1.
ないがしろにできない高齢者の関節痛、その注意点は?【Dr.山中の攻める!問診3step】第15回
2022/06/28 Dr.山中の攻める!問診3step
ないがしろにできない高齢者の関節痛、その注意点は?【Dr.山中の攻める!問診3step】第15回
https://www.carenet.com/series/yamanaka/cg002998_015.html
一般名 | アセトアミノフェン坐剤 |
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YJコード | 1141700J2050 |
剤型・規格 | 挿入剤・100mg1個 |
薬価 | 19.70円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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2.
リンパ節腫脹の鑑別、患者が話さない内容をしつこく聞こう!【Dr.山中の攻める!問診3step】第14回
2022/05/24 Dr.山中の攻める!問診3step
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α1-アンチトリプシン欠乏症〔AATD:α1-antitrypsin deficiency〕
2022/05/12 希少疾病ライブラリ
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https://www.carenet.com/report/library/general/rare/cg002755_030.html
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オピオイドの投与量、どのくらいまで増やしてよい?【非専門医のための緩和ケアTips】第27回
2022/05/02 非専門医のための緩和ケアTips
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https://www.carenet.com/series/kanwa/cg003112_027.html
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血管収縮作用を伴わない経口片頭痛発作治療薬「レイボー錠50mg/100mg」【下平博士のDIノート】第95回
2022/04/05 下平博士のDIノート
血管収縮作用を伴わない経口片頭痛発作治療薬「レイボー錠50mg/100mg」【下平博士のDIノート】第95回
https://www.carenet.com/pharmacist/dinote/cg002154_095.html
小児科領域における解熱・鎮痛。
乳児、幼児及び小児にはアセトアミノフェンとして、体重1kgあたり1回10~15mgを直腸内に挿入する。投与間隔は4~6時間以上とし、1日総量として60mg/kgを限度とする。なお、年齢、症状により適宜増減する。但し、成人の用量を超えない。<用法及び用量に関連する使用上の注意>1.1回投与量の目安は次記のとおり:1).体重5kgの場合:アセトアミノフェンとして50-75mg;0.5個。2).体重10kgの場合:アセトアミノフェンとして100-150mg;1-1.5個。3).体重20kgの場合:アセトアミノフェンとして200-300mg;2-3個。2.「小児科領域における解熱・鎮痛」の効能又は効果に対する1回あたりの最大用量はアセトアミノフェンとして500mg、1日あたりの最大用量はアセトアミノフェンとして1500mgである。(注)本剤は小児用解熱鎮痛剤である。
(警告)1.本剤により重篤な肝障害が発現する恐れがあるので注意する。2.本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤<一般用医薬品を含む>との併用により、アセトアミノフェンの過量投与による重篤な肝障害が発現する恐れがあることから、これらの薬剤との併用を避ける。(禁忌)1.重篤な血液異常のある患者[重篤な転帰をとる恐れがある]。2.重篤な肝障害のある患者[重篤な転帰をとる恐れがある]。3.重篤な腎障害のある患者[重篤な転帰をとる恐れがある]。4.重篤な心機能不全のある患者[循環系のバランスが損なわれ、心不全が増悪する恐れがある]。5.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。6.アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[アスピリン喘息の発症にプロスタグランジン合成阻害作用が関与していると考えられる]。(慎重投与)1.血液異常又はその既往歴のある患者[血液障害を起こす恐れがある]。2.出血傾向のある患者[血小板機能異常が起こることがある]。3.肝障害又はその既往歴のある患者[肝機能が悪化する恐れがある]。4.腎障害又はその既往歴のある患者[腎機能が悪化する恐れがある]。5.心機能異常のある患者[症状が悪化する恐れがある]。6.過敏症の既往歴のある患者。7.気管支喘息のある患者[症状が悪化する恐れがある]。8.アルコール多量常飲者[肝障害が現れやすくなる]。(注)本剤は小児用解熱鎮痛剤である。