1.
2025年肺がん、押さえておきたいグローバルの3トピック【DtoD ラヂオ ここが聞きたい!肺がん診療Up to Date】第10回
2025/12/09 DtoD ラヂオ ここが聞きたい!肺がん診療Up to Date
2025年肺がん、押さえておきたいグローバルの3トピック【DtoD ラヂオ ここが聞きたい!肺がん診療Up to Date】第10回
https://www.carenet.com/series/radio/cg004151_010.html
| 一般名 | ソトラシブ錠 |
|---|---|
| YJコード | 4291076F1022 |
| 剤型・規格 | 錠剤・120mg1錠 |
| 薬価 | 4204.30円 |
| 製薬会社 | |
| 添付文書 |
|
1.
2025年肺がん、押さえておきたいグローバルの3トピック【DtoD ラヂオ ここが聞きたい!肺がん診療Up to Date】第10回
2025/12/09 DtoD ラヂオ ここが聞きたい!肺がん診療Up to Date
2025年肺がん、押さえておきたいグローバルの3トピック【DtoD ラヂオ ここが聞きたい!肺がん診療Up to Date】第10回
https://www.carenet.com/series/radio/cg004151_010.html
2.
ESMO2025レポート 肺がん(後編)
2025/12/02 学会レポート
ESMO2025レポート 肺がん(後編)
https://www.carenet.com/report/esmo/2025/cg005458_011.html
3.
非小細胞肺がんにおける新たな治療「TTフィールド:腫瘍治療電場療法」とは?【肺がんインタビュー】第117回
2025/11/28 肺がんインタビュー
非小細胞肺がんにおける新たな治療「TTフィールド:腫瘍治療電場療法」とは?【肺がんインタビュー】第117回
https://www.carenet.com/series/lcspecial/cg004067_117.html
4.
経口抗凝固薬の重大な副作用、脾破裂に至る脾臓出血が追加/厚労省
2025/11/28 医療一般
経口抗凝固薬の重大な副作用、脾破裂に至る脾臓出血が追加/厚労省
https://www.carenet.com/news/general/carenet/61871
5.
dMMR/MSI-H腫瘍へのニボルマブ+イピリムマブ、大腸がん以外で初の有効性を報告
2025/11/21 医療一般
dMMR/MSI-H腫瘍へのニボルマブ+イピリムマブ、大腸がん以外で初の有効性を報告
https://www.carenet.com/news/general/carenet/61793
1).がん化学療法後増悪KRASG12C変異陽性の切除不能進行再発非小細胞肺癌。2).がん化学療法後増悪KRASG12C変異陽性の治癒切除不能進行・再発結腸癌、がん化学療法後増悪KRASG12C変異陽性の治癒切除不能進行・再発直腸癌。(効能又は効果に関連する注意)5.1.〈がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、KRASG12C変異陽性が確認された患者に投与すること(検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること)。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、次のウェブサイトから入手可能である:https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html。5.2.〈がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと〔17.1.1参照〕。5.3.〈がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。5.4.〈がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉本剤の一次治療における有効性及び安全性は確立していない。5.5.〈がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉フッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤・オキサリプラチン・イリノテカン治療歴なしの患者における本剤の有効性及び安全性は確立していない。5.6.〈がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと〔17.1.2参照〕。5.7.〈がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。
