoanne R Morling氏らは、「今回の結果は、明確に支持できる特定の骨盤臓器脱修復術はないことを示すものである」と結論している。腹圧性尿失禁および骨盤臓器脱に対するメッシュを用いた経膣的修復術は、長期的な有効性や術後合併症に関するエビデンスが乏しく、その安全性が懸念されていた。Lancet誌オンライン版2016年12月20日号掲載の報告。

ジャーナル四天王

妊娠中のコーヒー摂取、子供のADHDへの影響は

 妊娠中のカフェイン摂取や長期的なアウトカム(子供の神経行動など)を評価した研究は、まだ不十分であり、研究結果は一貫していない。ブラジル連邦大学のBianca Del-Ponte氏らは、妊娠中の母親のカフェイン摂取とその子供が11歳時のADHDとの関連を評価するため検討を行った。BMJ open誌2016年12月5日号の報告。

医療一般

高齢者のロービジョンケアへのリハビリ併用効果

 視覚機能が低下したロービジョン(LV)高齢者を対象に、基本的なデバイス使用のLVケア介入と、そこにリハビリテーションを併用する介入(LVR)の有用性を、無作為化臨床試験で比較検討した結果が報告された。結果は、LVRの有効性が顕著だったのは最良矯正遠見視力(BCDVA)が20/63~20/200の患者においてのみであることが示されたという。

医療一般

第3世代TKIの登場と肺がん再生検の現状

 EGFR-TKIはEGFR活性変異陽性非小細胞肺がん(以下、NSCLC)の1次治療薬である。しかし、初期の効果にもかかわらず、1~2年で耐性が発現し病勢進行にいたる。その耐性の60%を占める新たな変異は790Mをも標的とする第3世代EGFR-TKIオシメルチニブが本邦でも登場した。この新たなTKIの適正な使用には再生検などによるT790Mの特定が必要である。本邦の再生検では、経気管支組織による採取が一般的だが、腫瘍病巣へ到達の困難さや、侵襲性などにより、その成功率は制限される。

医療一般

食生活パターンとCKDの関係は?

 慢性腎臓病(CKD)患者の食生活パターンが、生存率と関連していることを示す新たなエビデンスが報告された。

医療一般

立ち上がるときの心拍の変化が高齢者の死亡リスクを予測

 立ち上がるときの心拍数の変化をみると、高齢者が今後数年以内に死亡するリスクがわかる可能性があることが、アイルランド、ダブリン大学トリニティ・カレッジのCathal McCrory氏らの研究で示唆された。

医療一般

2017/01/05

多発性硬化症、抗CD20抗体ocrelizumabで再発率低下/NEJM

 多発性硬化症再発患者において、ヒト化抗CD20モノクローナル抗体ocrelizumabはインターフェロンβ-1aよりも、疾患活動性および進行を有意に抑制することが示された。米国・カリフォルニア大学サンフランシスコ校のStephen L Hauser氏らによる、2つの第III相国際多施設共同無作為化試験OPERAIとOPERAIIの結果で、NEJM誌オンライン版2016年12月21日号で発表された。多発性硬化症にはB細胞が関与していることが知られる。ocrelizumabはCD20+B細胞を選択的に減少する作用を有している。

ジャーナル四天王

「前糖尿病」状態と心血管障害の関連(解説:小川 大輔 氏)-632

前糖尿病状態と心血管障害の関連の有無についてはこれまで議論があったが、最近161万例もの前糖尿病状態を含む前向きコホート研究のメタ解析が行われ、前糖尿病状態は心血管疾患リスクの増加と関連することが報告された。

CLEAR!ジャーナル四天王

双極性障害、再入院リスクの低い治療はどれか

 気分安定薬(MS)による抗精神病薬補助療法が再発予防につながるとされる概念は、双極性障害(BD)患者における少数の自然主義的研究により支持されている。イスラエル・テルアビブ大学のEldar Hochman氏らは、MS(リチウムまたはバルプロ酸)単独療法または非定型、定型抗精神病薬補助療法により退院した双極性障害I型の躁病患者における1年間の再入院率を比較した。Bipolar disorders誌2016年12月号の報告。

医療一般

アルツハイマーの認知機能低下、冠動脈疾患で加速

 冠動脈疾患(CHD)がアルツハイマー病(AD)における認知機能低下を加速させるかどうかを、ドイツ・ボン大学のMarkus Bleckwenn氏らがプライマリケアでの前向き縦断的コホート研究で検討したところ、CHDは晩期発症型の高齢認知症患者における認知機能低下に有意に影響を及ぼすことが認められた。心血管疾患の予防が認知症の進行に影響するかもしれない。The British journal of general practice誌オンライン版2016年12月19日号に掲載。

