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2018-04-30 ~ 2018-05-06

2018/05/04

思い込みを正すことは難しい:MRIとペースメーカーの場合(解説:香坂俊氏)-849

あるとき誰かが思った。「MRIは強力な磁場を発生させるから、電子機器であるペースメーカーやICDには当然よくないだろう」。MRIでは磁場を発生させて水素分子の「回転」を計測する。しかし、体内に金属性のペースメーカーがあると、強力な磁場を周囲で発生させて先端のリード部分が熱を持ってしまう。すると「心筋への電気伝導に問題がおきるのではないか?」という危惧は当然出ることになる。また、ペースメーカーやICDのジェネレーターは、実は磁石を上に置くとスイッチオフ(※)できるようになっているので、「ジェネレーター部分のプログラムに異常が発生するのではないか?」という心配もある。

CLEAR!ジャーナル四天王

身体能力低下の悪循環を断つ診療

 2018年4月19~21日の3日間、第104回 日本消化器病学会総会(会長 小池 和彦氏[東京大学医学部消化器内科 教授])が、「深化する多様性~消化器病学の未来を描く~」をテーマに、都内の京王プラザホテルにおいて開催された。期間中、消化器領域の最新の知見が、シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップなどで講演された。

医療一般

思春期の少年少女における自殺念慮の予測

 近年、思春期や若者の自殺率が高まっており、これらの年齢層は、リスクの高い集団であると認識されている。スペイン・ロビラ・イ・ビルジリ大学のFabia Morales-Vives氏らは、自殺念慮が将来の自殺行動の可能性を示す最初の兆候であることを考慮し、思春期の自殺念慮を予測するうえで、精神的な成熟、人格、うつ病、生活満足度の相対的な重要性について検討を行った。The Spanish journal of psychology誌2018年4月10日号の報告。

医療一般

若くて活動的な1型糖尿病患者でも筋力が低下する?

 若くて日常的に運動量が多い1型糖尿病患者でも、骨格筋中のミトコンドリアの構造や機能には変化が生じており、筋肉の質や筋力に低下がみられることが、「Diabetologia」4月18日オンライン版に掲載の論文で報告された。こうした骨格筋中のミトコンドリアの変化は、1型糖尿病患者の代謝が悪くなったり、血糖コントロール不良につながると考えられるという。

医療一般

妊娠中の肥満で女児の思春期が早まる?

 母親の妊娠中の体重や高血糖が女児の思春期が始まるタイミングに影響する可能性のあることが、「American Journal of Epidemiology」3月15日オンライン版に掲載された大規模研究で示された。米国立衛生研究所(NIH)の助成を受けて行われたこの研究によると、母親が妊娠中に肥満や高血糖だった女児は、そうでない子どもと比べて思春期の開始が早まる可能性があるという。

医療一般

難治性の片頭痛を予防、新規クラス薬で有望な成績

 片頭痛に苦しんでいる多くの患者に希望を与える臨床試験の結果が明らかになった。既存の薬剤で治療しても改善しなかった片頭痛を、新規クラスの薬剤でerenumab(商品名Aimovig、国内未承認)と呼ばれる注射薬によって予防できる可能性が示されたという。この試験を率いたシャリテ大学(ドイツ)のUwe Reuter氏によれば、erenumabを投与した難治性片頭痛患者の3分の1近くで1カ月当たりの片頭痛発作の回数を50%以上抑えることができたという。この試験の成績は米国神経学会(AAN 2018、4月21~27日、米ロサンゼルス)で発表される。

医療一般

朝型の人と夜型の人、どちらが長生きする?

