1.
第205回 アドレナリンを「打てない、打たない」医者たちを減らすには(後編) 「ここで使わなきゃいけない」というタイミングで適切に使えていないケースがある
2024/03/27 ざわつく水曜日
第205回 アドレナリンを「打てない、打たない」医者たちを減らすには(後編) 「ここで使わなきゃいけない」というタイミングで適切に使えていないケースがある
https://www.carenet.com/hihyowed/205.html
一般名 | ノナコグベータペゴル(遺伝子組換え)注射用 |
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YJコード | 6343452D2022 |
剤型・規格 | 散剤・1,000国際単位1瓶(溶解液付) |
薬価 | 427565.00円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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第205回 アドレナリンを「打てない、打たない」医者たちを減らすには(後編) 「ここで使わなきゃいけない」というタイミングで適切に使えていないケースがある
2024/03/27 ざわつく水曜日
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https://www.carenet.com/hihyowed/205.html
2.
snap diagnosisでは以降の情報を確認目的に利用する【国試のトリセツ】第32回
2024/03/21 国試のトリセツ
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https://www.carenet.com/medstudent/kokushi/cg004286_032.html
3.
経口PNH治療薬iptacopan、ヘモグロビン値を改善/NEJM
2024/03/21 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/58259
4.
肥満手術、長期の血糖コントロールが内科的介入より良好/JAMA
2024/03/12 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/58207
5.
外傷による大量出血、早めの全血輸血が生存率を高める
2024/03/12 医療一般
外傷による大量出血、早めの全血輸血が生存率を高める
https://www.carenet.com/news/general/hdn/58055
血液凝固第9因子欠乏患者における出血傾向の抑制。
本剤を添付の専用溶解用液全量で溶解し、次記のとおり、4mL/分を超えない速度で緩徐に静脈内に注射する。1.出血時の投与:1).軽度から中等度:40IU/kgを投与する。患者の状態に応じて、1回40IU/kgの追加投与ができる。2).重度又は生命を脅かす出血:80IU/kgを投与する。2.手術時の投与:1).小手術:術前に40IU/kgを投与する。2).大手術:術前に80IU/kgを投与するが、手術中の血中の血液凝固第9因子活性が約100%(1IU/mL)に維持されるように必要に応じて調整する。術後は、血中の血液凝固第9因子活性の目標値に応じて、術前投与の24~48時間後に40IU/kgを投与する。術後最初の7日間は、血中の血液凝固第9因子活性が約50%(0.5IU/mL)を維持するように投与する。3.定期的な投与:40IU/kgを週1回投与する。<用法・用量に関連する使用上の注意>1.出血の程度は次の例を指標として判断する。1).軽度から中等度の出血:合併症を伴わない関節内出血、筋肉内出血、口腔内出血又は血腫。2).重度又は生命を脅かす出血:腸腰筋内出血、多量の筋肉内出血、咽頭内出血、後腹膜出血、咽後出血、中枢神経系出血。2.重度又は生命を脅かす出血に対する追加投与を行う場合は、患者の状態に応じて、医師の判断により行う。3.24時間の最大投与量は200IU/kgとし、1時間以上の間隔をあけて投与する。出血時又は手術時の投与においては、1回当たりの最大投与量は80IU/kgとする。
(慎重投与)1.ハムスター細胞由来の生物学的製剤に過敏症の既往歴のある患者。2.本剤の成分又は他の血液凝固第9因子製剤に対し過敏症の既往歴のある患者。3.肝疾患の患者、術後の患者、新生児、血栓塞栓性事象のリスクのある患者、線維素溶解の徴候又は播種性血管内凝固症候群(DIC)のある患者[血栓塞栓性合併症のリスクがあるので、これらの患者への投与に際しては、本剤の治療上の有益性と合併症のリスクを勘案する]。(重要な基本的注意)1.本剤の投与は、血友病の治療経験を持つ医師のもとで開始する。2.本剤の投与によりアナフィラキシーを含むアレルギー反応が現れることがあるので、観察を十分に行う。3.患者の血中に血液凝固第9因子に対するインヒビター発生する恐れがある。本剤を投与しても予想した止血効果が得られない場合はインヒビター発生を疑い、血液凝固第9因子回収率や血液凝固第9因子に対するインヒビターの検査を行うなど注意深く対応し、適切な処置を行う。4.血液凝固第9因子に対するインヒビターが発生した患者では、血液凝固第9因子投与によりアナフィラキシーのリスクが増加する可能性がある。過敏症の既往のある患者には、血液凝固第9因子に対するインヒビターの有無を確認する。また、アレルギー反応の発現の可能性を考慮して、投与初期はアレルギー反応に対する適切な処置が可能な医師のもとで投与する。5.十分な血液凝固第9因子レベルに到達・維持していることを確認するため、必要に応じ、血漿中血液凝固第9因子レベルをモニタリングする(本剤投与後に血液凝固第9因子活性を測定する場合は、最新の情報(「血液凝固第9因子活性測定の手引き」)を参照し、適切な試薬を用いて測定を行う[測定試薬の種類により、測定結果が見かけ上、高値又は低値を示すことがある])。6.本剤の在宅自己注射は、医師がその妥当性を慎重に検討し、患者又はその家族が適切に使用可能と判断した場合のみに適用する。