〈がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉通常、成人にはソトラシブとして960mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。〈がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉パニツムマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人にはソトラシブとして960mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。(用法及び用量に関連する注意)7.1.〈効能共通〉本剤投与により副作用が発現した場合には、次の基準を考慮して、休薬・減量・中止すること(240mg/日の投与量に対して忍容性が認められない場合は投与を中止すること)。[本剤の減量レベル]1).〈効能共通〉通常投与量:960mg/日。2).〈効能共通〉1段階減量:480mg/日。3).〈効能共通〉2段階減量:240mg/日。[副作用発現時の休薬、減量及び中止基準]1).〈効能共通〉肝機能障害〔8.1、11.1.1参照〕:①.〈効能共通〉症候性のGrade2のAST増加若しくは症候性のGrade2のALT増加又はGrade3以上のAST増加若しくはGrade3以上のALT増加:Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後は1段階減量して投与再開できる。②.〈効能共通〉正常値上限の3倍超のAST増加かつ正常値上限の2倍超の総ビリルビン増加又は正常値上限の3倍超のALT増加かつ正常値上限の2倍超の総ビリルビン増加:本剤の投与を中止する。2).〈効能共通〉間質性肺疾患〔8.2、11.1.2参照〕:全Grade:本剤の投与を中止する。3).〈効能共通〉前記以外の副作用:Grade3<悪心・嘔吐・下痢は適切な処置を行っても症状が継続する場合>又はGrade4<悪心・嘔吐・下痢は適切な処置を行っても症状が継続する場合>:Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後は1段階減量して投与再開できる。GradeはNCI-CTCAEversion5.0に準じる。7.2.〈がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
(警告)本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の使用が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。(禁忌)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)8.1.肝機能障害があらわれることがあるので、本剤の投与開始前及び投与中は定期的に肝機能検査を行い、患者の状態を十分に観察すること〔7.1、11.1.1参照〕。8.2.間質性肺疾患があらわれることがあるので、本剤の投与にあたっては、初期症状(発熱、咳嗽、呼吸困難等)の確認及び胸部X線検査の実施等、観察を十分に行うこと〔7.1、11.1.2参照〕。(特定の背景を有する患者に関する注意)(肝機能障害患者)9.3.1.中等度以上の肝機能障害患者(Child-Pugh分類B又はC):減量を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、有害事象の発現に十分注意すること(本剤の血中濃度が上昇し、副作用が強くあらわれるおそれがある)〔16.6.1参照〕。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(ウサギを用いた胚・胎仔発生に関する試験において、臨床曝露量(AUC)の約2.2倍の曝露に相当する用量で、胎仔体重減少及び胎仔中手骨骨化数減少が認められている)。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(本剤の母乳中への移行は不明である)。(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(相互作用)本剤はCYP3Aの基質となり、CYP3Aの誘導作用及びP-gp、BCRPの阻害作用を示す。また、本剤の溶解度はpHの上昇により低下する。10.2.併用注意:1).CYP3A誘導剤(リファンピシン、フェニトイン、カルバマゼピン等)〔16.7.1参照〕[本剤の有効性が減弱するおそれがあるため、併用を避けることが望ましい(これらの薬剤がCYP3Aを誘導することにより、本剤の血中濃度が低下する可能性がある)]。2).CYP3Aの基質となる薬剤(ミダゾラム、トリアゾラム、ロミタピド等)〔16.7.2参照〕[これらの薬剤の有効性が減弱するおそれがある(本剤がCYP3Aを誘導することにより、これらの薬剤の血中濃度が低下する可能性がある)]。3).治療域の狭いP-gpの基質となる薬剤(ジゴキシン、エベロリムス、シロリムス等)〔16.7.3参照〕[これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるため、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること(本剤がP-gpを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある)]。