ニュース 週別アーカイブ 毎日発信されるニュースを週別に表示。見逃した記事もまとめてこちらでチェック。

2017-04-24 ~ 2017-04-26

2017/04/26

増加するPM2.5とオゾンの疾病負荷への影響/Lancet

 世界の疾病負荷は、過去25年間で、とくに低~中所得国における人口の高齢化、非感染性疾患割合の変化、大気汚染の進行により、増加し続けている。今回、米国・健康影響研究所のAaron J Cohen氏らが行った最新の調査(Global Burden of Diseases,Injuries,and Risk Factors Study 2015[GBD 2015])では、PM2.5とオゾンによる環境大気汚染が世界的に進行しており、それに伴う疾病負荷の増大の実態が明らかとなった。Lancet誌オンライン版2017年4月10日号掲載の報告。

ジャーナル四天王

自動車事故リスク、うつ病や抗うつ薬ではどうか

 自動車事故とうつ病や抗うつ薬との関連について、米国・カリフォルニア大学サンディエゴ校のLinda L Hill氏らがレビューを行った。Injury epidemiology誌オンライン版2017年4月3日号の報告。

医療一般

知ってほしい希少疾病「PTCL」

 2017年4月21日都内にて、「末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)の治療戦略と新たな一歩」と題するセミナーが開かれた(主催:ムンディファーマ株式会社)。演者である畠 清彦氏 (公益財団法人 がん研究会有明病院 血液腫瘍科部長)は、「2017年はPTCL治療におけるパラダイムシフトの年になる」とし、新薬への期待を述べた。

医療一般

周辺視野には大きな個人差があると判明

 視野の中心にない物体を見る能力、すなわち周辺視野にある物体を見つける能力には著しい個人差があることが、英ロンドン大学(UCL)のJohn Greenwood氏らの研究で分かった。

医療一般

統合失調症患者では重篤な感染症のリスクが高い

 統合失調症患者は重篤な感染症のリスクが高い可能性があると、新たな研究で示された。研究著者である南デンマーク大学のMonika Pankiewicz-Dulacz氏らは、「予備的研究から、統合失調症の人は一般集団に比べて、あらゆる種類の重篤な感染症の有病率が高いことが示唆された」と述べている。

医療一般

2型糖尿病、身体活動量が増えるとEDリスク低下?

 日本人の男性2型糖尿病患者では、身体活動量が増えるほど勃起不全(ED)リスクは低下する可能性があることが、愛媛大学大学院疫学・予防医学講座の古川慎哉氏らの検討で示唆された。詳細は「Journal of Diabetes Investigation」オンライン版に3月28日掲載された。

医療一般

再生医療で敗血症、細胞汚染原因で初報告

 厚生労働省は19日、再生医療を受けた人が敗血症になったことを明らかにした。再生医療に使われた細胞投与液の汚染が原因とみられる「重大事態報告」は初めて。同日開かれた厚生科学審議会再生医療等評価部会で再発防止策などを検討した。

医療一般

2017/04/25

米国の若年発症糖尿病、10年間で有意に増加/NEJM

 米国の若年者における1型および2型糖尿病の発症は、2002~12年に有意に増加し、とくに少数人種・民族で増加率が高いことが、米国・ノースカロライナ大学チャペルヒル校のElizabeth J Mayer-Davis氏らが行ったSEARCH for Diabetes in Youth Studyで明らかとなった。研究の成果は、NEJM誌2017年4月13日号に掲載された。若年期に診断された1型および2型糖尿病は、疾患管理の問題や急性期、慢性期の合併症のリスクによって臨床上および公衆衛生上大きな負担が生じる。研究グループは以前、2001~09年に有病率は1型、2型とも増加したことを確認しているが、糖尿病の最新の疾病負荷をより深く理解するには、発症動向のデータを要するという。

ジャーナル四天王

iFR vs.FFR、即席麺が老舗の味に肩を並べたのか?DEFINE-FLAIR試験(解説:中野 明彦 氏)-672

iFRは、ずっとFFRの背中を追いかけてきた。FFRは、冠動脈病変の生理的・機能的評価のゴールドスタンダードである。最大充血を誘発することで末梢血管抵抗を最小値かつ一定にし、狭窄前後の圧力比を血流量比に落とし込むことを可能とする。

CLEAR!ジャーナル四天王

医師主導で進むプレシジョン・メディシン―第15回 肺がん医療向上委員会

 4月13日(木)、都内で日本肺癌学会主催の第15回 肺がん医療向上委員会が開催され、「肺がん領域におけるプレシジョン・メディシン:その影響と将来」をテーマに後藤 功一氏(国立がん研究センター東病院 呼吸器内科)が講演を行った。自身が研究代表者を務める希少肺がん領域の遺伝子スクリーニングネットワーク「LC-SCRUM-Japan」の取り組みを中心に、日本におけるプレシジョン・メディシン(精密医療)の進展と今後の展望について論じた。

医療一般

カテーテルによる三尖弁形成術の初期段階の実用性は?

