ニュース ジャーナル四天王

英国独自の心血管系リスクスコア・QRISKの有効性確認される

英国人のデータから作成された「10年間心血管系イベント率予測スコア」であるQRISKは、米国人データを基にしたFraminghamスコアに比べリスク予測がより正確であるとする論文がBMJ誌HPで早期公開された(オンライン版7月5日号、本誌7月21日号掲載)。英国Univ…

VATSと開胸手術の気胸再発率は同等とする見解は誤り

気胸の再発予防手術(胸膜癒着術)は良性胸膜疾患の手術法として最も施行頻度の高い手技である。2002~2005年のイギリスおよびアイルランドの調査では、より侵襲性の低いビデオ支援下胸腔鏡手術(VATS)の施行数は開胸手術の約3倍にも達しており、その理由と…

若者に「大麻を吸うと将来、精神障害になる」と警告すべきか

大麻あるいはマリファナは、多くの国において最も使用頻度の高い違法薬物である。イギリスでは若者の約20%が少なくとも週1回以上使用しているとの報告もある。使用頻度は特に青年期初期に増大するが、発達期の脳は環境曝露の影響を受けやすく、大麻中毒によ…

COX-2のrofecoxib、結腸直腸癌のアジュバント療法でも心血管有害事…

関節炎治療薬のCOX-2選択的阻害薬rofecoxib(商品名Vioxx)は、心血管有害事象を増加するおそれがあるとして2004年に全世界で販売が停止された。 一方でCOX-2には、癌の進行を遅らせる可能性があるとされている。David J. Kerr氏らVICTOR Trial Group(Viox…

急性B型大動脈解離では部分血栓閉塞も重要な予後因子

解離が下降大動脈に限局している急性B型大動脈解離は、安静と降圧剤投与による内科的治療が第一選択となる。その場合、偽腔が開存型か血栓閉塞型かによって予後が予測されてきたが、部分的血栓閉塞が見られる場合の予後についての報告が、NEJM誌7月26日号に…

ヒッププロテクターの股関節骨折予防の効果見られず

アメリカでは年間34万件の股関節骨折(90%が転倒による)が発生しており、ナーシングホーム入所者の罹患率が最も高いという現状がある。しかし一方で、ナーシングホーム入所者を対象とする、股関節骨折予防のためのヒッププロテクター装着の有効性に関する…

肥大型心筋症、ハイリスク因子1つで植込型除細動器の検討に値する

近年、肥大型心筋症(HCM)での突然死予防を目的とする、植込型除細動器(ICD)の装着が推進されている。しかし、その効果とどのような患者に適切なのかという課題は未解決のままである。アメリカ・ミネアポリス心臓研究所財団HCMセンターのBarry J. Maron氏…

SSRI治療を受けている大うつ病若年患者に、認知行動療法の併用は有…

若年者の大うつ病に対する至適治療法は確立されていない。選択的セトロニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、若年者のうつ病において自殺傾向を招く恐れがあるが、短期的には有効な可能性がある。NICE(National Institute for Health and Clinical Excellence)…

インスリン不使用2型糖尿病患者では血糖値自己測定の有用性に疑問符

血糖値を自己測定しても血糖コントロールは改善されない可能性が示唆された。イギリス・オックスフォード大学のAndrew Farmer氏らが無作為化オープン試験であるDiGEM(Diabetes Glycemic Education and Monitoring)スタディの結果としてBMJのサイトにて早期…

フルダラビン+シクロホスファミド併用は慢性リンパ性白血病の標準…

1990年代に、クロランブシルは慢性リンパ性白血病(CLL)に対する標準的治療法であった。2001年、アメリカ・MDアンダーソン癌センターの研究グループは第II相試験において未治療のCLLに対するフルダラビン+シクロホスファミド併用療法の有効性を報告してい…

ARB+レニン阻害薬で降圧作用は増強

初めての経口レニン阻害薬として注目されているaliskiren(日本未承認)の降圧作用はARBバルサルタンと同等で、またバルサルタンとの併用により降圧作用がさらに増強されることが明らかになった。アメリカ・アラバマ大学のSuzanne Oparil氏らがLancet誌7月2…

クローン病治療に対するcertolizumab pegolの有効性

治験薬剤である抗腫瘍壊死因子(抗TNF)治療薬certolizumab pegol(CZP)については現在、クローン病と関節リウマチ(RA)についてそれぞれ臨床試験が継続されている。クローン病に対する同剤の臨床試験プログラムはPRECISEと呼ばれているが、本報告は、アメ…

経口抗凝血薬+抗血小板薬の併用療法は重篤な出血を増加する

アテローム硬化型末梢動脈疾患は、心筋梗塞や脳卒中および心血管系に起因する死亡リスクの増加と関連しており、抗血小板薬がこのリスクを低下するが、経口抗凝血薬が心血管系合併症の予防においてどのような役割を果たすのかはわかっていない。 WAVE治験グ…

心臓CTが発癌リスクを顕著に高めるキーワード

CT冠動脈造影(CTCA)は一般的な検査法となったが、これに付随した発癌リスクについてのデータはほとんど示されていない。米科学アカデミーによる放射線の生物学的影響に関する最近の報告(BEIR VII phase 2)では、CTCA検査の放射線照射と癌発生率の生涯寄…

女性における非空腹時TG値は心血管イベントとの強い関連示す

食後高トリグリセリド(TG)血症はアテローム性動脈硬化症を引き起こす重要な役割を果たす可能性がある、など論争の的になっているTG値と心血管疾患との関連について、アメリカ・ボストンのブリガム&ウーマン病院Sandeep Bansal氏らの研究グループが研究報…

糖尿病性神経障害による疼痛に、経口三環系抗うつ薬と従来の抗けい…

糖尿病性神経障害は糖尿病の主な合併症であり、一般に神経障害性の疼痛を伴う。厳格な血糖値のコントロールにより糖尿病性神経障害の進行が遅くなることが示されており、現在のガイドラインでは疼痛の治療には抗うつ薬および新世代の薬剤(SSRI、SSNI)を含…

プロバイオティクス飲料が、高齢入院患者の抗生物質および感染によ…

プロバイオティクスは、「十分な量を投与された場合に宿主の健康にベネフィットをもたらす生きた微生物」と定義され、Streptococcus thermophilus、腸球菌種、サッカロミセス種、多くの種の乳酸菌やビフィズス菌などがある。感染性および抗生物質に起因する…

torcetrapib、混合型高脂血症の頸動脈肥厚抑制でも有用性示せず

昨年12月に開発が中止されたHDL増加剤torcetrapibは、混合型高脂血症患者の頸動脈壁肥厚抑制においてもスタチンに追加する有用性が認められなかった。オランダ・University Medical Center UtrechtのMichiel L Bots氏らがLancet誌7月14日号においてRADIANCE …

進行結腸・直腸癌に対するCAIROレジメン投与、同時or逐次どちらが有…

進行結腸・直腸癌に対する化学療法の至適レジメンについては、first-line治療のみならずsecond-line、third-line治療をも視野に入れ、最も有効な薬剤の組み合わせとその効果的な投与法の探索が進められている。進行結腸・直腸癌に対する標準的治療薬であるフ…

食品への葉酸補強義務化で神経管欠損症が減少

1998年、さまざまな穀類製品に葉酸の補強が義務付けられたカナダでは、歴史的に神経管欠損症の有病率が、西部よりも東部で高い傾向を有するという。カナダ・ケベック州ラバル大学Philippe De Wals氏らの研究グループは、葉酸補強が義務付けられた前後の神経…

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