HR+/HER2-転移乳がんへのアベマシクリブ後の治療の検討~日本のリアルワールドデータ
ホルモン受容体陽性/HER2陰性(HR+/HER2-)で転移のある乳がんの1次治療においてアベマシクリブが広く用いられているが、中止後の治療選択や治療継続期間に関するリアルワールドデータは限られる。今回、国立がん研究センター東病院の内藤 陽一氏らが、日本の医療レセプトデータベースを用い、1次治療でアベマシクリブを投与された患者の治療パターンを検討した結果、アベマシクリブ+非ステロイド性アロマターゼ阻害薬(NSAI)後の2次治療でCDK4/6阻害薬を継続した患者では、ほかの2次治療レジメンより全体の治療中止までの期間(TTD)が数値的に長いことが示された。とくに2次治療でアベマシクリブ+フルベストラントを投与された患者では、2次治療のTTDが長い傾向であったという。Future Oncology誌オンライン版2026年9月11日号に掲載。