メタボに朗報! お酢の継続摂取が内臓脂肪を減らす

提供元:ケアネット

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公開日:2009/05/21

 



ミツカングループは14日、お酢を継続的に摂取することで、内臓脂肪が有意に低下することを臨床試験で実証したと発表した。同時に、血中中性脂肪、体重、BMIおよび腹囲を有意に下げる作用があることも確認したという。

試験対象者は、BMIが25~30kg/m2、血中中性脂肪が100~250mg/dL、年齢が25~60歳の男女175名(男性111名、女性64名)。

対象者を、1日あたり食酢を15mL摂取する群、食酢を30mL摂取する群、プラセボ(擬似食品)を摂取する群の3群に分け、二重盲検試験として行われた。各量の食酢は500mLの飲料に含まれており、朝・夕食後に250mLずつ摂取した。試験期間は摂取前の症状観察期間(3週間)、摂取期間(12週間)、摂取後の症状観察期間(4週間)の計19週間。

その結果、 内臓脂肪と総脂肪(内臓脂肪+皮下脂肪)は、1日あたり食酢15mLの継続摂取によりプラセボ摂取に対して有意な減少量が認められたという。

試験の結果は、5月21日に長崎市で開催される「第63回日本栄養・食糧学会大会」で発表予定で、日本農芸化学会の英文誌「Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry」(2009 Vol.73 No.未定)にも掲載される予定だという。

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http://www.mizkan.co.jp/company/newsrelease/2009news/090514.html