1.
Artemis欠損症に対するレンチウイルス形質導入細胞移植の効果/NEJM
2023/01/23 ジャーナル四天王
Artemis欠損症に対するレンチウイルス形質導入細胞移植の効果/NEJM
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/55787
一般名 | ラニムスチン注射用 |
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YJコード | 4219402D2024 |
剤型・規格 | 散剤・100mg1瓶 |
薬価 | 20209.00円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1.
Artemis欠損症に対するレンチウイルス形質導入細胞移植の効果/NEJM
2023/01/23 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/55787
2.
二重抗体薬glofitamab、再発難治DLBCLの39%が完全寛解/NEJM
2022/12/26 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/55640
3.
進行悪性黒色腫、TIL療法でPFSが延長/NEJM
2022/12/21 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/55619
4.
ドキソルビシン、乳がん併用療法での休薬期間短縮可能に/サンドファーマ
2022/12/01 医療一般
ドキソルビシン、乳がん併用療法での休薬期間短縮可能に/サンドファーマ
https://www.carenet.com/news/general/carenet/55507
5.
キムリア、再発・難治性濾胞性リンパ腫の成人へのCAR-T細胞療法で追加承認/ノバルティス
2022/08/31 医療一般
キムリア、再発・難治性濾胞性リンパ腫の成人へのCAR-T細胞療法で追加承認/ノバルティス
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54972
膠芽腫、骨髄腫、悪性リンパ腫、慢性骨髄性白血病、真性多血症、本態性血小板増多症。
次記用量を生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液100~250mLに溶解し、30~90分で点滴静注するか、又は10~20mLに溶解し、ゆっくり(30~60秒)静脈内に投与する。ラニムスチンとして1回投与量は50~90mg/㎡とし、次回の投与は血液所見の推移にしたがって6~8週後に行う。悪性リンパ腫のうち成人T細胞白血病リンパ腫に対して他の抗悪性腫瘍剤と本剤を併用する場合は、投与間隔は4週間以上とする。なお、患者の状態により適宜増減する。
(警告)本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の使用が適切と判断される患者についてのみ投与する。また、本剤による治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し、同意を得てから投与を開始する。(慎重投与)1.骨髄機能抑制のある患者[骨髄機能抑制が増悪する恐れがある]。2.肝障害のある患者[副作用が強く現れる恐れがある]。3.腎障害のある患者[副作用が強く現れる恐れがある]。4.感染症を合併している患者[骨髄機能抑制により、感染症が増悪する恐れがある]。(重要な基本的注意)1.遅延性の骨髄機能抑制等の重篤な副作用が起こることがあるので、投与後少なくとも6週間は、1週間ごとに臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬、輸血等の適切な処置を行う。また、使用が長期間にわたると副作用が強く現れ、遷延性に推移することがあるので、投与は慎重に行う。2.感染症の発現又は感染症増悪、出血傾向の発現又は出血傾向増悪に十分注意する。3.二次性悪性腫瘍として骨髄異形成症候群(MDS)、急性白血病、骨髄線維症、慢性骨髄性白血病を起こすことがあるので、これらの発現には十分注意する。4.小児等に投与する場合には、副作用の発現に特に注意し、慎重に投与する。5.小児等及び生殖可能な年齢の患者に投与する必要がある場合には、性腺に対する影響を考慮する。(相互作用)併用注意:他の抗悪性腫瘍剤、放射線照射[骨髄機能抑制等の副作用が増強することがあるので、患者の状態を観察しながら減量するか又は投与間隔を延長する(併用により殺細胞作用が増強すると考えられる)]。(高齢者への投与)高齢者では生理機能が低下していることが多く、副作用が現れやすいので、用量並びに投与間隔に留意する。(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[ラットを用いた器官形成期投与試験(妊娠7~17日)で、ラニムスチン5.0mg/kgの投与により外形異常(頭頂部水疱形成、水頭症、全身性浮腫等)及び骨格異常(頚椎椎弓癒着・胸椎椎弓癒着、肋骨癒着、肩甲骨異常等)が報告されている]。2.