 早寝早起きが苦にならない朝型の人と比べ、宵っ張りで朝寝坊の夜型の人は短命に終わる可能性が高いことを示唆する研究結果が「Chronobiology International」4月11日オンライン版に発表された。クロノタイプ(日中の活動や睡眠のリズムの傾向)が夜型の人では、朝型の人と比べて早期死亡リスクが10%高いことが分かったという。

医療一般

2018/05/03

COPDの3剤併用療法、2剤併用と比較/NEJM

 COPDに対する3剤併用療法(吸入ステロイド+LAMA+LABA)は、2剤併用療法(吸入ステロイド-LABA、またはLAMA-LABA)よりも有益なのか。米国・グラクソ・スミスクラインのDavid A. Lipson氏らによる第III相無作為化二重盲検並行群間試験「IMPACT試験」の結果、3剤併用療法(フルチカゾン+ウメクリジニウム+ビランテロール)は、2剤併用療法(フルチカゾン-ビランテロール、またはウメクリジニウム-ビランテロール)よりも、中等度~重度のCOPD増悪を有意に抑制したことが示された。また、COPDによる入院も低減したという。NEJM誌オンライン版2018年4月18日号掲載の報告。

ジャーナル四天王

ACS症例におけるDAPTの期間は6ヵ月と12ヵ月のいずれが妥当か?(解説:上田恭敬氏)-848

急性冠症候群症例(不安定狭心症、ST非上昇型急性心筋梗塞、ST上昇型急性心筋梗塞)を対象として、抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)の期間を6ヵ月とする群と12ヵ月以上とする群に無作為に割り付ける、韓国における多施設無作為化比較試験であるSMART-DATE試験の結果が報告された。

CLEAR!ジャーナル四天王

全国の麻疹患者は累積で67例

 厚生労働省は、沖縄県で多数の麻疹患者の発生を受け、他の都道府県においても麻疹が発生する可能性を危惧し、また、ゴールデンウィークに旅行者が増えることを考慮し、4月26日に各自治体、医療機関などに対して早期発見や院内感染防止などの注意喚起の事務連絡を発出した。

医療一般

術後せん妄を経験した大腿骨頚部骨折患者の認知症発症リスク

 術後せん妄が、股関節部の骨折患者の認知症発症率にどの程度影響を及ぼすかは不明であり、せん妄や認知症の検出方法については検証が必要とされている。スウェーデン・ウメオ大学のB. Olofsson氏らは、大腿骨頚部骨折手術後3年以内の認知症発症について、潜在的な予測因子として術後せん妄に焦点を当て、調査を行った。International journal of geriatric psychiatry誌2018年4月号の報告。

医療一般

「ソーダ税」導入した都市で加糖飲料の消費減

 砂糖や人工甘味料などが添加された炭酸飲料などの加糖飲料に課税する「ソーダ税」を導入した米ペンシルベニア州フィラデルフィア市で、当初の狙い通り加糖飲料の消費量が減少したとする調査結果が「American Journal of Preventive Medicine」4月12日オンライン版に掲載された。同市では2017年1月にソーダ税が導入されたが、導入から2カ月以内に甘い炭酸飲料やエナジードリンクを日常的に摂取する人が減り、ミネラルウォーターなどのボトル入り飲料水を飲む人が増えたという。

医療一般

心筋梗塞は夏の夜に増加する

 急性心筋梗塞の発症時刻には日照時間が強く関与しており、日照時間が長い夏は他の季節と比べて日中の急性心筋梗塞の発症数が減少し、夜間にシフトして増加することを、京都府立医科大学循環器内科の西真宏氏らの国際共同研究グループが明らかにした。また、日光を浴びると合成されるビタミンDの血中濃度が急性心筋梗塞の発症に関与している可能性も示された。詳細は「Journal of the American Heart Association」4月6日オンライン版に掲載された。

