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ESMO2023 レポート 肺がん
2023/11/15 学会レポート
ESMO2023 レポート 肺がん
https://www.carenet.com/report/esmo/2023/cg004422_005.html
一般名 | ピコスルファートナトリウム水和物シロップ用 |
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YJコード | 2359005R1109 |
剤型・規格 | 液剤・1%1g |
薬価 | 22.90円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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抗精神病薬関連の流涎症に対する薬理学的介入~メタ解析
2023/11/14 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/57512
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事例35 アミティーザカプセルの査定【斬らレセプト シーズン3】
2023/11/13 斬らレセプト
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既治療の小細胞肺がんへのtarlatamab、奏効率40%/NEJM
2023/11/13 ジャーナル四天王
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IBSの2次治療、低用量アミトリプチリンが有用/Lancet
2023/10/27 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/57414
1.各種便秘症。2.術後排便補助。3.造影剤<硫酸バリウム>投与後の排便促進。4.手術前における腸管内容物の排除。5.大腸検査<X線>前処置・大腸検査<内視鏡>前処置における腸管内容物の排除。
1.各種便秘症の場合:1日1回0.5~0.75gを経口投与する。小児に対しては1日1回、次の基準で経口投与する。6カ月以下:0.1g。7~12カ月:0.15g。1~3歳:0.3g。4~6歳:0.35g。7~15歳:0.5g。2.術後排便補助の場合:1日1回0.5~0.75gを経口投与する。3.造影剤(硫酸バリウム)投与後の排便促進の場合:0.3~0.75gを経口投与する。4.手術前における腸管内容物の排除の場合:0.7gを経口投与する。5.大腸検査(X線・内視鏡)前処置における腸管内容物の排除の場合:検査予定時間の10~15時間前に15gを経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
(禁忌)1.急性腹症が疑われる患者[腸管蠕動運動の亢進により、症状が増悪する恐れがある]。2.本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。3.腸管に閉塞のある患者又はその疑いのある患者(大腸検査前処置に用いる場合)[腸管蠕動運動の亢進により腸管の閉塞による症状が増悪し、腸管穿孔に至る恐れがある]。(慎重投与)<大腸検査前処置に用いる場合>1.大腸検査前処置に用いる場合、腸管狭窄及び重度便秘の患者[腸管蠕動運動の亢進により虚血性大腸炎又は腸閉塞を生じることがあり、また、腸閉塞を生じた場合には腸管穿孔に至る恐れがある]。2.大腸検査前処置に用いる場合、腸管憩室のある患者[腸管蠕動運動の亢進により病態が増悪する恐れがある]。3.高齢者の大腸検査前処置。(重要な基本的注意)1.本剤を手術前における腸管内容物の排除に用いる場合は、必要に応じて浣腸を併用する。2.本剤を大腸検査前処置に用いた場合、腸管蠕動運動の亢進により腸管内圧の上昇を来し、虚血性大腸炎を生じることがある。また、大腸検査前処置に用いた場合、腸管に狭窄のある患者では、腸閉塞を生じて腸管穿孔に至る恐れがあるので、投与に際しては次の点を留意する。1).大腸検査前処置に用いた場合、患者の日常の排便状況を確認し、本剤投与前日あるいは投与前に通常程度の排便があったことを確認してから投与する。2).大腸検査前処置に用いた場合、本剤投与後に腹痛等の異常が認められた場合には、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を行い、適切な処置を行う。3.自宅で本剤を用いて大腸検査前処置を行う際には、副作用が現れた場合に対応が困難なことがあるので、ひとりでの服用は避けるよう指導する。4.本剤を大腸検査前処置に用いる場合は、水を十分に摂取させる。(高齢者への投与)一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。(取扱い上の注意)安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(25℃相対湿度60%、3年間又は室温(8~28℃)、3年間)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。1.重大な副作用1).腸閉塞、腸管穿孔(頻度不明):大腸検査前処置に用いた場合、腸管に狭窄のある患者において腸閉塞を生じ、腸管穿孔に至る恐れがあるので、観察を十分に行い、腹痛等の異常が認められた場合には適切な処置を行う。2).虚血性大腸炎(頻度不明):大腸検査前処置に用いた場合、虚血性大腸炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行う。2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には投与を中止する等、適切な処置を行う。1).消化器:(頻度不明)腹部不快感、腹痛、悪心、嘔吐、腹鳴、腹部膨満感、下痢等。2).皮膚:(頻度不明)蕁麻疹、発疹等。3).肝臓:(頻度不明)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等。4).精神神経系:(頻度不明)眩暈、一過性意識消失[大腸検査前処置に用いた場合、排便や腹痛による血管迷走神経反射に伴い症状が現れることがある]。
ピコスルファートナトリウム水和物は経口投与後ほとんど吸収されることなく、大腸部位に到達した後、大腸細菌叢由来のアリルスルファターゼにより加水分解されて活性型のジフェノール体となり、次の作用を示す。1.瀉下作用ラットに本剤(ピコスルファートナトリウム水和物として6mg/kg)を投与したところ、排便量、便水分量は対照に比べて有意に増加した。2.腸内容物排出促進作用ラットに本剤(ピコスルファートナトリウム水和物として6mg/kg)を投与したところ、腸内容物の排出時間が対照に比べて有意に短縮された。3.生物学的同等性ラットに本剤及び標準製剤(液剤)をピコスルファートナトリウム水和物として2mg/kg及び6mg/kgの用量で経口投与し、緩下作用(下痢発現数、下痢発現時間、排便量、便水分量及び腸内容物排出に対する作用)について検討した結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
4施設115症例について臨床試験を実施し、次の結果が得られた。1.各種便秘症成人の各種便秘症に対し、86.0%(37/43)が、また、小児の機能性便秘症に対し、76.5%(13/17)が有効以上と判定された。2.造影剤(硫酸バリウム)投与後の排便促進造影剤投与後の排便促進に対し、55例全例が有効以上と判定された。