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息切れの原因、TKIとの関連は?【見落とさない!がんの心毒性】第19回
2023/03/23 見落とさない!がんの心毒性
息切れの原因、TKIとの関連は?【見落とさない!がんの心毒性】第19回
https://www.carenet.com/series/oncocardio/cg002995_019.html
一般名 | 硝酸イソソルビド貼付剤 |
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YJコード | 2171700S1095 |
剤型・規格 | 貼付剤・40mg1枚 |
薬価 | 52.50円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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2022/12/08 CLEAR!ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/clear/journal/55539
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/55541
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毎日コーヒーを飲む高血圧患者は血管の機能が良好
2022/09/01 医療一般 日本発エビデンス
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https://www.carenet.com/news/general/hdnj/54871
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入院中の不穏の原因はNOMI?致死率50%超の恐るべき疾患【知って得する!?医療略語】第18回
2022/08/24 知って得する!?医療略語
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https://www.carenet.com/series/medicalword/cg003444_018.html
狭心症、心筋梗塞<急性期を除く>、その他の虚血性心疾患。<効能・効果に関連する使用上の注意>本剤は狭心症の発作緩解を目的とした治療には不適であるので、この目的のためには速効性の硝酸・亜硝酸エステル系薬剤を使用する。
1回1枚(硝酸イソソルビドとして40mg)を胸部、上腹部又は背部のいずれかに貼付する。貼付後24時間又は48時間ごとに貼りかえる。なお、症状により適宜増減する。
(禁忌)1.重篤な低血圧又は心原性ショックのある患者[血管拡張作用により更に血圧を低下させ、症状を悪化させる恐れがある]。2.閉塞隅角緑内障の患者[眼圧を上昇させる恐れがある]。3.頭部外傷又は脳出血のある患者[頭蓋内圧を上昇させる恐れがある]。4.高度貧血のある患者[血圧低下により貧血症状(眩暈、立ちくらみ等)を悪化させる恐れがある]。5.硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者。6.ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤投与中(シルデナフィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩水和物、タダラフィル)又はグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤投与中(リオシグアト)の患者[本剤とこれらの薬剤との併用により降圧作用が増強され、過度に血圧を低下させることがある]。(慎重投与)1.低血圧の患者[血管拡張作用により更に血圧を低下させる恐れがある]。2.原発性肺高血圧症の患者[心拍出量が低下しショックを起こす恐れがある]。3.肥大型閉塞性心筋症の患者[心室内圧較差の増強をもたらし、症状を悪化させる恐れがある]。4.肝障害のある患者[高い血中濃度が持続する恐れがあるので、減量するなどして使用する]。5.高齢者。(重要な基本的注意)1.本剤の投与に際しては、症状及び経過を十分に観察し、狭心症発作が増悪するなど効果が認められない場合には他の療法に切り替える。2.硝酸・亜硝酸エステル系薬剤を使用中の患者で、急に投与を中止したとき症状が悪化した症例が報告されているので、休薬を要する場合には他剤との併用下で徐々に投与量を減じる。また、患者に医師の指示なしに使用を中止しないよう注意する。3.本剤の貼付により過度の血圧低下が起こった場合には、本剤を剥離し、下肢の挙上あるいは昇圧剤の投与等、適切な処置を行う。4.起立性低血圧を起こすことがあるので注意する。5.本剤の投与開始時には、他の硝酸・亜硝酸エステル系薬剤と同様に血管拡張作用による頭痛等の副作用を起こすことがあるので、このような場合には鎮痛剤を投与するか、減量又は投与中止するなど適切な処置を行う。また、これらの副作用のために注意力、集中力、反射運動能力等の低下が起こることがあるので、このような場合には、自動車の運転等の危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する。6.本剤の貼付により皮膚症状を起こすことがあるので、このような場合には、貼付部位を変更しステロイド軟膏等を投与するか、投与中止するなど適切な処置を行う。7.本剤とホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤(シルデナフィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩水和物、タダラフィル)との併用又はグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤(リオシグアト)との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を低下させることがあるので、本剤投与前にホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤又はグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤を服用していないことを十分確認する。また、本剤投与中及び投与後においてホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤又はグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤を服用しないよう十分注意する。