4).BCRPの基質となる薬剤(ロスバスタチン、アトルバスタチン、メトトレキサート等)〔16.7.4参照〕[これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるため、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること(本剤がBCRPを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある)]。5).胃内pHを上昇させる薬剤(プロトンポンプ阻害剤(オメプラゾール、ラベプラゾール、ランソプラゾール等)、H2受容体拮抗剤(ファモチジン、ラニチジン、シメチジン等))〔16.7.5、16.7.6参照〕[本剤の有効性が減弱するおそれがあるため、これらの薬剤との併用を避けることが望ましい(これらの薬剤による胃内pHの上昇により本剤の溶解性が低下し、本剤の血中濃度が低下する可能性がある)]。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。14.2.薬剤投与時の注意粉砕や分割して使用しないこと。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.肝機能障害:ALT増加(13.6%)、AST増加(13.6%)、Al-P増加(6.2%)、ビリルビン増加(1.6%)等の肝機能障害があらわれることがある〔7.1、8.1参照〕。11.1.2.間質性肺疾患:肺臓炎(0.8%)等があらわれることがある〔7.1、8.2参照〕。11.2.その他の副作用1).感染症および寄生虫症:(1%未満)蜂巣炎、憩室炎、毛包炎、口腔カンジダ症、口腔真菌感染、膿疱性皮疹、上気道感染、結膜炎。2).良性、悪性および詳細不明の新生物(嚢胞およびポリープを含む):(1%未満)血管筋脂肪腫。3).血液およびリンパ系障害:(1%~5%未満)貧血、リンパ球減少、白血球減少、好中球減少、血小板減少、(1%未満)赤血球減少。4).免疫系障害:(1%未満)薬物過敏症。5).代謝および栄養障害:(1%~5%未満)食欲減退、低マグネシウム血症、低カリウム血症、脂質異常症、低リン血症、(1%未満)脱水、高トリグリセリド血症、低カルシウム血症、低血糖、低ナトリウム血症。6).精神障害:(1%未満)錯乱状態、不眠症。7).神経系障害:(1%~5%未満)頭痛、味覚不全、(1%未満)浮動性めまい、知覚過敏、過眠症、神経系障害、末梢性ニューロパチー。8).眼障害:(1%未満)結膜充血、眼瞼紅斑、眼瞼浮腫、霧視、視力障害、眼球乾燥症。9).心臓障害:(1%未満)洞性徐脈。10).血管障害:(1%未満)高血圧、低血圧、末梢冷感。11).呼吸器、胸郭および縦隔障害:(1%未満)呼吸困難、咳嗽、鼻閉、湿性咳嗽。12).胃腸障害:(5%以上)下痢(25.9%)、悪心(15.2%)、嘔吐、(1%~5%未満)腹痛、便秘、口内乾燥、腹部膨満、口内炎、(1%未満)消化不良、胃食道逆流性疾患、腹部不快感、呼気臭、口唇炎、鼓腸、口腔粘膜水疱形成、口腔内潰瘍形成。13).肝胆道系障害:(1%未満)肝炎。14).皮膚および皮下組織障害:(1%~5%未満)斑状丘疹状皮疹、皮膚乾燥、皮膚そう痒症、発疹、ざ瘡様皮膚炎、脱毛症、(1%未満)手掌・足底発赤知覚不全症候群、皮膚亀裂、皮膚炎、皮膚症、多汗症、寝汗、光線過敏性反応、紫斑、乾皮症、薬疹。15).筋骨格系および結合組織障害:(1%~5%未満)筋肉痛、関節痛、(1%未満)関節炎、筋力低下、変形性関節症、背部痛、筋攣縮。16).腎および尿路障害:(1%未満)白血球尿、頻尿、蛋白尿。17).生殖系および乳房障害:(1%未満)女性化乳房。18).一般・全身障害および投与部位の状態:(5%以上)疲労(10.3%)、(1%~5%未満)末梢性浮腫、無力症、粘膜炎症、(1%未満)倦怠感、発熱、びくびく感、限局性浮腫、非心臓性胸痛、浮腫。19).臨床検査:(1%~5%未満)体重減少、血中コレステロール増加、(1%未満)血中クレアチンホスホキナーゼ増加、血中クレアチニン増加、AST減少、血中コルチコトロピン減少、コルチゾール減少、心電図QT延長、胃内pH低下、リパーゼ増加。
18.1作用機序ソトラシブは、KRASG12C変異を有するKRASに対する阻害作用を有する低分子化合物である。ソトラシブは、G12C変異を有するKRASに結合することで、KRASの活性化を阻害し、下流のシグナル伝達を阻害することにより、腫瘍増殖抑制作用を示すと考えられている。18.2抗腫瘍効果ソトラシブは、KRASG12C変異を有するヒト非小細胞肺癌由来NCI-H358細胞株を皮下移植したヌードマウスにおいて、腫瘍増殖抑制作用を示した。また、ソトラシブとパニツムマブとの併用により、各薬剤単独と比較して、KRASG12C変異を有する結腸・直腸癌患者由来腫瘍組織片を皮下移植したインターロイキン2受容体γ鎖が完全欠損した非肥満型糖尿病/重症複合型免疫不全マウスにおける腫瘍増殖抑制作用が増強した(invivo)。
