1.
liso-cel、再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫の2次治療に有効か?/Lancet
2022/07/05 ジャーナル四天王
liso-cel、再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫の2次治療に有効か?/Lancet
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/54658
一般名 | ダカルバジン注射用 |
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YJコード | 4219401D1031 |
剤型・規格 | 散剤・100mg1瓶 |
薬価 | 3059.00円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1.
liso-cel、再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫の2次治療に有効か?/Lancet
2022/07/05 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/54658
2.
早期TN乳がん、術前PEM+化学療法と術後PEMでEFS改善(解説:下村昭彦氏)
2022/03/18 CLEAR!ジャーナル四天王
早期TN乳がん、術前PEM+化学療法と術後PEMでEFS改善(解説:下村昭彦氏)
https://www.carenet.com/news/clear/journal/53998
3.
早期TN乳がんの術前・術後ペムブロリズマブによるEFS、アジア人での解析(KEYNOTE-522)/日本臨床腫瘍学会
2022/02/28 医療一般
早期TN乳がんの術前・術後ペムブロリズマブによるEFS、アジア人での解析(KEYNOTE-522)/日本臨床腫瘍学会
https://www.carenet.com/news/general/carenet/53893
4.
早期TN乳がん、術前PEM+化学療法と術後PEMでEFS改善/NEJM
2022/02/21 ジャーナル四天王
早期TN乳がん、術前PEM+化学療法と術後PEMでEFS改善/NEJM
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/53877
5.
CAR-T療法イエスカルタ、大細胞型B細胞リンパ腫の2次治療に有効 /NEJM
2022/01/04 ジャーナル四天王
CAR-T療法イエスカルタ、大細胞型B細胞リンパ腫の2次治療に有効 /NEJM
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/53619
1.悪性黒色腫。2.ホジキン病(ホジキンリンパ腫)。3.褐色細胞腫。
1.悪性黒色腫:ダカルバジンとして1日量100~200mgを5日間連日静脈内投与し、以後約4週間休薬する。これを1コースとし繰り返し投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。2.ホジキン病(ホジキンリンパ腫):成人・小児ともに、他の抗悪性腫瘍剤との併用において、ダカルバジンとして1日1回375mg/㎡(体表面積)を静脈内投与し、13日間休薬する。これを2回繰り返すことを1コースとし、繰り返し投与する。なお、年齢・症状により適宜減量する。3.褐色細胞腫:シクロホスファミド水和物とビンクリスチン硫酸塩との併用において、ダカルバジンとして1日1回600mg/㎡(体表面積)を2日間連日静脈内投与し、少なくとも19日間休薬する。これを1コースとし、繰り返し投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。<用法・用量に関連する使用上の注意>1.注射液の調製法:ダカルバジン100mgに、日局注射用水10mLを加えて溶解する。溶解後は遮光することが望ましい。2.点滴静注する場合は遮光する。3.副作用がみられた場合は、その副作用が消失するまで休薬する。4.褐色細胞腫患者において、本剤を含む化学療法施行後に高血圧クリーゼを含む血圧変動が報告されていることから、本剤を含む化学療法開始前にα遮断薬等を投与する。
(警告)本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施する。適応患者の選択にあたっては、本剤及び各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意する。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し、同意を得てから投与する。(禁忌)1.本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者。2.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。(慎重投与)1.肝障害又は腎障害のある患者[障害が悪化する恐れがあり、また、副作用が強く現れる恐れがある]。2.感染症を合併している患者[骨髄機能抑制により感染症が悪化する恐れがある]。3.水痘患者[致命的全身障害が現れる恐れがある]。(重要な基本的注意)1.骨髄機能抑制、肝機能障害・腎機能障害等の重篤な副作用が起こることがあるので、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査等)を行うなど患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、減量・休薬等の適切な処置を行う。また、使用が長期にわたると副作用が強く現れ、遷延性に推移することがあるので、投与は慎重に行う。2.感染症の発現又は感染症悪化、出血傾向の発現又は出血傾向悪化に十分注意する。3.小児に投与する場合には、副作用の発現に特に注意し、慎重に投与する。4.小児及び生殖可能な年齢の患者に投与する必要がある場合には、性腺に対する影響を考慮する。5.褐色細胞腫に本剤を使用する際には、関連文献(「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議公知申請への該当性に係る報告書:ダカルバジン(褐色細胞腫(傍神経節細胞腫を含む))」等)を熟読する。(相互作用)併用注意:他の抗悪性腫瘍剤、放射線照射[骨髄機能抑制等の副作用が増強することがある(副作用が相互に増強される)]。(高齢者への投与)高齢者では特に骨髄機能抑制が現れやすく遷延化する恐れがあるので、低用量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。