本剤を在宅自己注射で処方する際には、使用方法等の患者教育を十分に実施した後、在宅にて適切な治療が行えることを確認した上で、医師の管理指導のもとで実施する。また、患者又はその家族に対し本剤の注射により発現する可能性のある副作用等についても十分説明し、在宅自己注射後何らかの異常が認められた場合や投与後の止血効果が不十分な場合には速やかに医療機関へ連絡するよう指導する。在宅自己注射適用後、在宅自己注射の継続が困難な場合には、医師の管理下で慎重に観察するなど、適切な対応を行う。(高齢者への投与)一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。なお、生殖発生毒性試験は実施していない]。2.授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合は授乳を中止させる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない。なお、動物における乳汁移行試験は実施していない]。(適用上の注意)1.調製時:1).本剤及び添付の専用溶解用液を冷所保存している場合、調製前に室温に戻しておく。2).添付の専用溶解用液以外は使用しない。3).本剤の溶解用液全量を加えた後、バイアルを静かに円を描くように回して溶解する(激しく振盪しない)。4).他の製剤と混合しない。5).使用後の残液は細菌汚染の恐れがあるので使用しない。2.投与時:1).沈殿・混濁が認められるものは使用しない。2).溶解後はできるだけ速やかに使用する(速やかに使用しない場合は薬液をバイアルに入れた状態で凍結を避け、2~8℃で24時間、室温(30℃以下)で4時間保存でき、これらの保存条件を満たさない場合は廃棄する)。3.在宅自己注射:1).患者が家庭で保存する場合においては、冷蔵庫内で保存することが望ましいが、室温(30℃以下)で保存することもでき、室温で保存した場合には、使用期限を超えない範囲で6カ月以内に使用し、再び冷蔵庫に戻さないように指導する。2).光の影響を防ぐために、薬剤バイアルは外箱に入れた状態で保存する。3).子供による誤用等を避けるため、薬剤の保管に十分注意する。4).使用済みの医療機器の処理については、主治医の指示に従う。(その他の注意)本剤の反復投与毒性試験(ラット及びサル)において、免疫組織染色により脳脈絡叢上皮細胞にポリエチレングリコール(PEG)が検出された。また、本剤に含まれる40kDaのPEG単体の反復投与毒性試験(ラット及びサル)において、脳脈絡叢マクロファージ空胞化(ラット)*及び脳脈絡叢上皮細胞空胞化(サル)*が認められた。*:臨床用量(40IU/kg/週)に含まれるPEGの約196倍相当量を投与。(取扱い上の注意)記録の保存:本剤は特定生物由来製品ではないが血液製剤代替医薬品であることから本剤を血液凝固第9因子欠乏患者に投与(処方)した場合は、医薬品名、製造番号、投与(処方)日、使用患者名、住所等を記録し、少なくとも20年間保存する。(保管上の注意)禁凍結、2~8℃で遮光。
治療歴のある血友病B患者を対象とした国際共同治験において、本剤を投与した安全性評価対象115例(日本人11例を含む)中7例(6.0%)に9件の副作用が認められた。その内訳は注射部位反応5件、そう痒症3件及び過敏症1件であった(承認時)。1.重大な副作用1).ショック、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、悪心、血管浮腫、呼吸困難、血圧低下、頻脈等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。2).血栓塞栓症(頻度不明):血栓関連事象が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。2.その他の副作用1).過敏症:(1%未満)アレルギー反応。2).皮膚:(1%以上)皮膚そう痒症。3).注射部位:(1%以上)注射部位反応(腫脹、発疹、紅斑、疼痛)。4).その他:(頻度不明)インヒビター発生[実施中の臨床試験において、治療歴のない患者でインヒビターの発生が報告されている]。
1.作用機序ノナコグベータペゴルは活性化によりペグ化活性化ペプチドが除去され、内因性の活性型血液凝固第IX因子と同じ構造及び機能的特性を有する分子に変換されて血液凝固第IX因子の欠乏を改善し、出血傾向を一時的に補正する。また、ペグ化することにより半減期が延長し、血液凝固第IX因子活性を長時間維持すると考えられる。2.主な非臨床試験血友病Bマウス(FIXノックアウト:FIX‐KO)の尾出血モデル及び膝部損傷モデルにおいて止血効果が認められた。また、血友病Bイヌにおいて全血凝固時間が正常化した。
治療歴のある成人及び小児血友病B患者(FIX活性2%以下)105例(0~6歳:12例、7~12歳:13例、13~17歳:18例、18~70歳:62例)を対象に、定期補充療法、出血時の治療及び手術時の使用に対する安全性及び有効性を検討する第III相臨床試験を実施した。1.定期的な投与治療歴のある血友病B患者(FIX活性2%以下)を対象とした2つの国際共同第III相臨床試験において、本剤の定期投与(40IU/kg週1回)を受けた患者における年換算出血率は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------13~70歳29例(日本人患者2例を含む)0~12歳25例(日本人患者3例を含む)中央値1.041.00四分位範囲0.00、4.000.00、2.06最小値、最大値0.00、37.780.00、6.51--------------------------表終了--------------------------2.出血時の止血効果13~70歳の患者で、止血効果が「著効」又は「有効」と評価された出血の割合は92.4%(315/341回)であった。また、0~12歳の患者で、止血効果が「著効」又は「有効」と評価された出血の割合は92.9%(39/42回)であった。3.周術期の止血効果13例の患者(13~56歳)に13件の外科手術が実施され、すべての手術において止血効果は「著効」又は「有効」であった。