1.
抗精神病薬関連の流涎症に対する薬理学的介入~メタ解析
2023/11/14 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/57512
一般名 | クレマスチンフマル酸塩シロップ |
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YJコード | 4419008Q1157 |
剤型・規格 | 液剤・0.01%10mL |
薬価 | 23.60円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1.
抗精神病薬関連の流涎症に対する薬理学的介入~メタ解析
2023/11/14 医療一般
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2.
アスパラギナーゼ過敏症でも使用可能なALL治療薬「オンキャスパー点滴静注用3750」【最新!DI情報】第3回
2023/11/07 最新!DI情報
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https://www.carenet.com/pharmacist/di/cg004391_003.html
3.
NSAIDなどを服用している高齢者、運転に注意
2023/10/13 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/57281
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抗コリン負荷の増大が、心血管イベントのリスクと関連/BMJ
2023/10/10 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/57297
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鼻詰まりにフェニレフリン含有市販薬、効果なし?
2023/10/06 医療一般
鼻詰まりにフェニレフリン含有市販薬、効果なし?
https://www.carenet.com/news/general/hdn/57230
1.アレルギー性皮膚疾患(蕁麻疹、湿疹、皮膚炎、そう痒症)。2.アレルギー性鼻炎、感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽。
1日20mL(クレマスチンとして2mg)を2回に分けて経口投与する。用量は患者の症状、年齢、体重などにより適宜増減することができる。幼小児に対する標準的な用量として、次記の1日用量がすすめられる。1歳以上3歳未満:4mL。3歳以上5歳未満:5mL。5歳以上8歳未満:7mL。8歳以上11歳未満:10mL。11歳以上15歳未満:13mL。1歳未満の乳児に使用する場合には、体重、症状などを考慮して適宜投与量を決める。
(禁忌)1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。2.閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。3.前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用により排尿障害が悪化する恐れがある]。4.狭窄性消化性潰瘍又は幽門十二指腸閉塞のある患者[抗コリン作用により消化管運動が抑制され、症状が悪化する恐れがある]。(慎重投与)1.てんかん等の痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある]。2.開放隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。(重要な基本的注意)眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう十分注意する。(相互作用)併用注意:1.中枢神経抑制剤(鎮静剤、催眠剤等)、アルコール[中枢神経抑制作用が増強されることがあるので、減量するなど慎重に投与する(いずれも中枢神経抑制作用を有するため)]。2.抗コリン剤(アトロピン等)、MAO阻害剤[抗コリン作用が増強されることがあるので、減量するなど慎重に投与する(作用を増強させるため)]。(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。2.授乳中の婦人には投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[母乳中へ移行することが報告されている]。(小児等への投与)乳児、幼児に投与する場合には、観察を十分に行い慎重に投与する[痙攣、興奮等の中枢神経症状が現れることがある]。(過量投与)1.過量投与時の徴候、症状:中枢神経抑制、興奮、口渇、瞳孔散大、潮紅、胃腸症状等。2.過量投与時の処置:一般的な薬物除去法(催吐、胃洗浄、活性炭投与等)により、除去し、また必要に応じて対症療法を行う。(保管上の注意)幼小児の手の届かない所に保管する。
総例3,144例中何らかの副作用が報告されたのは89例(2.8%)であった。その主なものは、眠気51件(1.6%)、食欲不振13件(0.4%)、嘔吐10件(0.3%)等であった(新開発医薬品の副作用のまとめ(その28))。1.重大な副作用(頻度不明)1).痙攣、興奮:痙攣、興奮が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う(乳児、幼児では特に注意する)。2).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。2.その他の副作用1).過敏症:(0.1%未満)発疹[このような場合には投与を中止する]。2).精神神経系:(頻度不明)浮動性眩暈、(0.1%~5%未満)眠気、(0.1%未満)頭重、倦怠感。3).消化器:(頻度不明)口渇、(0.1%~5%未満)悪心・嘔吐、食欲不振、下痢。4).肝臓:(頻度不明)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇。
本剤はベンツヒドリルエーテル系に属する抗ヒスタミン剤・クレマスチンフマル酸塩の製剤で、持続的な抗ヒスタミン作用を有し、アレルギー症状を除去あるいは軽減する。1.クレマスチンは、ヒスタミンによるモルモット回腸の収縮を抑制し(invitro)、ヒスタミンによる喘息誘発(モルモット)及び低血圧(ネコ)を抑制する。この作用は、いずれもクロルフェニラミンより強い。2.健康成人において、ヒスタミン及びCompound48/80の皮内投与による紅斑及び丘斑誘起に対するタベジールの抑制効果は投与後1.5時間であらわれ、11.5時間にわたり持続する。3.抗ヒスタミン作用を示す用量では、鎮静作用(サル)、抗コリン作用(モルモット回腸、invitro)、抗セロトニン作用(ラット子宮、invitro)及び抗アドレナリン作用(イヌ)は弱い。
一般臨床試験、二重盲検比較試験によりアレルギー性皮膚疾患(蕁麻疹、湿疹等を含む)、アレルギー性鼻炎、感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽に対する効果の検討が行われた。--------------------------表開始--------------------------疾患名有効率アレルギー性皮膚疾患90.4%(169/187)アレルギー性鼻炎、感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽86.6%(142/164)--------------------------表終了--------------------------投与量は、1日4~20mLが大部分であった。また、タベジール錠1mgとの二重盲検比較試験の結果、タベジールシロップ0.01%とタベジール錠1mgの効果が同等であることが認められた。