1.
降圧薬治療による認知症リスク低下、超高齢やフレイルでも
2024/03/28 医療一般
降圧薬治療による認知症リスク低下、超高齢やフレイルでも
https://www.carenet.com/news/general/carenet/58312
一般名 | クロニジン塩酸塩錠 |
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YJコード | 2149001F1034 |
剤型・規格 | 錠剤・0.075mg1錠 |
薬価 | 5.90円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1.
降圧薬治療による認知症リスク低下、超高齢やフレイルでも
2024/03/28 医療一般
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2.
日本人の降圧薬アドヒアランス、低い患者とは?
2024/03/26 医療一般 日本発エビデンス
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/58213
3.
禁煙後の体重増加は将来の高血圧発症と関連する可能性
2024/03/21 医療一般 日本発エビデンス
禁煙後の体重増加は将来の高血圧発症と関連する可能性
https://www.carenet.com/news/general/hdnj/58140
4.
低リスク高血圧患者、「血圧の下げすぎ」による心血管リスクは
2024/03/13 医療一般 日本発エビデンス
低リスク高血圧患者、「血圧の下げすぎ」による心血管リスクは
https://www.carenet.com/news/general/carenet/58164
5.
肥満症治療薬のチルゼパチドで肥満者の血圧が低下
2024/03/11 医療一般
肥満症治療薬のチルゼパチドで肥満者の血圧が低下
https://www.carenet.com/news/general/hdn/58056
各種高血圧症(本態性高血圧症、腎性高血圧症)。
1回クロニジン塩酸塩として0.075mg~0.150mgを1日3回経口投与する。なお、症状により適宜増減する。重症の高血圧症には1回0.3mgを1日3回投与する。
(禁忌)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。(慎重投与)1.腎障害のある患者[急激な降圧により腎機能を悪化させることがある]。2.虚血性心疾患又は高血圧以外の原因による心不全のある患者[急激な降圧により心機能を悪化させることがある]。3.虚血性心疾患及びうっ血性心不全の既往歴のある患者[急激な降圧により心機能を悪化させることがある]。4.脳梗塞又は脳血管障害のある患者[急激な降圧により症状を悪化させることがある]。5.高度徐脈(著しい洞性徐脈)のある患者[症状を悪化させることがある]。6.発熱患者[血圧、心機能等に著明な変化を来す恐れがある]。7.高齢者。(重要な基本的注意)1.ときに起立性低血圧が現れることがあるので、臥位のみならず、立位又は座位で血圧測定を行い、体位変換による血圧変化を考慮し、座位にて血圧をコントロールする。2.本剤を投与している患者で急に投与を中止すると、まれに血圧上昇、神経過敏、頻脈、不安感、頭痛等の血圧リバウンド現象が現れることがあるので、投与を中止しなければならない場合には、高血圧治療で、一般に行われているように、投与量を徐々に減らす。3.鎮静作用により反射運動等が減弱されることがあるので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う作業に注意させる。(相互作用)併用注意:1.中枢神経抑制剤、アルコール[鎮静作用が増強されることがある(本剤との併用により相加的に鎮静作用が増強される)]。2.β遮断剤[本剤の投与中止後のリバウンド現象が強められる可能性があるので、本剤の投与を中止する場合には、β遮断剤を先に中止し、数日間経過を観察した後、本剤の投与を中止する(本剤はノルエピネフリンの遊離を抑制するため、急激な中止により血中ノルエピネフリンの上昇が起こり、β遮断剤の併用時は、β受容体が遮断されているため、ノルエピネフリンのα受容体刺激作用が増強され、血圧が急激に上昇する)]。(高齢者への投与)高齢者では一般に過度の降圧は好ましくないとされている(脳梗塞等が起こる恐れがある)ので、低用量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない、また、本剤は胎盤を通過することが報告されている]。2.授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせる[ヒト母乳中へ移行することが報告されている]。(小児等への投与)低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。(過量投与)1.症状:過量投与した場合、交感神経抑制によって一般的に認められる瞳孔収縮、嗜眠、徐脈、低血圧、低体温、昏睡、無呼吸等の症状が発現する。また、過量投与した場合、末梢のα1受容体の刺激による血圧上昇が起こる可能性もある。2.処置:過量投与時には、注意深くモニタリングし、必要に応じて対症療法を行う。(適用上の注意)薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。(保管上の注意)気密容器。
国内調査症例8,074例(承認時及び再評価調査結果)中副作用が報告されたのは2,637件(32.66%)であった。主な副作用は口渇1,537件(19.04%)、眠気・鎮静492件(6.09%)、眩暈320件(3.96%)、倦怠・脱力感81件(1.00%)等であった。また、臨床検査値においては特に一定の傾向を示す変動は認められていない。1.重大な副作用1).幻覚:まれに幻覚が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には、適切な処置を行う。2).錯乱:患者の状態に十分注意し、このような症状が現れた場合には、適切な処置を行う。2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。1).精神神経系:(5%以上又は頻度不明)眠気、鎮静作用、疲労感、(0.1~5%未満)不安、眩暈、倦怠感、(0.1%未満)見当識障害。2).循環器:(5%以上又は頻度不明)徐脈、(0.1~5%未満)起立性低血圧、蒼白・レイノー様症状。3).消化器:(5%以上又は頻度不明)口渇、(0.1~5%未満)悪心、食欲不振、下痢、便秘、心窩部膨満感、胸やけ、(0.1%未満)腹痛。4).泌尿・生殖器:(0.1~5%未満)陰萎。5).過敏症:(0.1~5%未満)発疹、そう痒[発現した場合には、投与を中止する]。6).その他:(0.1~5%未満)鼻閉、血管神経性浮腫、(0.1%未満)眼乾燥、血糖値上昇。
1.血圧降下作用脳幹部のα2受容体に選択的に作用して、交感神経緊張を抑制することにより、末梢血管を拡張させ血圧を降下させる(ネコ、イヌ)。2.臨床薬理(1)血圧降下作用高血圧症患者に経口投与した場合、有意な血圧降下作用が認められ、作用は30~60分で発現し、2~4時間で最大効果に達し、10時間以上持続する。(2)末梢血管抵抗低下作用高血圧症患者に長期投与した場合、末梢血管抵抗の低下が認められている。また、腎血管抵抗の低下に基づく腎血流量の増加傾向が認められている。(3)血漿レニン活性低下作用高血圧症患者に経口投与した場合、立位、臥位共に血漿レニン活性の低下が認められている。特に血漿レニン活性の高い高血圧症患者での血漿レニン活性の低下が著明である。
国内で実施された臨床試験の結果、承認された効能・効果に対する本剤の臨床効果が認められた。