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2023/01/24 Dr.デルぽんの診察室観察日記
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一般名 | リドカイン貼付剤 |
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YJコード | 1214701S1051 |
剤型・規格 | 貼付剤・(18mg)30.5mm×50.0mm1枚 |
薬価 | 37.60円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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リドカインによる神経ブロックで乾癬の症状が軽減
https://www.carenet.com/news/general/hdn/54947
1.静脈留置針穿刺時の疼痛緩和。2.伝染性軟属腫摘除時の疼痛緩和。3.皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和。
1.静脈留置針穿刺時の疼痛緩和:本剤を1回リドカインとして18mg(1枚)、静脈留置針穿刺予定部位に約30分間貼付する。2.伝染性軟属腫摘除時の疼痛緩和:小児には本剤1回リドカインとして36mg(2枚)までを、伝染性軟属腫摘除予定部位に約1時間貼付する。3.皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和:本剤1回リドカインとして108mg(6枚)まで、小児には次記枚数までを、レーザー照射予定部位に約1時間貼付する。3歳以下:1回あたりの最大貼付枚数2枚(リドカインとして36mg)。4歳~5歳:1回あたりの最大貼付枚数3枚(リドカインとして54mg)。6歳~7歳:1回あたりの最大貼付枚数4枚(リドカインとして72mg)。8歳~9歳:1回あたりの最大貼付枚数5枚(リドカインとして90mg)。10歳以上:1回あたりの最大貼付枚数6枚(リドカインとして108mg)。<用法・用量に関連する使用上の注意>1.本剤除去後直ちに処置等を行う。2.伝染性軟属腫摘除時の疼痛緩和に使用する場合、本剤を患部に応じた適切な大きさに切って貼付する。3.皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和に使用する場合、小児における本剤の貼付枚数は、体重、患部の大きさを考慮して、必要最小限にとどめる。
(禁忌)本剤の成分又はアミド型局所麻酔薬に対し過敏症の既往歴のある患者。(相互作用)本剤は、主として肝代謝酵素CYP1A2及びCYP3A4で代謝される。併用注意:クラス3抗不整脈剤(アミオダロン等)[心機能抑制作用が増強する恐れがあるので、心電図検査等によるモニタリングを行う(作用が増強することが考えられる)]。(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用する[妊娠中の使用に関する安全性は確立していない]。(小児等への投与)低出生体重児、新生児及び乳児に対する安全性は確立していない[臨床試験において使用経験がない]。(過量投与)過量投与時、局所麻酔剤の血中濃度の上昇に伴い、中毒が発現する。その症状は、主に中枢神経系及び心血管系の徴候、症状として現れる。1.徴候、症状:1).過量投与時の中枢神経系症状:初期症状として不安、興奮、多弁、口周囲知覚麻痺、舌のしびれ、ふらつき、聴覚過敏、耳鳴、視覚障害、振戦等が現れる(症状が進行すると意識消失、全身痙攣が現れ、これらの症状に伴い低酸素血症、高炭酸ガス血症が生じる恐れがあり、より重篤な場合には呼吸停止を来すこともある)。2).過量投与時の心血管系症状:血圧低下、徐脈、心筋収縮力低下、心拍出量低下、刺激伝導系抑制、心室性頻脈及び心室細動等の心室性不整脈、循環虚脱、心停止等が現れる。2.処置:過量投与時には次の治療を行うことが望ましい。1).過量投与による中枢神経系症状及び心血管系症状が起きたら直ちに本剤を剥離する。2).過量投与時には呼吸を維持し、酸素を十分投与することが重要であり、必要に応じて人工呼吸を行う。過量投与による振戦や痙攣が著明であれば、ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)を投与する。過量投与による心機能抑制に対しては、カテコールアミン等の昇圧剤を投与する。過量投与により心停止を来した場合には直ちに心マッサージを開始する。(適用上の注意)1.使用部位:1).湿疹又は発疹の部位に使用しない。2).損傷皮膚及び粘膜に使用しない。3).静脈留置針穿刺時の疼痛緩和に使用する場合、本剤を皮膚からはがした後、穿刺部位を消毒する。2.使用時:本剤を切って使用した場合、残薬は廃棄する。(その他の注意)1.ポルフィリン症の患者に投与した場合、急性腹症、四肢麻痺、意識障害等の急性症状を誘発する恐れがある。2.シミ、シワ、ニキビ跡、脱毛等(半導体レーザーや炭酸ガスレーザー等を用いた皮膚レーザー照射療法)に対する本剤の有効性及び安全性は検討されていない。(取扱い上の注意)使用期限内であっても、開封後はなるべく速やかに使用する。
