1.
化学眼外傷【いざというとき役立つ!救急処置おさらい帳】第9回
2023/12/08 救急処置おさらい帳
化学眼外傷【いざというとき役立つ!救急処置おさらい帳】第9回
https://www.carenet.com/series/shochi/cg004066_009.html
一般名 | ネパフェナク液 |
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YJコード | 1319759Q1026 |
剤型・規格 | 目・耳鼻用剤・0.1%1mL |
薬価 | 143.00円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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高い抗菌活性を有する抗菌点耳薬「コムレクス耳科用液1.5%」【下平博士のDIノート】第124回
2023/07/04 下平博士のDIノート
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https://www.carenet.com/pharmacist/dinote/cg003685_124.html
3.
点眼薬が子どもの近視の進行を抑制
2023/07/03 医療一般
点眼薬が子どもの近視の進行を抑制
https://www.carenet.com/news/general/hdn/56633
4.
6月7日 緑内障を考える日【今日は何の日?】
2023/06/07 今日は何の日?
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https://www.carenet.com/series/calendar/cg003864_040.html
5.
手持ち不足の薬剤の処方依頼前に継続の必要性を再検討【うまくいく!処方提案プラクティス】第53回
2023/05/02 うまくいく!処方提案プラクティス
手持ち不足の薬剤の処方依頼前に継続の必要性を再検討【うまくいく!処方提案プラクティス】第53回
https://www.carenet.com/pharmacist/teian/cg002441_053.html
内眼部手術における術後炎症。
手術前日より、用時よく振り混ぜた後、1回1滴、1日3回点眼する。但し、手術日は術前3回、術後1回点眼する。
(禁忌)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。(慎重投与)角膜上皮障害のある患者[角膜糜爛、更に角膜潰瘍、角膜穿孔へと進行する恐れがある]。(重要な基本的注意)眼の感染症を不顕性化する恐れがあるので、観察を十分に行い、感染を起こした場合は投与を中止する。(相互作用)併用注意:ヒダントイン系抗てんかん剤、クマリン系抗凝固剤、サルファ剤、スルホニル尿素系血糖降下剤[これらの薬剤の作用を増強する恐れがある(本剤は、血漿アルブミンとの結合力が強いので、これらの薬剤の遊離型が増加する)]。(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)1.妊婦:1).妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない、動物実験において、ラットで胎盤移行性が確認されており、また、動物実験において、経口投与によりラットでは生存率の低下に至る難産・異常分娩、着床後死亡増加、胎仔体重低下・胎仔成長低下、生存胎仔減少等で、ウサギでは臍帯ヘルニア、心臓奇形、大血管奇形、頭蓋骨奇形、椎骨奇形、胸骨分節奇形、肋軟骨奇形が確認されている]。2).妊娠後期の婦人には投与を避ける[プロスタグランジン生合成阻害剤による胎児の循環器系への作用(動脈管閉鎖)が明らかになっている]。2.授乳婦:授乳中の婦人への投与は、治療上の有益性を考慮する[動物実験において、ラットで乳汁中への移行が確認されており、ラットで授乳期間中の出生仔体重低下及び出生仔死亡率増加が用量依存的に認められた]。(小児等への投与)低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。(適用上の注意)1.投与経路:点眼のみに使用する。2.投与時1).使用時、キャップを閉じたままよく振ってからキャップを開けて点眼する。2).点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意する。3).他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼する。4).本剤に含まれているベンザルコニウム塩化物は、ソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるため、本剤投与時にコンタクトレンズを装用しないよう患者に指導する。(その他の注意)1.海外の添付文書において、アセチルサリチル酸、フェニル酢酸誘導体、その他、非ステロイド性抗炎症剤と交叉感受性を持つ可能性があるので、これらの薬剤に過敏な患者には本剤の投与に際して注意が必要であるとの記載がある。2.海外の添付文書において、非ステロイド性抗炎症剤では、血小板凝集阻害作用を持つため、非ステロイド性抗炎症剤を眼に投与することにより、眼手術時に前房出血を含む眼組織の出血時間延長させる可能性があるとの記載がある。