9.高齢者。10.小児等。11.絶食・低栄養状態・摂食障害等によるグルタチオン欠乏、脱水症状のある患者[肝障害が現れやすくなる]。(重要な基本的注意)1.過敏症状を予測するため、十分な問診を行う。2.解熱鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意する。3.急性疾患に対し本剤を用いる場合には、次の事項を考慮する。1).急性疾患に対し本剤を用いる場合には、発熱、疼痛の程度を考慮し投与する。2).急性疾患に対し本剤を用いる場合には、原則として長期投与を避ける(原則として5日以内に限る)。3).急性疾患に対し本剤を用いる場合には、原因療法があればこれを行う。4.過度の体温下降、虚脱、四肢冷却等が現れることがあるので、特に高熱を伴う高齢者及び高熱を伴う小児等又は消耗性疾患の患者においては、投与後の患者の状態に十分注意する。5.高齢者及び小児等には副作用の発現に特に注意し、必要最小限の使用にとどめるなど慎重に投与する。6.感染症を不顕性化する恐れがあるので、感染症を合併している患者に対して用いる場合には必要に応じて適切な抗菌剤を併用し、観察を十分に行い慎重に投与する。7.他の消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい。8.本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤<一般用医薬品を含む>との併用により、アセトアミノフェンの過量投与による重篤な肝障害が発現する恐れがあることから、特に総合感冒剤や解熱鎮痛剤等の配合剤を併用する場合は、アセトアミノフェンが含まれていないか確認し、含まれている場合は併用を避ける。また、アセトアミノフェンを含む他の薬剤と併用しないよう患者に指導する。9.アセトアミノフェンの高用量投与により副作用として腹痛・下痢がみられることがあり、本剤においても同様の副作用が現れる恐れがあり、上気道炎等に伴う消化器症状と区別できない恐れがあるので、観察を十分行い慎重に投与する。10.重篤な肝障害が発現する恐れがあるので注意し、長期投与する場合にあっては定期的に肝機能検査を行うことが望ましい。11.慢性疾患に対し本剤を用いる場合には、薬物療法以外の療法も考慮する。(相互作用)併用注意:1.リチウム製剤(炭酸リチウム)[リチウムとの併用によりインドメタシン、イブプロフェン等の他の非ステロイド性消炎鎮痛剤でリチウムの血中濃度が上昇しリチウム中毒を呈したとの報告がある(非ステロイド性消炎鎮痛剤は腎のプロスタグランジン合成を抑制することにより、炭酸リチウムの排泄が減少し、血中濃度が上昇すると考えられている)]。2.チアジド系利尿剤(ヒドロクロロチアジド等)[インドメタシン等の他の非ステロイド性消炎鎮痛剤でチアジド系利尿剤の作用を減弱することが報告されている(非ステロイド性消炎鎮痛剤は腎のプロスタグランジン合成を抑制して水、塩類貯留が生じ、チアジド系利尿剤の排泄作用に拮抗すると考えられている)]。3.アルコール(飲酒)[アルコール多量常飲者がアセトアミノフェンを服用したところ肝不全を起こしたとの報告がある<(注)本剤は小児用解熱鎮痛剤である>(アルコール常飲によるCYP2E1の誘導により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進される)]。4.クマリン系抗凝血剤(ワルファリンカリウム)[クマリン系抗凝血剤の作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与する(本剤が血漿蛋白結合部位において競合することで、抗凝血剤を遊離させ、その抗凝血作用を増強させる)]。5.カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、プリミドン、リファンピシン、イソニアジド[これらの薬剤の長期連用者は、肝薬物代謝酵素が誘導され、肝障害を生じやすくなるとの報告がある(これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進される)]。6.抗生物質、抗菌剤[過度の体温下降を起こす頻度が高くなることから、併用する場合には観察を十分に行い、慎重に投与する(機序不明)]。(高齢者への投与)高齢者では、副作用が現れやすいので、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。(注)本剤は小児用解熱鎮痛剤である。(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)1.妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。2.妊娠後期の婦人への投与により胎児動脈管収縮を起こすことがある。3.妊娠後期のラットに投与した実験で、弱い胎仔動脈管収縮が報告されている。(注)本剤は小児用解熱鎮痛剤である。(小児等への投与)低出生体重児、新生児及び3カ月未満の乳児に対する使用経験が少なく、安全性は確立していない。(過量投与)1.過量投与により肝臓壊死・腎臓壊死・心筋壊死が起こったとの報告がある。2.総合感冒剤や解熱鎮痛剤等の配合剤には、アセトアミノフェンを含むものがあり、本剤とこれら配合剤との偶発的な併用により、アセトアミノフェンの過量投与による重篤な肝障害が発現する恐れがある。