(相互作用)1.併用禁忌:1).ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤(シルデナフィルクエン酸塩<バイアグラ、レバチオ>、バルデナフィル塩酸塩水和物<レビトラ>、タダラフィル<シアリス、アドシルカ、ザルティア>)[併用により、降圧作用を増強することがある(本剤はcGMPの産生を促進し、一方、ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する)]。2).グアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤(リオシグアト<アデムパス>)[併用により、降圧作用を増強することがある(本剤とグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤は、ともにcGMPの産生を促進することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する)]。2.併用注意:次記の薬剤等との相互作用により、過度の血圧低下が起こった場合には、本剤を剥離し、下肢の挙上あるいは昇圧剤の投与等、適切な処置を行う。1).アルコール摂取[血圧低下等が増強される恐れがあるので、過度の血圧低下が起こった場合には、本剤を剥離し、下肢の挙上あるいは昇圧剤の投与等、適切な処置を行う(血管拡張作用が増強される)]。2).利尿剤[血圧低下等が増強される恐れがあるので、過度の血圧低下が起こった場合には、本剤を剥離し、下肢の挙上あるいは昇圧剤の投与等、適切な処置を行う(血圧低下作用を増強させる)]。3).血管拡張剤、硝酸・亜硝酸エステル系薬剤[頭痛・血圧低下等の副作用が増強される恐れがあるので、過度の血圧低下が起こった場合には、本剤を剥離し、下肢の挙上あるいは昇圧剤の投与等、適切な処置を行う(血管拡張作用が増強される)]。(高齢者への投与)本剤は、主として肝臓で代謝されるが、高齢者では一般に肝機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続する恐れがあるので、注意する。(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。2.授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている]。(小児等への投与)低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。(適用上の注意)貼付部位:1.皮膚の損傷又は湿疹・皮膚炎等がみられる部位には貼付しない。2.貼付部位に、発汗、湿潤、汚染等がみられるときは清潔なタオル等でよくふき取ってから本剤を貼付する。特に夏期は、一般的に密封療法では皮膚症状が誘発されることが知られているので、十分に注意して投与する。3.皮膚刺激を避けるため、毎回貼付部位を変える。4.自動体外式除細動器(AED)の妨げにならないように貼付部位を考慮するなど、患者、その家族等に指導することが望ましい。(その他の注意)1.本剤使用中に本剤又は他の硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対し、耐薬性を生じ、作用が減弱することがある(なお、類似化合物(ニトログリセリン)の経皮吸収型製剤での労作狭心症に対するコントロールされた外国の臨床試験成績によると、休薬時間を置くことにより、耐薬性が軽減できたとの報告がある)。2.硝酸イソソルビド製剤の投与によって、メトヘモグロビン血症が現れたとの報告がある。(取扱い上の注意)使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用する。
総症例5,285例中報告された副作用は339例(6.41%)延べ360件であった。主な副作用は接触皮膚炎272件(5.15%)、頭痛52件(0.98%)、血圧低下10件(0.19%)等であった(再審査終了時)。1.循環器:(0.1~5%未満)血圧低下、(0.1%未満)眩暈・ふらつき、熱感、潮紅、動悸。2.精神神経系:(0.1~5%未満)頭痛、(頻度不明)脱力感、不快感。3.過敏症:(5%以上)皮膚刺激感、(0.1%未満)発疹[投与を中止する]。4.皮膚:(5%以上)一次刺激性接触皮膚炎(皮膚刺激症状、発赤、皮膚そう痒等)[貼付部位を変更したり、副腎皮質ステロイド軟膏を塗布するなどの適切な処置を行う]、*アレルギー性接触皮膚炎[*:投与を中止する]、(0.1%未満)接触皮膚炎の後の皮膚色素沈着(軽度)。5.消化器:(0.1%未満)悪心、(頻度不明)胃部不快感、食欲不振、嘔吐。
硝酸イソソルビドは主に末梢の容量血管を拡張して前負荷を減少させるとともに、冠動脈に対しては拡張作用と攣縮解除作用を有し、心筋酸素需給のアンバランスを改善することにより心機能の改善をもたらす。本剤は貼付後24時間以上にわたり、安定した作用を持続する。1.血行動態に及ぼす作用狭心症・無痛性虚血性心疾患の患者に対し、本剤を1日1枚ずつ貼付し2週間経過後の心エコー図法による検討では、拡張末期容量が観察期に比べ平均8.5%の減少(P<0.01)を示した。また、収縮末期容量についても同様に平均9.3%の減少(P<0.01)を示した。2.運動耐容量の増加作用本剤と生物学的同等性を有するフランドルテープを用いた労作狭心症患者のエルゴメータ運動負荷試験では、貼付48時間後においても、投与前に比較して有意な運動耐容量の増加を示した。また、トレッドミル試験による運動耐容量もフランドルテープにより増加した。その増加の程度は貼付枚数に比例する傾向を示し、血漿中硝酸イソソルビド濃度と運動耐容量の間には正の用量反応関係が示された。
本剤及び本剤と生物学的同等性を有するフランドルテープは狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)及びその他の虚血性心疾患に対し、24又は48時間ごとの貼付でその有用性が確認されている。本剤104例及びフランドルテープ238例、計342例における臨床成績--------------------------表開始--------------------------疾患名中等度改善以上狭心症59.9%(199/332)心筋梗塞(急性期を除く)注)59.3%(48/81)その他の虚血性心疾患50.0%(5/10)注)心筋梗塞(急性期を除く)は狭心症に合併する症例--------------------------表終了--------------------------