国内で実施した眼手術患者を対象にした臨床試験で、総症例484例中10例(2.1%)に副作用が認められた。主な副作用は、眼の異物感2件(0.4%)、アレルギー性結膜炎2件(0.4%)であった。1.重大な副作用角膜潰瘍、角膜穿孔(頻度不明):角膜潰瘍、角膜穿孔が現れることがあるので、角膜糜爛等が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。2.その他の副作用:次のような症状又は異常が現れた場合には、投与を中止するなどの適切な処置を行う。1).眼:(0.1~1%未満)眼異物感、アレルギー性結膜炎、眼そう痒症、眼脂、結膜炎、眼瞼炎、角膜炎、角膜障害、(頻度不明)眼瞼縁痂皮、眼痛、結膜充血、流涙増加、虹彩炎、眼部不快感、角膜沈着物、脈絡膜滲出、霧視。2).その他:(頻度不明)過敏症、悪心、皮膚弛緩症、頭痛。
1.抗炎症作用ウサギの前房穿刺誘発血管透過性モデルにおいて、ネパフェナク0.1%の点眼投与は房水へのタンパク流入量を61%抑制した。また、組織損傷に伴うPGE2蓄積も阻害した。2.鎮痛作用ネコ角膜をCO2により化学的な反復刺激をして角膜のポリモーダル侵害受容器応答に及ぼすネパフェナクの影響を検討したところ、ネパフェナク0.1%の点眼投与は角膜の刺激誘発性ポリモーダル侵害受容器刺激応答を速やかに低下した。3.作用機序ネパフェナクは、点眼投与後角膜を透過し、加水分解酵素によりアンフェナクへと代謝される。したがって、ネパフェナクの作用機序は、アンフェナクのシクロオキシゲナーゼ(COX)阻害によるプロスタグランジン生合成阻害であると考えられる。ネパフェナクのCOX‐1に対するIC50値は64.3μMであった。ネパフェナクの活性代謝物であるアンフェナクのIC50値はCOX‐1に対しては0.25μM、COX‐2に対しては0.15μMであった。
1.第II相プラセボ対照比較試験白内障手術患者を対象にしたプラセボ対照二重遮蔽比較試験において、術後2週間投与後の治癒率(フレアスコア及びセルスコアが0の症例の割合)及び眼無痛率(眼痛スコアが0の症例の割合)は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------投与群治癒率(症例数)眼無痛率(症例数)ネパフェナク0.1%71.4%(75/105)96.2%(102/106)プラセボ28.6%(30/105)67.6%(71/105)検定χ2検定:p<0.0001χ2検定:p<0.0001--------------------------表終了--------------------------2.第III相実薬対照比較試験白内障手術患者を対象にした実薬対照二重遮蔽比較試験において、術後2週間投与後の治癒率及び眼無痛率は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------投与群治癒率(症例数)眼無痛率(症例数)ネパフェナク0.1%82.7%(187/226)98.7%(223/226)ジクロフェナク0.1%80.7%(184/228)98.2%(223/227)群間差とその95%信頼区間2.0[-5.1、9.1]0.4[-1.8、2.7]--------------------------表終了--------------------------3.第III相非対照試験硝子体手術、線維柱帯切除術、レーザー虹彩切開術、レーザー線維柱帯形成術及びレーザー後嚢切開術患者を対象にした一般臨床試験において、術後2~4週間投与後の治癒率及び眼無痛率は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------術式治癒率(症例数)眼無痛率(症例数)硝子体手術80.4%(45/56)85.7%(48/56)線維柱帯切除術50.0%(1/2)100.0%(2/2)レーザー虹彩切開術93.3%(14/15)100.0%(15/15)レーザー線維柱帯形成術0.0%(0/1)100.0%(1/1)レーザー後嚢切開術94.6%(35/37)94.6%(35/37)--------------------------表終了--------------------------4.フルオロメトロン点眼液を対照とする第III相比較試験白内障手術患者を対象にした二重遮蔽比較試験における術後5週目までの嚢胞様黄斑浮腫(CME)発症率(蛍光眼底造影で嚢腫腔への色素の貯留を認める症例の割合)は本剤で14.3%(4/28)、フルオロメトロン点眼液0.1%で81.5%(22/27)であった(χ2乗検定:p<0.0001)。