ニュース 日本発エビデンス

筋肉内の脂肪蓄積が高齢者のサルコペニアと関連

 高齢者では筋肉内に脂肪が蓄積すると、筋肉量や筋力が低下するサルコペニアと強く関連し、運動機能にも悪影響を及ぼすことが、名古屋大学総合保健体育科学センターの秋間広氏らの研究グループによる検討でわかった。

医療一般

飲酒行動と喫煙行動、同じ遺伝子多型が影響?

 アルデヒドデヒドロゲナーゼ2(ALDH2;rs671、Glu504Lys)およびアルコールデヒドロゲナーゼ1B(ADH1B;rs1229984、His47Arg)の遺伝子多型は、飲酒行動に強く影響することが知られている。愛知県がんセンターの正岡寛之氏らは、喫煙行動と飲酒行動が関連…

医療一般

思春期小児でインスリン分泌能に性差

 日本人の思春期の小児では、インスリン抵抗性の割合は男児に比べて女児で有意に高い一方で、インスリン分泌不全の割合は男児で有意に高いことが、東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科の西村理明氏らの研究グループの調査でわかった。インスリン抵…

医療一般

スタチンはがん死亡リスクを下げるか~日本のコホート研究

 スタチンのがん発症やがん死亡に対する予防効果については結論が出ていない。今回、山梨大学の横道洋司氏らがバイオバンク・ジャパン・プロジェクトのデータから脂質異常症患者4万1,930例を調査したところ、スタチン単独療法が全死亡およびがん死亡に対し…

医療一般

サルコペニアを伴う2型糖尿病患者でアルブミン尿リスクが増加

 2型糖尿病患者が、加齢に伴い筋力や筋肉量が低下する「サルコペニア」を伴うとアルブミン尿リスクが増加することが、東京医科歯科大学糖尿病・内分泌・代謝内科の坊内良太郎氏らの研究グループの検討でわかった。糖尿病患者ではサルコペニア状態であるかを…

医療一般

脂肪組織の肥大化を促す血管新生因子を同定

 富山大学大学院病態制御薬理学の笹岡利安氏らの研究グループは、肥満につながる脂肪組織の肥大化に、血管新生因子である血小板由来成長因子(PDGF)-Bが重要な役割を担っていることを、マウスを用いた実験で突き止めた。脂肪組織におけるPDGF-Bが血管新生…

医療一般

異種動物体内に作製された膵島の移植で糖尿病治療に成功

 東京大学医科学研究所幹細胞治療研究センター幹細胞治療分野の山口智之氏らの研究グループは、人工多能性幹細胞(iPS細胞)などの多能性幹細胞を用いて、遺伝子改変により膵臓をつくれなくしたラットの体内にマウスの膵臓を作製し、この膵臓から分離した膵…

医療一般

肺炎球菌ワクチン定期接種化で薬剤感受性への影響は?

 肺炎球菌ワクチンは小児および成人の肺炎球菌感染を減少させたが、ワクチンに含まれない血清型(non-vaccine serotype:NVT)の有病率が相対的に増加していることが報告されている。今回、東京医科大学の宮崎治子氏らの調査から、肺炎球菌ワクチンの急速な…

医療一般

アセタゾラミド術前投与で緑内障眼の白内障術後における眼圧上昇を抑制

 経口アセタゾラミド内服による、緑内障眼の白内障術後の眼圧上昇予防効果は認められるのか。福岡県・林眼科病院の林研氏らが、その有効性と適切な投与時期について無作為化試験にて検討した。その結果、原発開放隅角緑内障(POAG)眼では水晶体超音波乳化…

医療一般

繰り返す肺炎、危険因子となる薬剤は?

 日本や高齢化が急速に進行する社会において、繰り返す肺炎(recurrent pneumonia:RP)は大きな臨床的問題である。全国成人肺炎研究グループ(APSG-J)は、わが国のRP発症率と潜在的な危険因子を調査するために、成人肺炎の前向き研究を実施した。その結果…

疫学(危険因子)

冠動脈疾患患者における心房細動の危険因子は?

