ステロイド投与に関連する臨床試験の難しさ:心肺蘇生の現場から(解説:香坂 俊 氏)-1464 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2021/11/08 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 香坂 俊( こうさか しゅん ) 氏 慶應義塾大学 循環器内科 准教授 オリジナルのニュース 院内心停止、バソプレシン+メチルプレドニゾロンは有益か/JAMA(2021/10/14掲載) 敗血症性ショック症例に対するステロイド投与 今回のテーマはVAM-IHCA試験という院内の心停止症例に対してバソプレシン+メチルプレドニゾロンを投与するかどうかというRCTなのであるが(JAMA誌掲載)、このテーマに関しては少し昔の話から始めさせていただきたい。 ステロイドが集中治療の現場に登場したのは、2002年くらいからではないだろうか。Annane氏らによってフランスで敗血症性ショック症例を対象としたRCTが行われ… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 香坂 俊先生の他のコメント Question the Status Quo―ACLSの「常識」に挑んだ臨床試験(解説:香坂俊氏) (2021/07/20掲載) J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 特発性重症深部脳内出血、減圧開頭術+内科的治療vs.内科的治療単独/Lancet(2024/05/23) 切除可能NSCLC、周術期ニボルマブ追加でEFS改善/NEJM(2024/05/23) 高リスク早期乳がんへのテーラードdose-dense化学療法、10年時解析で無再発生存期間を改善(PANTHER)/ESMO BREAST 2024(2024/05/23) 日本人高齢者の認知症発症を予測するバイオマーカー(2024/05/23) 血液検査で変形性膝関節症を早期発見か(2024/05/23) 米国での精神疾患の経済的コストは年間2820億ドル(2024/05/23) 人々が考える老年期の開始年齢は高齢化している(2024/05/23) [ あわせて読みたい ] 片頭痛特集まとめインデックス(2021/08/31) アクティブラーニングで英語習得!医療者限定のオンラインプログラム開講(2021/07/15) 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 膠原病(2021/07/15) 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 消化器(消化管)(2021/07/15) 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 消化器(肝胆膵)(2021/07/15) 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 感染症(2021/07/15) 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 腎臓(2021/06/10) 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器(2021/06/10) Dr.林の笑劇的救急問答16<下巻> 皮膚科救急編(2021/05/10) 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 内分泌・代謝(2021/04/20)