1.
物忘れは正常な老化か、それとも軽度認知障害か
2022/05/05 医療一般
物忘れは正常な老化か、それとも軽度認知障害か
https://www.carenet.com/news/general/hdn/54101
一般名 | パンテチン細粒 |
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YJコード | 3133001C3035 |
剤型・規格 | 散剤・50%1g |
薬価 | 26.70円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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2.
第28回 原因は1つとは限らない【救急診療の基礎知識】
2022/05/02 救急診療の基礎知識
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https://www.carenet.com/series/sakamoto/cg002128_28.html
3.
口の中が燃えるように痛い!?口腔内灼熱症候群(BMS)【知って得する!?医療略語】第7回
2022/03/09 知って得する!?医療略語
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https://www.carenet.com/series/medicalword/cg003444_007.html
4.
円錐角膜〔keratoconus〕
2022/03/08 希少疾病ライブラリ
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https://www.carenet.com/report/library/general/rare/cg002755_026.html
5.
標準薬ながら血糖降下薬を超えるメトホルミンの可能性【令和時代の糖尿病診療】第5回
2022/02/18 令和時代の糖尿病診療
標準薬ながら血糖降下薬を超えるメトホルミンの可能性【令和時代の糖尿病診療】第5回
https://www.carenet.com/series/reiwadm/cg003240_005.html
1.パントテン酸欠乏症の予防及び治療。2.パントテン酸の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦など)。3.次記疾患のうち、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される場合:高脂血症、弛緩性便秘、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定されるストレプトマイシンによる副作用及びカナマイシンによる副作用の予防及び治療、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される急性湿疹・慢性湿疹、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される血液疾患の血小板数の改善ならびに出血傾向の改善。なお、3.の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
パンテチンとして1日30~180mgを1~3回に分けて経口投与する。血液疾患、弛緩性便秘には、パンテチンとして1日300~600mgを1~3回に分けて経口投与する。高脂血症には、パンテチンとして1日600mgを3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
(適用上の注意)薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。(保管上の注意)吸湿注意。
経口投与症例2,020例中、副作用が認められたものは7例(0.4%)であった[文献集計による(再審査対象外)]。消化器:(0.1~5%未満)下痢・軟便、(0.1%未満)腹部膨満、嘔吐、(頻度不明)食欲不振。
パンテチンは、パンテテインのdisulfide型で、CoAの前駆物質である。1.実験的粥状硬化の進展抑制作用高脂肪食と動脈壁の傷害によって作成した実験的粥状硬化症ウサギへの経口投与で、内膜への脂質沈着の軽減、平滑筋細胞の増殖を主体とした細胞・線維性組織の形成及びアテロームの縮小が認められている。2.血清総コレステロール低下作用高コレステロール食飼育ウサギへの経口投与で、血清コレステロールの有意な低下が認められている。この作用は主としてコレステロール(LDL+VLDL画分)の異化排泄の促進によるものである。高コレステロール食飼育ウサギにおける糞中の総コレステロール及び総胆汁酸の排泄は、パンテチン投与群で著明に増大する。これはコレステロール負荷によるβ‐VLDLの低親和性受容体活性及びコレステロール7α‐ヒドロキシラーゼ活性の低下を改善することによって、コレステロールの肝への取り込み能及び胆汁酸への代謝を正常化したためと考えられている。3.血清中性脂肪低下作用ビタミンD2と高脂肪食を負荷した動脈硬化症ラットへの経口投与で血清中性脂肪の有意な低下が認められている。この作用はパンテチン投与によりリポ蛋白リパーゼ活性が上昇したためと考えられている。4.血清HDL‐コレステロールの増加作用高コレステロール食飼育ウサギにおいて減少したHDL2及びHDL3を増加させる。この作用は、アポ蛋白A‐Iの合成促進、組織リポ蛋白リパーゼ活性の増加及び血中LCAT活性の増加により、VLDL→HDL経路の促進に基づくことが認められている。5.脂肪酸酸化促進作用糖尿病ラットの肝臓及び筋肉組織や自然発症高血圧ラット脳微小血管において脂肪酸β‐酸化能を促進し、エネルギー産生能を高めることが認められている。この作用は遊離脂肪酸からミトコンドリアのエネルギー産生に至る経路に関与する酵素の活性亢進にあることが確認されている。6.血管壁コレステロール代謝促進作用高コレステロール食飼育ラットにおける血管壁ライソゾームのコレステロールエステラーゼ活性を有意に高め、血管壁へのコレステロールエステルの沈着を抑制することが認められている。7.血小板数の改善作用抗ラット血小板ウサギ血清及び乏血小板血輸血による実験的血小板減少症に対して、パンテチンは血小板減少の抑制あるいは回復促進作用を示す。この作用は血小板産生系に直接作用するものと考えられている。8.腸管運動促進作用無麻酔マウスにパンテチンを経口投与すると胃腸管輸送能の亢進がみられ、さらに麻酔下ウサギ及びイヌに静脈内投与すると腸管運動の亢進がみられる。
1.血清脂質の改善作用高脂血症患者200例を対象に本剤の用量効果確認のため、パンテチン1日150mg投与群(99例)と1日600mg投与群(101例)とを二重盲検比較試験(国内24施設参加)で検討した結果、中等度改善以上は600mg投与群34.7%(35例)、150mg投与群16.2%(16例)であり、軽度改善以上を含めると600mg投与群77.2%(78例)、150mg投与群43.4%(43例)であり、600mg投与群が150mg投与群に比較して有意に優れ、安全性に関しては、150mg投与群と同等であり、600mg投与群の有用性が確認されている。また、低HDL‐コレステロール血症(男子45mg/dL以下、女子50mg/dL以下)症例150mg投与群22例、600mg投与群28例、計50例について検討した結果、HDL‐コレステロールの上昇は150mg投与群よりも600mg投与群が投与量に応じて著明に上昇しているのが認められている。一方、高脂血症患者(高血圧症、糖尿病、脳血管障害、動脈硬化症、虚血性心疾患に合併したものを含む)488例を対象とした臨床試験において有効以上が60.9%(297例)であり、やや有効以上が79.5%(388例)であった。2.腸管運動促進作用パンテチンとして1日600mg、2週間投与し、各種弛緩性便秘における排便回数、便の性状について二重盲検比較試験(クロスオーバー法、29例)を行った結果、総合判定の有効率は有効以上でパントシン群72.4%(21例)、プラセボ群41.4%(12例)であり有意に差が認められている。また各種弛緩性便秘患者770例を対象とした臨床試験において有効以上が60.5%(466例)であり、やや有効以上が81.4%(627例)であった。