神経細胞死の病因を取り除くアルツハイマー病治療薬「レケンビ点滴静注」 最終更新:2023/12/19 最新!DI情報 今回は、「レケンビ点滴静注」を紹介します。本剤は、アルツハイマー病の進行を抑制し、認知機能と日常生活機能の低下を遅らせることを実証した世界初の薬剤で、医療者のみならず患者からも注目されています。
レカネマブ発売に当たり、Dr.朝田が挙げる4つのポイント 最終更新:2023/12/18 外来で役立つ!認知症Topics アルツハイマー病の新薬レカネマブが、ついに12月20日に発売。ARIAのリスク管理のため、治療開始から数ヵ月はMRIのある医療機関に限られますが、6ヵ月以降はクリニックなどでも治療できるようです。
レカネマブの投与対象者、合理的な絞り込みに感服 最終更新:2023/12/15 バズった金曜日 12月13日に開催された中央社会保険医療協議会総会において、レカネマブの最適使用推進ガイドライン案が公表されました。その各種要件を見ると、診断可能施設や診断を受けられる患者はかなり絞られるようです。
2歳と14歳の投与量、体重当たりで同じ? 最終更新:2023/12/13 臨床力に差がつく 医薬トリビア クイズ形式で学ぶ、臨床現場で発生するふとした疑問への答えや豆知識。今回は、2歳と14歳の投与量について。体重12kgの2歳、体重75kgの14歳の投与量は同じmg/kgでよいのでしょうか?
学習障害の特徴、知的障害との違いとは? 最終更新:2023/12/08 シネマセラピー 読むのが苦手、書くのが苦手、計算するのが苦手…。このような場合、学習障害の可能性があります。学習障害の特徴や対策、知的障害などの発達障害との違いを映画「イン・ハー・シューズ」を題材として解説します。
ヒト細胞から作られた小さなロボットが神経損傷を修復 最終更新:2023/12/05 バイオの火曜日 ロボットのように動く細胞入りの構造物であるバイオボットなど「生きた機械」を作る取り組みが近年盛んになっています。今回、ヒトの細胞から作られたバイオボットが、神経損傷を修復することに成功しました。
脳が萎縮していても、必ずしも認知症ではない? 最終更新:2023/11/21 外来で役立つ!認知症Topics 脳の萎縮、とくに海馬が萎縮しているとアルツハイマー病だという認識が、一般的に医師の間でも浸透しています。しかし、必ずしもそうではないという研究結果もあるそうです。海馬と認知機能の複雑な関係を取り上げます。
ピカソの絵は何がすごい? 最終更新:2023/11/09 シネマセラピー ピカソの絵は何がすごいのか?シネマセラピーのスピンオフ「アートセラピー」として、発達心理学や進化心理学、比較認知科学、神経美学の視点からアートの本質に迫ります。
コロナ後遺症にセロトニン不足が関連か 最終更新:2023/11/07 バイオの火曜日 認知障害などのコロナ罹患後症状の発現には、セロトニンの減少が関連している可能性が報告されました。そうであれば、SSRIなどの抗うつ薬は効果が期待できるのでしょうか?
サヴァン症候群の「天才的能力」、なぜ得られるのか? 最終更新:2023/11/03 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 映画「レインマン」で有名になったサヴァン症候群。一瞬見た光景を写真記憶するなど、超人的な能力を持っているようにもとれます。これを脳機能はせめぎ合うとする「おしくらまんじゅう仮説」で解説する論文です。
患者さんの認知機能低下を疑ったら? 最終更新:2023/10/27 薬剤師スキルアップ動画集 今までピッタリ支払いをしていた患者さんが最近お札だけで支払うようになり、認知機能の低下を疑った紗耶華さん。こんなとき、どのように考え、対応すべきなのでしょうか?薬剤師としての気づきのポイントと、つなぐべき支援先について美智子先生が教えます。
年齢別、コロナ後遺症の発生頻度は? 最終更新:2023/10/25 患者説明用スライド CDC発表の最新データから、新型コロナウイルス感染後に3ヵ月以上続く何らかの症状があった人の割合を年齢別にグラフ化しています。
手術不要の脳深部刺激でヒトの記憶機能が向上 最終更新:2023/10/24 バイオの火曜日 手術で脳内に移植した電極による脳深部刺激は、パーキンソン病や強迫性障害の治療に用いられています。今回、手術不要の電極で脳の奥深くのみを刺激することで、被験者の記憶機能が改善したことが報告されました。
医薬品のコスパを考える指標QALYとICERとは? 最終更新:2023/10/23 Dr.中川の論文・見聞・いい気分 近年、費用対効果分析は医療界でも意義を増し、この分野に特化した学問領域が進化しています。治療効果の評価は、疾患ごとにバラバラでは意味がないため、あらゆる疾患に共通する指標「QALY」が用いられます。
レカネマブ承認で現場はどうなる? 最終更新:2023/10/17 外来で役立つ!認知症Topics レカネマブの流通が目前となった今、認知症専門医の朝田氏でも戸惑うほど、さまざまな情報が錯綜しています。今年中に薬価が決まる予定ですが、実際にクリニックで本剤を使えるのでしょうか?課題が山積しています。
レセプトチェックで指摘されるも、コメントせずに査定 最終更新:2023/10/09 斬らレセプト ミグシスを処方したところ算定要件に合わず査定された事例です。近年のコンピュータチェックでは過去の履歴も確認されるので、注意が必要です。査定対策について、レセプト対策のエキスパート、ソラストが解説します。
アイスクリーム頭痛の起こりにくいアイスの食べ方 最終更新:2023/10/09 一目でわかる診療ビフォーアフター アイスクリームなどの冷たいものを食べたとき、頭がキーンと痛くなることはないでしょうか?これは「アイスクリーム頭痛」と呼ばれますが、予防する方法はあるのでしょうか?
アルツハイマー病や認知障害を阻止しうる神経細胞を同定 最終更新:2023/10/03 バイオの火曜日 脳のアミロイド蓄積があっても、認知機能を維持して認知症になりにくくする神経細胞2種類が同定されました。その神経細胞が死なないようにすることで、アルツハイマー病の新たな治療が開発されるかもしれません。
レカネマブで治療可能な患者数、独自試算してみると… 最終更新:2023/09/29 バズった金曜日 レカネマブの発売が迫ってきました。アルツハイマー病に対する薬剤の承認は2011年以来のこと。患者の病状や高額な薬価のことを踏まえると、実際に処方される患者はどのくらいに上るでしょうか。
発症から5年で臥床になるリスクが高い難病 最終更新:2023/09/28 希少疾病ライブラリ 今回は、大脳白質に主病変がある神経変性疾患HDLSです。年々わが国でも患者数が増加している本症は根治療法がいまだなく、対症療法しか手段がありません。また、予後も比較的よくありません。本症の最新知見を池内健氏が解説します。