1.
治療抵抗性うつ病、esketamine点鼻薬vs.クエチアピン/NEJM
2023/10/13 ジャーナル四天王
治療抵抗性うつ病、esketamine点鼻薬vs.クエチアピン/NEJM
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/57316
一般名 | ホスホマイシンナトリウム液 |
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YJコード | 1325703Q1036 |
剤型・規格 | 目・耳鼻用剤・30mg1mL(溶解後の液として) |
薬価 | 84.60円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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2023/10/13 ジャーナル四天王
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2.
鼻詰まりにフェニレフリン含有市販薬、効果なし?
2023/10/06 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/hdn/57230
3.
発作性上室頻拍、etripamil点鼻スプレーが有用/Lancet
2023/06/30 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/56704
4.
FDAがオピオイド過剰摂取に対するOTC医薬品を初承認
2023/04/26 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/hdn/56247
5.
米FDAが片頭痛に対する新たな点鼻薬を承認
2023/04/05 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/hdn/56132
外耳炎、中耳炎。<効能・効果に関連する使用上の注意>中耳炎への使用にあたっては、「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与する。
添付の溶解液で溶解し、1mL当りホスホマイシンナトリウムとして30mg(力価)の溶液とし、10滴(約0.5mL)を1日2回点耳する。なお、症状により適宜回数を増減するが、難治性あるいは遷延性の重症例では、1日4回まで点耳回数を増加する(点耳後約10分間の耳浴を行う)。<用法・用量に関連する使用上の注意>本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる。
(禁忌)本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)1.使用中に感作される恐れがあるので、観察を十分に行い、感作されたことを示す徴候が現れた場合には、使用を中止する。2.本剤の使用にあたっては、4週間の使用を目安とし、その後の継続使用については、漫然と使用しないよう慎重に行う。(小児等への投与)低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。(適用上の注意)1.使用部位:1).点耳用のみに使用する。2).眼科用に使用しない。2.使用時:使用する際の薬液の温度が低いと、眩暈感を起こす可能性が高いので、使用時には、できるだけ体温に近い状態で使用する。3.溶解後:本剤の調製後は、室温で2週間以上保存したものは使用しない。(溶解方法)1.粉末瓶キャップのリング部分を人差し指で持ち上げる。2.粉末瓶をしっかり押さえながら上蓋のリングを右下に引きおろし、左側の切れ目のみ完全に切り離す。3.切り離した上蓋を右に引きながら取り外す。4.上蓋を取り外した後、アルミ天板とゴム栓を取り外す。5.溶解液瓶の大キャップをとり、開封した粉末瓶に溶解液瓶をしっかりとカチッと音がするまではめ込み、よく振り、完全に溶かす。6.溶かした薬液を溶解液瓶の方に移し、粉末瓶を外した後、大キャップを固く締める。
市販後使用成績調査の結果、全国350施設から総症例5,638例の臨床例が報告された。副作用発現症例数は13例(0.23%)であり、副作用発現件数は14件で、主な副作用は眩暈等であった(耳科用ホスミシンSの再審査終了時)。1.過敏症:(0.1%未満)過敏症状[症状が現れた場合には、使用を中止する]。2.その他:(0.1~5%未満)眩暈感等、(0.1%未満)頭痛等。
(1)invitro抗菌作用ホスホマイシンはグラム陽性菌、グラム陰性菌に対し殺菌的に作用し、特に、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、プロテウス属等の化膿性中耳炎の主な原因菌に対し優れた抗菌力を示した。(2)実験的中耳炎に対する治療効果モルモットの中耳内に黄色ブドウ球菌あるいは緑膿菌を感染させ作成した実験的急性中耳炎に対し、耳科用ホスミシンS溶液0.1mLを、黄色ブドウ球菌感染では単回投与、緑膿菌感染では1日1回7日間投与した結果、治療効果が認められた。(3)作用機序ホスホマイシンの作用機序は、極めてユニークである。すなわち、細胞質膜の能動輸送系によってホスホマイシンが効率的に菌体内に取込まれ、細胞壁peptidoglycanの生合成を初期段階で阻害することにより抗菌作用を示す。(β‐lactam系抗生物質は最終段階で阻害する。)
一般臨床試験における有効性評価対象症例261例での有効率は75.1%(196/261例)で、主な疾患別臨床効果は次表のとおりであった。なお、二重盲検比較試験では基礎治療としてセファレキシンを用いているので、その臨床試験の成績は、このまとめからは除外した。--------------------------表開始--------------------------疾患名有効率中耳炎慢性化膿性中耳炎71.6%(58/81)慢性化膿性中耳炎急性増悪症73.5%(100/136)急性化膿性中耳炎92.9%(13/14)小計74.0%(171/231)外耳炎83.3%(25/30)合計75.1%(196/261)--------------------------表終了--------------------------このうち、難治性あるいは遷延性と主治医が判断し、1日3~4回投与した症例では84.6%(11/13例)と高い有効率が得られている。