また、肝機能障害の発現にも留意する。(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[動物実験(ラット、ウサギ)の腹腔内投与で内臓奇形、化骨不全等の催奇形性が報告されている]。2.授乳婦に投与する場合には授乳を中止させる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。(小児等への投与)1.悪性黒色腫:低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。2.ホジキン病(ホジキンリンパ腫):低出生体重児、新生児又は乳児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。3.褐色細胞腫:低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。(適用上の注意)1.投与経路:皮下、筋肉内投与はしない。2.投与時:1).静脈内投与により静脈炎、血管痛を起こすことがあるので、注射部位、注射方法等に十分注意し、注射速度をできるだけ遅くする。2).静脈内投与に際し薬液が血管外に漏れると、注射部位に硬結・壊死を起こすことがあるので、薬液が血管外に漏れないように投与する。3).本剤の血管痛を防止する目的で点滴静注する場合には、点滴経路全般を遮光して投与する(遮光すると血管痛が軽減されたという報告がある)。3.調製時:1).本剤はヘパリン、ヒドロコルチゾンコハク酸エステル等の他剤<日局注射用水・日局生理食塩液又は日局5%ブドウ糖注射液を除く>と混合すると結晶析出あるいは外観変化を生じることがあるので、混合同時投与を避ける。2).本剤の水溶液は、アルカリの添加により主薬が析出する恐れがある。3).溶解後速やかに使用する。4).溶解後、更に希釈する場合には日局生理食塩液又は日局5%ブドウ糖注射液を用いる(なお、希釈後も遮光し速やかに使用する)。(その他の注意)1.長期投与した患者に急性白血病(前白血病相を伴う場合もある)、骨髄異形成症候群(MDS)が発生したとの報告がある。また、マウス、ラットに腹腔内投与した実験及びラットに経口投与した実験で腫瘍が発生したとの報告がある。2.外国において本剤を含む多剤併用療法により、性腺への影響(無精子症、無月経等)が認められたとの報告がある。3.マウスのリンホーマ細胞を用いた試験で変異原性が認められている。4.外国において化学療法、放射線療法による治療を受けたホジキン病<ホジキンリンパ腫>患者の長期生存例に、固形癌が発生したとの報告がある。(保管上の注意)冷所。
承認時及び使用成績調査において、940例中、副作用の発現例は740例(発現率78.7%)であった。主な副作用は嘔気312件(33.2%)、嘔吐290件(30.9%)、血管痛77件(8.2%)、肝機能障害57件(6.1%)、食欲不振48件(5.1%)等であった(再審査終了時)。1.重大な副作用1).アナフィラキシーショックが現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行う。2).汎血球減少、貧血、白血球減少、血小板減少等の骨髄機能抑制が現れることがあるので、頻回に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行う。3).肝静脈血栓症及び肝細胞壊死を伴う重篤な肝障害が報告されているので、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行う。2.その他の副作用:次記のような副作用が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行う。1).肝臓:(5%以上)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、(0.1~5%未満)Al-P上昇、LDH上昇、総ビリルビン上昇、血清総蛋白減少。2).腎臓:(0.1~5%未満)BUN上昇、蛋白尿。3).消化器:(5%以上)嘔吐、嘔気、食欲不振、(0.1~5%未満)下痢、胃痛。4).精神神経系:(0.1~5%未満)ふらつき、口腔内しびれ感、(頻度不明)顔面感覚異常。5).皮膚:(0.1~5%未満)脱毛、紅斑性発疹、蕁麻疹、(頻度不明)光線過敏症。6).注射部位:(5%以上)血管痛、(0.1~5%未満)静脈炎。7).循環器:(頻度不明)高血圧、低血圧。8).その他:(0.1~5%未満)倦怠感、潮紅、頭痛、発熱、(頻度不明)筋肉痛、インフルエンザ様症状。
1.抗腫瘍性マウスによる実験で、B16メラノーマに対し延命効果を示し、またヌードマウス移植ヒトメラノーマSK‐MEL‐26、MeLa3に対して腫瘍増殖抑制効果を示した。マウス白血病L1210、P815、L5178、L4946に対しても延命効果を示し、固型腫瘍ではSarcoma180、Adenocarcinoma755、LymphosarcomaP1798に対しても腫瘍縮小効果を認めた。L1210のMTX、6‐MP、6‐TG耐性株、P815の5‐FU耐性株に対しても有効であった。2.作用機序1)生体内代謝で生じるジアゾメタンを介して、アルキル化作用により抗腫瘍効果を発現すると考えられている。2)細胞周期に対する影響では低濃度の場合はG1期細胞、高濃度の場合はG2期細胞にも作用する。
1.悪性黒色腫承認時及び承認後の悪性黒色腫に対する臨床成績の概要は次のとおりである。なお、有効率は「固型がん化学療法直接効果判定基準」のPR以上を有効として算定した。(医薬品再審査資料、1994年)--------------------------表開始--------------------------症例数有効率(有効例/判定可能例)単独承認時3324.2%(8/33)承認後833.3%(1/3)併用承認時6225.8%(16/62)承認後16929.4%(35/119)合計承認時9525.3%(24/95)承認後17729.5%(36/122)--------------------------表終了--------------------------2.ホジキン病(ホジキンリンパ腫)本邦においてダカルバジンを含むC‐MOPP/ABVd*交代療法の臨床試験報告があり、その成績は米国の大規模な無作為化比較試験によるMOPP/ABVD交代療法の成績を再現している。なお、ダカルバジンの投与量は、C‐MOPP/ABVd交代療法が250mg/m2/日であるのに対して外国のMOPP/ABVD交代療法が375mg/m2/日であり、C‐MOPP/ABVd交代療法では減量されている。*:C‐MOPP/ABVdのMに当たるメクロレタミンは、本邦で市販されていないことから、シクロホスファミド水和物を用いている。また、Bに当たるブレオマイシン塩酸塩は減量されている。