3.アセトアミノフェン過量投与時の解毒(肝障害の軽減等)には、アセチルシステインの投与を考慮する。(適用上の注意)1.投与時:1).本剤を使用する前は、できるだけ排便をすませておく。2).本剤を取り出すには、まず1個分の容器を切り離し、添付文書の図のように上端の合わせ目から引裂いて、坐剤を取り出す。なお、1/2個を用いる場合には、添付文書の図のように坐剤を斜めに切断する。3).本剤は直射日光を避けてなるべく冷所に保管する。2.投与経路:本剤は直腸投与のみに使用し、経口投与はしない。3.使用方法:容器から坐剤を取り出した後、太い方から肛門内に深く挿入する。(その他の注意)1.類似化合物(フェナセチン)の長期投与により、血色素異常を起こすことがある。2.腎盂腫瘍及び膀胱腫瘍の患者を調査したところ、類似化合物(フェナセチン)製剤を長期・大量に使用(例:総服用量1.5~27kg、服用期間4~30年)していた人が多いとの報告がある。また、類似化合物(フェナセチン)を長期・大量投与した動物実験で、腫瘍発生が認められたとの報告がある。3.非ステロイド性消炎鎮痛剤を長期間投与されている女性において、一時的不妊が認められたとの報告がある。(取扱い上の注意)安定性試験:加速試験(30℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、カロナール坐剤100は冷所保存において3年間安定であることが推察された。(保管上の注意)冷所保存。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。1.重大な副作用1).ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。2).中毒性表皮壊死融解症(ToxicEpidermalNecrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、急性汎発性発疹性膿疱症(頻度不明):中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。3).喘息発作の誘発(頻度不明):喘息発作を誘発することがある。4).劇症肝炎(頻度不明)、肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明):劇症肝炎、AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ-GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。5).顆粒球減少症(頻度不明):顆粒球減少症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。6).間質性肺炎(頻度不明):間質性肺炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音異常等が認められた場合には、速やかに胸部X線、速やかに胸部CT、速やかに血清マーカー等の検査を実施し、異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。7).間質性腎炎(頻度不明)、急性腎障害(頻度不明):間質性腎炎、急性腎障害が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。2.その他の副作用(頻度不明)1).血液:血小板減少等[このような症状(異常)が現れた場合には、投与を中止する]。2).過敏症:発疹、チアノーゼ等[このような症状(異常)が現れた場合には、投与を中止する]。3).消化器:悪心・嘔吐、食欲不振、下痢、軟便、便意等。
(1)大腸菌濾液を静注して2峰性の発熱曲線を得た家兎に、第1峰経過後、アセトアミノフェン及びフェナセチンを経口投与すると、第2峰の発熱を抑制し、アセトアミノフェンはフェナセチンに劣らなかった。又チフス菌ワクチンでもその効果に、差異を認めなかった。(2)醸造用イースト懸濁液の皮下注で発熱したラットに、アセトアミノフェン含有坐剤6種を投与した時、いずれも顕著に直腸体温を下げた。(3)シクロオキシゲナーゼ阻害作用は殆どなく、視床下部の体温調節中枢に作用して皮膚血管を拡張させて体温を下げる。鎮痛作用は視床と大脳皮質の痛覚閾値をたかめることによると推定される。
来院時38.4℃以上の高熱を主訴とした10ヵ月~8歳迄の幼小児31例に、カロナール坐剤を、6~9mg/kg/回の投与群と10~14mg/kg/回投与群の2群に分けて投与した。解熱効果は有効21例(67.8%)、やや有効5例(16.1%)、無効5例(16.1%)で有効とやや有効を合わせると83.9%であった。また解熱の経時経過は全平均で、投与前39.18℃が投与後1時間で38.04℃、2時間後37.63℃、3時間後37.30℃と下降し、4時間後に37.56℃とやや上昇傾向を示していた。なお、全例に副作用はみられなかった。本報告では、6~9mg/kg/回投与群12例では有効8例(66.7%)、10~14mg/kg/回投与群19例では有効13例(67.8%)で、2群の間に有意な差を認めなかったことから、症例、年齢、体重などを勘案すれば10mg/kg/回前後の投与が適量であるとしている。