<静脈留置針穿刺時の疼痛緩和>総症例6,316例中、135例(2.14%)に副作用が認められた。その主なものは使用部位の発赤101件(1.60%)、そう痒34件(0.54%)、接触皮膚炎10件(0.16%)等であった[承認時及び再審査終了時]。<伝染性軟属腫摘除時の疼痛緩和>小児臨床試験において総症例61例中、2例(3.28%)に副作用が認められた。その内訳は適用部位皮膚炎1件(1.64%)、適用部位そう痒感1件(1.64%)であった[効能追加時]。小児特定使用成績調査において総症例500例中、6例(1.20%)に副作用が認められた。その内訳は適用部位紅斑4件(0.80%)、接触皮膚炎2件(0.40%)であった[再審査終了時]。<皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和>総症例148例中、5例(3.38%)に副作用が認められた。その内訳は適用部位紅斑4件(2.70%)、蕁麻疹1件(0.68%)であった[効能追加時]。使用成績調査において総症例280例中、4例(1.43%)に副作用が認められた。その内訳は適用部位紅斑4件(1.43%)、適用部位疼痛1件(0.36%)であった[再審査終了時]。1.重大な副作用(頻度不明)ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシーを起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、全身潮紅、呼吸困難、血管浮腫(顔面浮腫、喉頭浮腫等)、血圧低下、顔面蒼白、脈拍異常、意識障害等の異常が認められた場合には使用を中止し、適切な処置を行う(なお、本剤除去後にも、同様症状を起こすことがあるので、注意する)。2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。なお、貼付が長時間にわたると皮膚症状が強く現れる恐れがあるので注意する。1).過敏症:(0.1~5%未満)発赤、そう痒、接触皮膚炎、(0.1%未満)刺激感、蕁麻疹、(頻度不明)熱感[使用を中止するなど適切な処置を行う]。2).皮膚:(0.1%未満)皮膚色素沈着、(頻度不明)*皮膚剥離[*:本剤除去時に起こることがあるので注意する]。
局所麻酔作用本剤は、基剤と比較して、モルモットによる背部皮膚ピンプリック法で局所麻酔作用が認められている。
1.静脈留置針穿刺時の疼痛緩和国内21施設で実施された二重盲検比較試験を含む手術予定患者における、本剤貼付部位の疼痛緩和効果の有効率(有効以上)は65.7%(140/213例)であった。2.伝染性軟属腫摘除時の疼痛緩和国内8施設で実施された小児(4~11歳)を対象としたプラセボ対照二重盲検比較試験における、本剤貼付部位の疼痛緩和効果の有効率注)は83.6%(51/61例)であった。注)優劣比較判定が評価された例数において疼痛緩和効果が認められた例数の割合3.皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和1)太田母斑、扁平母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症国内15施設で実施されたプラセボ対照二重盲検比較試験における、本剤貼付部位のVAS変化率注)はプラセボに比較して有意に優った。なお、本剤の最大使用枚数は、6枚であった。表4VAS変化率--------------------------表開始--------------------------nVAS変化率(%)ペンレステープ18mg58-26.71±41.69プラセボ30-6.74±35.08(平均±S.D.)(p=0.0274、2標本t検定、95%信頼区間:-37.67~-2.28、VAS変化率の群間差:-19.97)--------------------------表終了--------------------------注)VAS(VisualAnalogueScale):100mmのスケールを用い痛みを評価する視覚アナログスケール。数値が大きい方が痛みは強い。VAS変化率:-(非貼付部位のVAS値-貼付部位のVAS値)/非貼付部位のVAS値×1002)血管腫(単純性血管腫、苺状血管腫、毛細血管拡張症)国内4施設で実施された1歳以上の小児及び成人患者を対象とした非盲検非対照試験において、痛みの評価が可能であった患者における本剤貼付部位の痛みは「痛くないまたはレーザー照射の感覚はあるが痛くない」が34.5%(10/29例)、「少し痛い」が58.6%(17/29例)、「痛い」が6.9%(2/29例)であり、「すごく痛い」は0%(0/29例)であった。なお、本剤の最大使用枚数は、成人で6枚、小児で2枚(1歳以上、体重10.1kg以上)であった。