17.1有効性及び安全性に関する試験〈がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉17.1.1国際共同第I/II相試験(20170543試験、CodeBreaK100試験)がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の切除不能な進行・再発の固形癌患者を対象とした国際共同第I/II相試験の第II相パートにおいて、非小細胞肺癌患者126例(日本人11例を含む)に本剤960mgを1日1回経口投与した。主要評価項目であるRECISTver.1.1に基づく独立中央画像判定機関による奏効率(データカットオフ日:2020年9月1日)は、有効性評価対象注1)123例(日本人10例を含む)で37.4%(95%信頼区間:28.8,46.6)であった。安全性評価対象注2)190例(日本人13例を含む)中128例(67.4%)に副作用が認められ、主な副作用(発現率5%以上)は、下痢(27.9%)、悪心、ALT増加、AST増加(各16.3%)、疲労(11.1%)、血中アルカリホスファターゼ増加(7.9%)、嘔吐(7.4%)及び腹痛(5.3%)であった。[5.2参照]注1)中央判定によりベースライン時に測定可能病変を有さないと判定された3例(日本人1例を含む)が除外された。注2)第I相及び第II相パートにおいて本剤960mgを1回以上投与された非小細胞肺癌患者〈がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉17.1.2国際共同第III相試験(20190172試験、CodeBreaK300試験)化学療法歴注1)のあるKRASG12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌患者160例(日本人25例を含む)を対象に、本剤960mg1日1回経口投与とパニツムマブ注2)併用投与(53例)又は本剤240mg1日1回経口投与とパニツムマブ注2)併用投与注3)(53例)をトリフルリジン・チピラシル塩酸塩又はレゴラフェニブ(対照群:54例)と比較した。主要評価項目であるRECISTver.1.1に基づく独立中央画像判定機関による無増悪生存期間注4)(データカットオフ日:2023年6月19日)は、対照群に対して本剤960mg+パニツムマブ併用群(本剤併用群)で統計学的に有意な延長が認められた。表1無増悪生存期間の結果--------------------------表開始--------------------------本剤併用群対照群症例数(日本人)53(5)54(8)中央値(月)(95%信頼区間)5.6(4.2,6.3)2.0(1.9,3.9)ハザード比注5)(95%信頼区間)0.481(0.297,0.778)注6)p値(両側)注7)0.005注5)ランダム化層別因子である、血管新生阻害薬による前治療歴(あり、なし)、治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌と診断されてからランダム化までの期間(18カ月以上、18カ月未満)及びECOGパフォーマンスステータス(0又は1、2)で層別したCox比例ハザードモデル。注6)有意水準に対応した97.5%信頼区間は[0.277,0.834]。注7)ランダム化層別因子で層別した層別log-rank検定。有意水準(両側):0.02500--------------------------表終了--------------------------図1無増悪生存期間のKaplan-Meier曲線<<図省略>>本剤併用群の安全性評価対象注8)53例(日本人5例を含む)中33例(62.3%)にソトラシブによる副作用が認められ、主な副作用(発現率5%以上)は、下痢(18.9%)、低マグネシウム血症、悪心(各11.3%)、疲労(7.5%)、貧血、嘔吐、食欲減退及びざ瘡様皮膚炎(各5.7%)であった。[5.6参照]注1)治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌に対して、フッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤、オキサリプラチン及びイリノテカン塩酸塩による1つ以上の治療歴のある患者が対象とされた。術後補助療法実施中又は終了後6カ月以内に疾患進行が認められた場合には、当該治療を治療歴の1つとみなすこととされた。高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有することが知られている患者は、免疫チェックポイント阻害薬が使用可能な国又は地域では、当該薬剤による治療歴のある患者が対象とされた。BRAF遺伝子変異を有することが知られている患者は、エンコラフェニブ及びセツキシマブが使用可能な国又は地域では、当該薬剤による治療歴のある患者が対象とされた。なお、試験参加国又は地域により使用状況が異なること等から、血管新生阻害薬による治療歴は必須とはされなかった。注2)2週間に1回6mg/kgを60分以上かけて点滴静注する。パニツムマブの初回投与前に本剤を投与すること。注3)本剤の承認用法・用量は960mgを1日1回経口投与である。注4)ランダム化されたすべての患者を含む最大の解析対象集団における評価。治験薬の投与を1回も受けなかった対照群の3例(日本人1例)を含む。注8)ランダム化されたすべての患者のうち、本剤又はパニツムマブを少なくとも1回投与された患者。