1.
がん関連DVTに対するエドキサバン長期投与のネットクリニカルベネフィット、サブグループ解析(ONCO DVT)/日本循環器学会
2024/04/18 医療一般 日本発エビデンス
がん関連DVTに対するエドキサバン長期投与のネットクリニカルベネフィット、サブグループ解析(ONCO DVT)/日本循環器学会
https://www.carenet.com/news/general/carenet/58434
一般名 | 酸化セルロース貼付剤 |
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YJコード | 3325700X9029 |
剤型・規格 | 貼付剤・ニューニット2.5cm×2.5cm |
薬価 | 1507.70円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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各種手術時の補助的止血。
出血部位に適当量をあてるか充填する。止血の達成後、余剰分は可能な限り取り除く。<用法及び用量に関連する使用上の注意>次の場合には、止血が達成された後、本剤を取り除く。1.骨孔の周り、骨の境界、椎弓切除術創、脊髄周辺、視神経の周囲や視束交叉の周囲、気管等の狭窄しうる管状構造の近傍での止血補助の場合には、止血が達成された後、本剤を取り除く[前記部位へ留置した場合、本剤の膨潤による圧迫に伴う神経症状(麻痺や視力障害等)や狭窄に伴う症状(気管狭窄に伴う呼吸困難等)を起こすことがある]。2.肺葉切除、前頭骨破損の修復での止血補助の場合には、止血が達成された後、本剤を取り除く[前記部位へ留置した場合、本剤の一部が脊髄周辺や眼窩周辺の骨孔へ移動し、圧迫に伴う神経症状を起こすことがある]。3.骨折面での止血補助の場合には、止血が達成された後、本剤を取り除く[骨再生を妨げるため、嚢胞を形成することがある]。4.創腔に充填した場合には、止血が達成された後、本剤を取り除く[異物反応が発生する恐れを最小限にするため]。
(禁忌)1.骨孔の周り、骨の境界、脊髄周辺、視神経の周囲や視束交叉の周囲への留置。2.骨折面又は椎弓切除術創への留置。3.大動脈の出血部(十分な止血効果を得られないため)。4.非出血性の多量の漿液浸出部(十分な止血効果を得られないため)。(重要な基本的注意)1.本剤の使用は縫合、結紮等の止血に代わるものではないことに留意する。2.血管手術の際の血管の覆い又は巻いて使用する場合、あまりきつく適用しない[血管が狭窄したとの報告がある]。3.本剤を汚染された創に留置すると、合併症の誘発の恐れがあるので注意する。4.本剤は広範囲の病原微生物に対して、invitroで抗菌性を有するとの報告があるが、術後感染防止などのために全身投与される抗菌剤に代わるものではない。5.耳鼻咽喉科、歯科の処置において、本剤が患者によって吸引されないよう注意する。6.本剤を硝酸銀などの腐食性薬物の存在下で使用すると、本剤の吸収が妨げられることがある。7.本剤に抗菌剤、止血剤、緩衝剤をしみこませて使用しない。8.癒着防止材として使用しない。(相互作用)併用注意:局所止血剤(トロンビン)[本剤をトロンビンと併用すると止血効果が低下することがあるので、使用にあたっては、トロンビン溶液をアルカリ性にする(トロンビン活性の低下)]。(過量投与)癒合を妨げる場合があるので創面への使用にあたっては、過量に使用しない。また、本剤が過量に使用された場合、異物反応により本剤の被包化、肉芽腫形成等が生じ、これらの構造物が画像上、腫瘍、膿瘍等に類似し、誤診や再手術につながったとの報告がある。(適用上の注意)1.