医療一般

「ポケモンGO」による運動量増加は一過性

 2016年に注目された「ポケモンGO」は、プレーヤーに「全てのポケモンを捕まえたい」と思わせることで運動量を増加させるのではないかと、公衆衛生学の専門家は考えていた。しかし、米ハーバード大学のEric Rimm氏らの研究で、このゲームは成人の身体活動レベルを短期間やや上昇させたが、その効果は長続きしなかったことが示された。

医療一般

「冷却キャップ」で乳がん患者の脱毛を予防

 乳がんの化学療法中に専用のキャップで頭皮を冷却することにより、脱毛を回避できる可能性があることが新たな研究で示唆された。研究著者である米ベイラー医科大学、レスター&スー・スミス乳房センター(ヒューストン)助教授のJulie Rani Nangia氏は、「髪が抜けると周囲に病気を知られてしまい、周りからの見る目も変わってしまう」と話す。今回の研究は、冷却キャップPaxman Coolingの製造元による支援を受けて実施された。

医療一般

内臓脂肪を正確に測れるシステムを開発

 筑波大学体育系の田中喜代次氏らの研究グループは、内臓脂肪量を従来の断面積ではなく体積から評価する新しいシステムを開発したと発表した。この成果は、エレコム株式会社および株式会社THF(筑波大学発研究成果活用企業)との共同研究によるもので、新システムを搭載した家庭用の体組成計がエレコム社から発売されている。

医療一般

2017/01/04

新たな人工膵臓システム、日常生活下で有用/Lancet

 1型糖尿病成人患者への新たな連続血糖測定(CGM)付きインスリンポンプの安全性と有用性について、自由生活下で検討した多施設共同無作為化クロスオーバー比較試験の結果が発表された。米国・ボストン大学のFiras H El-Khatib氏らが検討したのは、iPhone 4SとG4 Platinum CGMを連動させた人工膵臓システムで、体格の情報のみで初期化し、インスリンおよびグルカゴンを自動投与する。既存のセンサー増強型インスリンポンプとの比較において、カーボカウントの食事療法を要することなく優れた血糖コントロールを達成したことが示された。CGM付きインスリンポンプについて、これまで、自宅で自由に生活しながらという設定で安全性・有効性を調べる臨床試験は行われていなかった。Lancet誌オンライン版2016年12月20日号掲載の報告。

ジャーナル四天王

飽和脂肪酸の不飽和脂肪酸による置換は冠動脈疾患リスクを低下させる!(解説:島田 俊夫 氏)-631

私たちは、炭水化物、脂肪、タンパク質と少量のミネラル、ビタミンを摂取することによりエネルギーを獲得している。しかしながら、炭水化物の過剰摂取と運動不足が糖尿病・肥満の主要因になっている。糖質制限は治療上重要だが、適切な供給カロリーを維持するためには炭水化物以外の栄養素からエネルギーを獲得することが必要となる1)。1g当たりの産生カロリーは、炭水化物4kcal、脂肪9kcal、タンパク質4kcalのエネルギーを産生する。単純計算から、糖質制限食は代替エネルギーを脂肪またはタンパク質から取らざるを得ない。

CLEAR!ジャーナル四天王

RCTの先を行く?リアルワールドでのTAVR対象患者(解説:香坂 俊 氏)-630

“循環器内科といえば冠動脈インターベンション!”というわけでは現在すでになく、今は弁膜症に対してもさまざまなカテーテル手技が行われるようになってきています。

CLEAR!ジャーナル四天王

認知症者のせん妄、BPSDにより複雑化

 認知症とせん妄の精神症状が合併すると、せん妄の診断は複雑化する。シンガポール・Tan Tock Seng病院のJennifer Abengana氏らは、認知症に合併したせん妄(DSD)患者において、BPSDの有無によりせん妄の発現および転帰の差異について検討を行った。International psychogeriatrics誌オンライン版2016年12月5日号の報告。

医療一般

セント・ジュード・メディカル、FFR測定プレッシャーガイドワイヤーを日本で上市

 セント・ジュード・メディカル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:ウィリアム・フィリップス)は2016年12月19日、新たな心筋血流予備量比(FFR)計測システムPressureWire X Guidewire の日本での上市を発表した。

医療一般

禁煙への取り組みで世界の喫煙者が5300万人減少

 世界的なタバコ規制プログラムは、2008~2014年に88カ国5300万人の禁煙を助けたことが、米ジョージタウン大学ロンバルディ総合がんセンター(ワシントンD.C)腫瘍学教授のDavid Levy氏らの研究で示された。

医療一般

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