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2017-05-29 ~ 2017-05-29

2017/05/29

収縮性心不全への鉄補充、経口投与での効果は?/JAMA

 鉄欠乏を伴う左室駆出率(LVEF)が低下した収縮性心不全(HFrEF)患者では、経口高用量鉄補充療法を行っても運動耐容能は改善しないことが、米国・マサチューセッツ総合病院のGregory D. Lewis氏らが行ったIRONOUT HF試験で示された。鉄欠乏は、HFrEF患者の約半数にみられ、生活機能の低下や死亡の独立の予測因子とされる。静脈内投与による鉄補充の良好な結果が報告されているが、高価で外来患者にとっては定期的な受診が負担となるのに対し、経口鉄補充は安価で容易に行えるが、心不全に対する効果は明らかではない。JAMA誌2017年5月16日号掲載の報告。

ジャーナル四天王

ケアプログラムは、急性期病院での終末期の質を改善するか/Lancet

 Care Programme for the Last Days of Life(CAREFuL)と呼ばれる終末期医療プログラムは、継続的なモニタリングを要するものの、急性期病院の高齢者病棟における臨死期の医療を改善する可能性があることが、ベルギー・ブリュッセル自由大学のKim Beernaert氏らの検討で示された。研究の成果は、Lancet誌オンライン版2017年5月16日号に掲載された。英国の高齢者の50%以上が、終末期医療の質が最良とは言えない環境の急性期病院で死亡するという。また、CAREFuLと同様のプログラムとして、リバプール・ケア・パスウェイ(LCP)がよく知られているが、既報の急性期病院でのクラスター無作為化試験はイタリアで行われたがん患者を対象とするものが1件あるのみで、この試験ではケアの質改善は確認されていない。

ジャーナル四天王

スタチンによる筋肉痛はnocebo effect?(解説:興梠 貴英 氏)-682

 スタチンに限らず、副作用が出現しうることを知らされたために患者がその副作用ではないかと訴えることは日常よく経験するところである。この現象は古くから知られており、nocebo effectと名付けられているそうである。

CLEAR!ジャーナル四天王

うつ病は認知症のリスクファクター or 初期マーカー

 うつ病は、認知症のリスクファクターとして知られているが、この関係が原因であるかはわかっていない。オーストラリア・西オーストラリア大学のO. P. Almeida氏らは、うつ病に関連する認知症が抗うつ薬使用により減少するか、うつ病への曝露と認知症が発症した時間との関係性を調査した。Translational psychiatry誌2017年5月2日号の報告。

医療一般

脳卒中リスク因子の年齢別パターン

 脳卒中の血管リスク因子について、ユトレヒト大学のAllard J. Hauer氏らが脳卒中サブタイプ別・年齢別に調査した結果、主な心血管リスク因子を有する割合の年齢別パターンがサブタイプにより異なることが示された。Journal of the American Heart Association誌2017年5月8日号に掲載。

医療一般

たった2週間座りがちになるだけでも身体は衰える

 わずか2週間、身体活動を控えて座りがちな生活を送るだけでも、健康な若者が筋肉を失い、内臓脂肪がつき始めるとの研究結果が報告された。結果的には心疾患や2型糖尿病のリスクが高まり、早期死亡に至る可能性があるという。

医療一般

世界の死亡原因1位は心血管疾患

 世界の全死亡の約3分の1は心疾患および脳卒中によるものであり、世界の死亡原因の第1位は心血管疾患(CVD)であると、新たな研究で報告された。また、過去20年間で米国、カナダ、オーストラリア、日本、韓国、西欧諸国におけるCVD関連死の減少は頭打ちになってきているという。

医療一般

坂がより急峻な街で比較的重度の糖尿病リスクが低減する可能性

 坂道がより急峻な環境に住む高齢者では、平坦な地域に比べてコントロール不良な糖尿病になりにくい可能性のあることが、東京医科歯科大学大学院国際健康推進医学分野の藤原武男氏らの研究グループの検討で分かった。住んでいる地域の平均的な傾斜角が1.48度上がるとコントロール不良な糖尿病になるリスクが18%低減した。緩やかな坂や階段を住環境に取り入れることで、住人の運動量が自然と増加し、糖尿病の予防につながる可能性があるという。詳細は「Social Science & Medicine」6月号に掲載された。

医療一般

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