医療一般

簡単なサルコペニア検査で慢性腎臓病患者の心血管リスクを予測

 年齢と握力、下腿(ふくらはぎ)の太さの3つの指標を用いた簡単なサルコペニアのスクリーニング検査で、慢性腎臓病(CKD)患者が将来、心血管疾患を発症するリスクを予測できる可能性のあることが、熊本大学大学院循環器内科の花谷信介氏(現・天草地域医療センター循環器内科副部長)と同科講師の泉家康宏氏(現・大阪市立大学大学院循環器内科学准教授)らの研究グループの検討で分かった。このスクリーニング法は簡便でどこの医療機関でも実施できることから、研究グループは日常臨床で広く有効活用されることに期待を示している。詳細は「International Journal of Cardiology」4月9日オンライン版に掲載された。

医療一般

2018/05/02

2型DMの死亡率、SGLT2 vs.GLP-1 vs.DPP-4/JAMA

 2型糖尿病患者において、SGLT2阻害薬またはGLP-1受容体作動薬の使用は、DPP-4阻害薬使用、プラセボ、未治療と比べて、死亡率が有意に低いことが示された。また、DPP-4阻害薬の使用は、プラセボ、未治療よりも、死亡率は低下しないことも示された。英国・Imperial College Healthcare NHS Foundation TrustのSean L. Zheng氏らによるネットワークメタ解析の結果で、JAMA誌2018年4月17日号で発表された。2型糖尿病治療について、SGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬、DPP-4阻害薬を比較した臨床的な有効性は明らかになっていなかった。

ジャーナル四天王

やはり、スタチンはACSの早期の投与が勧められる(解説:平山篤志氏)-846

非ST上昇型急性冠症候群に対して、アトルバスタチン80mgを投与することにより心血管イベントを有意に低減するMIRACL試験の結果は、スタチンの有用性を示すものとして大きなインパクトを与えた。その後の急性冠症候群(ACS)を対象としたスタチンの効果においても、ACSのより早期に投与することの有用性を示したものであった。ただ、PCI前のスタチン投与の有用性を示したARMYDA-ACSも1群85例とごく少数例の検討であり、ACSの有用性を示しても、どの時期に投与を開始すべきかについては、明らかでなかった。

CLEAR!ジャーナル四天王

高価な新薬が安い従来薬に敗れた日:高尿酸血症治療薬フェブキソスタットの屈辱(解説:桑島巌氏)-850

心血管リスクが高い例では痛風を合併することが多く、以前は尿酸生成抑制薬アロプリノール(商品名:ザイロリック、サロベール、アロシトールなど)が尿酸低下効果も確実でありよく処方され、現在ではすでに後発品も登場している。

CLEAR!ジャーナル四天王

COPD新ガイドライン、第1選択薬など5年ぶり見直し

 2018年4月、大阪で開催された第58回日本呼吸器学会において、同月20日に発刊された『COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2018[第5版]』の改訂ポイントについて、久留米大学 呼吸器内科 川山 智隆氏が紹介した。前回の2013年から5年ぶりとなる今回の改訂では、日本人と欧米人の相違が指摘されている点を考慮し、近年の本邦での報告を重視している。

医療一般

シラカバ花粉関連食品がアトピー性皮膚炎の湿疹増悪に影響か

 ドイツ・ハノーバー医科大学のAnja Wassmann-Otto氏らによる、二重盲検食物負荷試験(DBPCFC)の後ろ向き研究によって、アトピー性皮膚炎(AD)でカバノキ科(シラカバ)の花粉感作に関連する患者では、シラカバ花粉関連食品の摂取が湿疹増悪の誘因と考えるべきであることが示された。これまでの研究で、同様の所見は示されていたが、議論の余地が残されていた。なお今回の結果について著者は、「遅発性湿疹反応を予測する十分なマーカーがまだ不足しているので、ADを有する患者のシラカバ花粉関連食品に対する診断において、DBPCFCに代わる手法はない」と述べている。Allergy誌オンライン版2018年4月13日号掲載の報告。

医療一般

アレルギー性鼻炎に、初の経皮製剤発売

 久光製薬株式会社は、2018年4月24日、アレルギー性鼻炎を効能・効果とする、エメダスチンフマル酸塩(商品名:アレサガテープ4mg/8mg)を発売した。

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