 機能的な三尖弁逆流(TR)は有病率が高いうえ進行することが多く、予後にも影響を与える。AHA/ACC(American Heart Association/American College of Cardiology guidelines)のガイドラインによると、三尖弁の修復術は、左室の開心術と同時に行う場合のみ、NYHA分類Iの適応となっている。三尖弁の修復術は患者にとって有益であるが、患者の多くは左心の開心術の際に、三尖弁の修復術を受けていない。一方で、経カテーテルによる治療は増えており、重症TRはこれらの患者の予後にも影響を与えている。このような背景から、経カテーテルによるTR治療が注目されている。

医療一般

RA治療評価には「患者の主観」も重要

 2017年4月17日、東京において日本イーライリリー株式会社主催で「関節リウマチにおけるPROの重要性と患者さんの求めるQOL」と題したプレスセミナーが開催され、リウマチ医療における最新のPRO(患者報告アウトカム)1)研究に携わるオックスフォード大学のピーター・C・テイラー氏より、関節リウマチ(RA)治療においてPROが果たす役割や、PROを用いた患者とリウマチ医による疾患管理の重要性などが語られた。

医療一般

日本のDPCデータより統合失調症診断患者を分析

 QOLや社会的機能が改善された臨床的寛解を達成するためには、患者特性ごとに最適な治療を考慮する必要がある。これまでのエビデンスでは、統合失調症の再発予防に対する抗精神病薬持効性注射剤(LAI)の使用が支持されている。関西学院大学のStephane Cheung氏らは、統合失調症と診断された日本人患者の特徴を明らかにし、再入院または救急受診率についてLAIと経口抗精神病薬(AP)のアウトカムを比較した。Clinical Drug Investigation誌オンライン版2017年3月30日号の報告。

医療一般

糖尿病神経障害に伴う痛みの軽減に有効な薬とは?

 糖尿病の三大合併症の1つである糖尿病神経障害は、手足のしびれや痛み、感覚の鈍麻といった症状をもたらし、患者の生活の質(QOL)を大きく損なう。「Neurology」オンライン版に3月24日掲載された新しい研究では、糖尿病神経障害に伴う慢性的な痛みに一部の薬剤が有効である可能性が示された。

医療一般

アテゾリズマブ、白金化学療法不適格の尿路上皮がん1次治療に承認:FDA

 ロシュ社は2017年4月18日、米国食品医薬品局(FDA)がプラチナベース化学療法不適格の局所進行または転移性尿路上皮がん患者に対するアテゾリズマブの投与について、迅速承認したことを発表した。アテゾリズマブは、プラチナベース化学療法歴のある局所進行または転移性尿路上皮がん患者への投与について、既に承認を取得していたが、今回はプラチナベース化学療法不適格に対する1次治療での承認。

医療一般

高齢者への多剤投与対策、指針策定へ

 厚生労働省は17日、高齢者医薬品適正使用検討会(座長=印南一路・慶大総合政策学部教授)の初会合を開き、高齢者への多剤投与(ポリファーマシー)を減らすためのガイドライン(指針)を、2018年度末をめどに策定する方針を示した。検討会では今後、高齢者の薬剤による副作用の発生状況などを把握し、検討課題や方向性を示した中間取りまとめを夏ごろにする。

医療一般

2017/04/24

経口ステロイド短期投与で有害事象が2~5倍に/BMJ

 米国の民間保険加入の成人患者では、約5例に1例が経口副腎皮質ステロイド薬の短期投与を処方されており、主要有害事象である敗血症、静脈血栓塞栓症、骨折のリスクが、非投与例の自然発生率の約2~5倍に高まることが、米国・退役軍人省臨床管理研究センターのAkbar K Waljee氏らの検討で示された。研究の成果は、BMJ誌2017年4月12日号に掲載された。経口副腎皮質ステロイド薬の慢性的な使用は、心血管、筋骨格、消化器、内分泌、眼疾患、皮膚、神経系への広範な作用などの合併症をもたらす。一方、その短期的な使用と関連するリスクの特徴は、十分には知られていないという。

ジャーナル四天王

クローン病に新たな治療アプローチ、IL-23阻害薬/Lancet

 インターロイキン-23(IL-23)のp19サブユニットを標的とするヒト型モノクローナル抗体製剤risankizumabは、活動期クローン病の臨床的寛解導入において、プラセボよりも高い効果を発揮することが、カナダ・ウェスタンオンタリオ大学のBrian G Feagan氏らの検討で示された。研究の成果は、Lancet誌オンライン版2017年4月12日号に掲載された。クローン病の発症には、遺伝学的、生物学的にIL-23経路の関与が認められる。予備的なデータでは、risankizumabは、IL-23経路が関与する慢性炎症性皮膚疾患である乾癬に有効なことが知られている。

ジャーナル四天王

善玉ナトリウム利尿ペプチドは急性心不全には効かない?(解説:絹川 弘一郎 氏)-671

心不全の悪玉は交感神経系とレニン・アンジオテンシン系である、といわれてきた。一方、診断や重症度分類に有用なナトリウム利尿ペプチドはANPとBNPが代表であり、血管拡張作用とあわせて善玉ではないかと推察されている。もっとも、この善玉は通常、悪玉に負ける弱いヒーローであるが、ネプリライシンという善玉分解酵素を抑制することで助け舟を出すとやっと力を発揮して、ついに(条件付きではあるけれども)ACE阻害薬を上回る効果を有する薬剤(sacubitril/valsartan)の開発に結実した。

CLEAR!ジャーナル四天王

出生年によって子宮頸がんリスクに大きな差

 わが国では、2013年に厚生労働省が「積極的なHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン接種勧奨の中止」を発表後、接種率が急激に低下した。今回、大阪大学産婦人科が中心となって運営している大阪府下での疫学研究OCEAN STUDY(Osaka Clinical Research for HPV vaccine)グループが、出生年ごとの将来の子宮頸がん発症リスクを評価した。Human vaccines & immunotherapeutics誌オンライン版2017年3月8日号に掲載。

医療一般

ページ

週間アーカイブ

初めての方へ

新規会員登録はこちら

新規会員登録はこちら