 一般集団における心房細動の危険因子は明らかだが、特定の疾患を持つ患者への影響は不明である。今回、札幌医科大学の村上 直人氏らが、冠動脈疾患(CAD)患者と非CAD患者における心房細動の危険因子を調べた結果、CADの有無により心房細動の主要な危険因…

疫学(危険因子)

「他者とのつながり」が高齢者の血糖管理に好影響

 約1万人の65歳以上の日本人高齢者を対象に調査したところ、友人と月に1~4回ほど適度に会っている人では、ほとんど会わない人に比べて、血糖コントロールが不良となるリスクが半減することがわかった。一方で、週に2回以上など頻繁に友人と会うことや社会…

医療一般

アルツハイマー病が回復する可能性

 アルツハイマー病では、脳内にアミロイドベータ(Aβ)が蓄積することにより神経細胞に異常が現れると考えられている。最近、Aβの集合体(Aβオリゴマー)がこれらの病態の引き金になることが明らかになってきたが、この引き起こされた神経細胞の障害が回復…

医療一般

抗精神病薬のスイッチング、一括置換 vs.漸減漸増:慶應義塾大

 抗精神病薬の切り替えは、臨床現場では日常的に行われているが、一括置換法と漸減漸増法のどちらが好ましいスイッチング法であるかは不明である。一括置換法は、リバウンドや離脱症状の出現や増悪と関連しているのに対し、漸減漸増法はクロスオーバーアプ…

医療一般

血清ナトリウム濃度と血漿浸透圧の上昇は慢性腎臓病の独立したリスク因子

 血清中のナトリウム濃度や血漿浸透圧の上昇は、慢性腎臓病(CKD)発症の独立したリスク因子であることが、コロラド大学デンバー校/虎の門病院循環器センター内科の桑原政成氏らの検討でわかった。水分摂取や食塩制限といった生活習慣因子が、CKDの発症や…

医療一般

睡眠不足が食欲を亢進し、肥満をもたらす機序を解明

 睡眠時間を大幅に制限すると、食欲抑制にはたらくホルモンが減少し、空腹感が増すなど食欲に影響を及ぼし、その結果、肥満リスクが増加することを、早稲田大学スポーツ科学未来研究所の内田直氏らが、花王株式会社ヘルスケア食品研究所との共同研究で明ら…

医療一般

「1-ケストース」が腸内環境やインスリン抵抗性を改善

 機能性オリゴ糖の「1-ケストース」を摂取したラットでは、腸内細菌のうち乳酸菌や酪酸産生菌が増加して腸内環境が改善するほか、インスリン抵抗性も改善することがわかった。この知見は、名古屋大学大学院生命農学研究科栄養生化学研究分野の下村吉治氏と…

医療一般

アルツハイマー病、他のコリンエステラーゼ阻害薬への切り替え効果はどの程度:岡山大

 アルツハイマー病に対し、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤(ChEI)から他のChEIへの切り替えによる治療効果はあるのかを、岡山大学の太田 康之氏らが評価した。Geriatrics & gerontology international誌オンライン版2017年1月6日号の報告。

医療一般

脂肪細胞の増殖を抑制し、肥満を抑える「糖鎖」を発見

 「α2,6シアル酸」をもつ糖鎖が、脂肪細胞の増殖の抑制に働き、肥満を抑えていることを、理化学研究所グローバル研究クラスタ疾患糖鎖研究チームの蕪木智子氏、木塚康彦氏と谷口直之氏らの研究グループがマウスを用いた研究で突き止めた。α2,6シアル酸は、…

医療一般

スポーツ人口拡大で生活習慣病を予防し健康増進目指す

 スポーツ庁は1月12日に2017年度予算案を公表し、スポーツ人口拡大に向けた官民連携プロジェクトを新たに開始することを明らかにした。民間企業などと連携して、多忙な会社員でも通勤時間や休憩時間に運動やスポーツを行う習慣づくりを行っていくほか、個人…

医療一般

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