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ジアスターゼ「ホエイ」
| 一般名 | ジアスターゼ |
|---|---|
| YJコード | 2331003X1140 |
| 剤型・規格 | 散剤・１０ｇ |
| 薬価 | 24.90円 |
| 製薬会社 | |
| 添付文書 |
|
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添付文書
効能・効果
主として炭水化物の消化異常症状の改善。
用法・用量
ジアスターゼとして、１回０．３～０．５ｇを１日３回食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
使用上の注意情報
（禁忌）本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。（取扱い上の注意）配合変化：強酸又は強アルカリにより失活する。（保管上の注意）気密容器に入れ、３０℃以下。
副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。過敏症：（頻度不明）過敏症状（発疹等）［このような症状が現れた場合には投与を中止する］。
薬効薬理、臨床成績
薬効薬理
麦芽ジアスターゼ中にはα、βの両アミラーゼがある。でんぷんに対しては両者が共同で作用すると考えられる。β‐アミラーゼによる生成物であるβ‐限界デキストリンもα‐アミラーゼにより分解され、その生成物は再びβ‐アミラーゼによって分解される。終局生成物は主として麦芽糖であるが、その他はグルコースやマルトトリオースなどの低級デキストリンである。しかし普通分解は麦芽糖として７５～８０％までしかすすまない。植物性アミラーゼの最適ｐＨは弱酸性（４．５～５．５）で比較的広い範囲を持つが、強酸や強アルカリ性では作用しないだけでなく破壊されてしまう。したがって本薬は、胃中において食物がまだじゅうぶんに胃液と混合し強酸性にならないうちに作用するものと思われる。そのため各種の制酸剤を配合することが行われているが、じゅうぶんな効果は期待できない。制酸剤その他配合薬品の影響については竹内その他の報告がある。しかしジアスターゼの効力を測定するとき配合制酸剤を中和するのに塩酸を用いると効力が低くなるので注意を要する。ジアスターゼに有機酸のカルシウム塩を添加すると、かなり強い酸度のでんぷん液に対しても効力を発揮するという。動物性アミラーゼと異なり塩素イオンによっては活性化されない。α‐アミラーゼはカルシウムイオンによって保護される。
臨床成績
該当データなし