本剤は乾燥した状態で使用することにより、より高い止血効果が得られるので、湿らせて使用しないよう留意する。2.膨潤による圧迫が正常な機能を妨げる可能性があるので、創腔又は組織の間隙に使用する場合には、詰めすぎないように注意する。(取扱い上の注意)1.本剤は再滅菌に不適であるので、開封し使用しなかったものは廃棄する。2.開封後は速やかに使用する。3.保存中僅かに変色することがあるが効能に影響はない。4.必ずこの添付文書を読んでから使用する。(保管上の注意)気密容器(フォイルパック包装)で25℃以下。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。1.重大な副作用1).骨再生抑制:骨折面に留置された場合、骨再生を妨げ、嚢胞を形成することがある。2).神経障害:本剤の膨潤による圧迫に伴う神経障害を起こすことがある。3).視力障害:本剤の膨潤による圧迫に伴う視力障害を起こすことがある。4).異物反応:鼻粘膜壊死、鼻中隔穿孔、腸閉塞、尿管閉塞等の異物反応が起こったとの報告がある。2.その他の副作用(頻度不明)1).皮膚:発疹、発赤、皮膚炎。2).その他:発熱、頭痛、刺激痛、焼けつくような痛み、くしゃみ。
本剤は、セルロース繊維を再生後、酸化処理したOxidizedRegeneratedCelluloseで、各種手術時の補助的な止血に用いられる。1.作用機序1)本剤は、主構造をなすPolyanhydroglucuronicacidがヘモグロビンと著しい親和性を持ち、これと塩を形成することによって止血作用を示す。2)本剤の凝血促進作用は、生理学的血液凝固機序に対する作用より、むしろ物理的効果と考えられている。即ち、血液の浸潤により本剤が膨張し、褐色又は黒色のゼラチン状の塊となって凝血物の形成を促進し、局所出血の止血補助剤としての効果を発揮する。
本剤には、各種の外科的適用例があり、腹部、脳神経外科、整形外科、或は耳鼻咽喉科領域等の処置・手術に際して、毛細血管及び静脈出血抑制の為の補助剤として有用である。例えば、胆嚢手術、肝臓部分剔除術、痔核切除術、そして膵臓、腎臓、前立腺、腸、乳房、或は甲状腺等の損傷や切除術、さらに四肢切断術等への適用例が報告されている。1.形成外科領域での適用例本剤は、皮膚移植片摘出部位や表皮開放創に創面保護用ドレッシングとして適用され、所期の止血効果を発揮している。本剤はまた、皮膚擦傷法、穿刺生検法、切採生検法、掻爬、手指や足指爪の切除、外傷性損傷へ適用されている。2.心臓血管外科領域での適用例本剤は、心臓血管手術に於いて、移植した腹部大動脈を含む人工血管壁からの出血にも効果的である。適当な有孔性を有する人工血管を移植する場合、人工血管壁の孔を事前に埋めた特殊処理をした人工血管であっても、相当量の血液漏出や滲出をみることがあるが、人工血管を移植した後、近位及び遠位の止血鉗子を除去する前に、本剤で人工血管を1、2層被覆することで、そのような出血を抑制することができる。血流が回復し、出血が完全に抑制された後は、本剤を除去する。或は、適切な被覆方法で適用された場合は、適用部位にそのまま放置しても良いとされている。3.耳鼻咽喉科領域での適用例本剤の耳鼻咽喉科における適用例としては、鼻出血、扁桃切除術、アデノイド切除術、鼻ポリープ(鼻たけ)の切除、鼻中隔彎曲矯正、鼓室成形術、鐙骨手術、副鼻腔炎根治術や腫瘍の除去等の際、効果的に出血抑制の補助的役割を果たすことが報告されている。4.産婦人科領域での適用例本剤は、卵巣剔除術、子宮切除術、子宮頸部癌切除術、膀胱瘤、直腸瘤の手術等、産婦人科領域に於ける止血補助剤としても有用であった。5.歯科領域での適用例本剤は、抜歯、歯肉移植、歯肉剥離掻爬手術等、歯科領域に於ける止血補助剤としても有用であることが報告されている。