授乳婦に投与する場合には授乳を中止させる[動物実験(ラット)で、乳汁中への移行が報告されている]。(小児等への投与)小児等に投与する場合には代謝系が未発達であるため、副作用(血小板減少・白血球減少等)が現れやすいので、観察を十分に行い、慎重に投与する。(適用上の注意)1.投与時:皮下又は筋肉内に投与しない。2.静脈内注射時:1).静脈内投与に際し、薬液が血管外に漏れると、注射部位に腫脹、硬結・壊死を起こすことがあるので、慎重に投与する。2).本剤溶解後は速やかに使用する。3.調製時:他剤と配合した場合は変化することがあるので注意する。特に、中性~アルカリ性を示す薬剤との配合では分解しやすく、また、構造上アミノ基を有する化合物を含む薬剤との配合では反応生成物が認められることがあるので注意する。4.その他:眼には接触させない(眼に入った場合は、直ちに水で洗浄する)。<参考>溶解後の安定性1.温度の影響:1%水溶液では、温度依存性があり、温度が低いほど安定であった。30℃では4時間で約9%、8時間で約20%の分解を認めた。2.光の影響:1%水溶液では、光に対して不安定であり、室内散乱光下では、2時間で約8%、6時間で約20%の分解を認めた。3.pHの影響:緩衝液に溶かした1%溶液ではpH依存性があり、pH4で最も安定で、ついでpH2、pH6、pH8の順であり、中性~アルカリ性側では不安定であった。pH4での安定性は30℃、4時間で約13%、8時間で約23%の分解を認めた。(その他の注意)ラット・イヌに投与した実験で精巣重量減少・精巣萎縮が発現したとの報告がある。(保管上の注意)遮光保存、10℃以下に保存。
総症例数1,015例中370例(36.5%)1,119件の副作用が報告されている。主な副作用は白血球減少203件(22.2%)、血小板減少185件(20.6%)、食欲不振110件(10.8%)、悪心・嘔吐103件(10.1%)、赤血球減少85件(8.65%)、血色素量減少80件(8.14%)、貧血72件(7.32%)、ALT(GPT)上昇63件(6.27%)、AST(GOT)上昇57件(5.67%)、全身倦怠感57件(5.62%)等であった(再審査終了時)。1.重大な副作用1).骨髄抑制:白血球減少(22.2%)、血小板減少(20.6%)、貧血、汎血球減少、出血傾向が現れることがあるので、投与後少なくとも6週間は1週ごとに末梢血液検査を行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行う。2).間質性肺炎:間質性肺炎(0.10%)が現れることがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行う。2.その他の副作用1).肝臓:(5%以上)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、(0.1~5%未満)Al-P上昇、総ビリルビン上昇、総蛋白低下、A/G比低下。2).腎臓:(0.1~5%未満)BUN上昇、クレアチニン上昇、高尿酸血症、血尿。3).消化器:(5%以上)食欲不振、悪心・嘔吐、(0.1~5%未満)下血、下痢。4).過敏症:(0.1~5%未満)発疹。5).皮膚:(0.1~5%未満)皮膚色素沈着、毛嚢炎。6).その他:(5%以上)全身倦怠感、(0.1~5%未満)頭重、発熱、耳鳴、眩暈、手のしびれ、不快感。
1.抗腫瘍作用(1)マウスのL1210白血病、P388白血病、ザルコーマ180、エールリッヒ腹水癌、アデノカルシノーマ755、NF肉腫、ルイス肺癌、B16メラノーマ及びラットのウォーカー256癌肉腫、BC47膀胱癌、腹水肝癌等の移植腫瘍に対する効果を認めた(延命率、腫瘍重量・容積の抑制率)。(2)L1210白血病及びメチルコラントレン誘発悪性グリオーマを脳内に移植したマウスに対して延命効果を認めた。2.耐性マウスL1210白血病細胞を用いた耐性発現推移では、19世代目で完全耐性を獲得した。また、交叉耐性試験では、他のニトロソウレア剤と交叉耐性を有するが、その他の制癌剤とは交叉耐性を認めなかった。3.作用機序癌細胞のDNA、蛋白、RNAをアルキル化し、特にDNA合成を強く阻害、DNA単鎖を切断する。また、RNAプロセシング阻害を来すことにより癌細胞の増殖阻害、殺細胞作用を示すと推測されている(invitro)。
国内47施設にて、比較試験を含む臨床試験の評価対象221例における各疾患別の寛解率は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------症例数完全寛解〔CR〕(%)不完全寛解〔PR〕(%)寛解率〔CR+PR〕(%)膠芽腫142(14.3)3(21.4)5(35.7)骨髄腫411(2.4)8(19.5)9(22.0)悪性リンパ腫334(12.1)4(12.1)8(24.2)慢性骨髄性白血病7559(78.7)6(8.0)65(86.7)慢性骨髄性白血病(急性転化期)112(18.2)1(9.1)3(27.3)真性多血症296(20.7)20(69.0)26(89.7)本態性血小板増多症1812(66.7)4(22.2)16(88.9)--------------------------表終了--------------------------