成人気管支喘息治療薬「シムビコートタービュヘイラー」による頓用吸入する治療法が承認 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2012/06/26 アステラス製薬株式会社とアストラゼネカ株式会社は22日、成人気管支喘息治療薬シムビコートタービュヘイラーによる維持療法に加えて頓用での吸入が新たな用法・用量として承認取得されたことを発表した。シムビコートタービュヘイラーは、1日2回投与のドライパウダー吸入式の喘息治療配合剤として、2010年1月に発売された。新たに承認された1日2回投与の定期吸入に加えて頓用吸入する治療法では、まず発作発現時に1吸入し、数分経過しても発作が持続する場合には、さらに追加で1吸入することができるという。必要に応じてこれを繰り返すことができるが、1回の発作発現につき最大6吸入までとなっている。シムビコートタービュヘイラーは、1剤で気管支喘息の病態である気道炎症と気道狭窄の両方に優れた効果を示すのが特徴。喘息患者の多くは「季節の変わり目の気温差」や「ウイルス感染」など何らかの刺激を受けることで炎症が悪化し、症状の発現や増悪を経験してしまうことが報告されている。詳細はプレスリリースへhttp://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2012/12_6_22_1.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 認知症患者の抗精神病薬使用、複数の有害アウトカムと関連/BMJ(2024/05/02) 小児~成人期のnon-HDL-C高値、中年期の心血管イベントと関連/JAMA(2024/05/02) 境界性パーソナリティ障害と統合失調症の幻聴の違い~システマティックレビュー(2024/05/02) 医師の共感スキルが高いほど患者の腰痛が改善(2024/05/02) 習慣的な運動が不眠症症状を抑制(2024/05/02) 遊びや社会的な活動は犬の脳機能の維持に役立つ(2024/05/02) 腸内での酪酸産生菌の増加は感染症リスクの低下と関連(2024/05/02) 妊娠中のナッツ摂取が子どもの「仲間関係の問題」を予防?(2024/05/02)