ニュース 日本発エビデンス

TG低下療法によるCVイベント抑制作用が示される:REDUCE-IT/AHA

 スタチン服用下でトリグリセライド(TG)高値を呈する例への介入は、今日に至るまで、明確な心血管系(CV)イベント抑制作用を示せていない。そのような状況を一変させうるランダム化試験がREDUCE-IT試験である。その結果が、米国・シカゴで開催された米国…

医療一般

CV高リスク・高LDL-C血症の日本人高齢者に対するLDL-C低下療法の有用性は?:EWTOPIA/AHA

 高齢の高コレステロール血症例を対象としたコレステロール低下療法のランダム化試験としては、“PROSPER”がよく知られている(Shepherd J, et al. Lancet. 2002;360:1623-1630.)。しかし同試験には多くの心血管系(CV)2次予防例が含まれており、さらに「8…

医療一般

正常に抗精神病薬を中止した統合失調症患者の臨床的特徴に関するレビュー

 抗精神病薬の中止は統合失調症患者の再発リスクを増加させるが、一部の患者では、抗精神病薬を継続することなく臨床的に良好な状態を持続することができる。しかし、このような患者の特徴に関するデータは不十分である。慶應義塾大学の谷 英明氏らは、正常…

医療一般

免疫CP阻害薬、心血管障害スクリーニングの結果/腫瘍循環器学会

 免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の免疫関連有害事象(irAE)としての心血管障害は、報告数は少ないものの、発症すると重篤化する。しかし、真の発生頻度や種類、発生時期については明らかになっていない。国際医療福祉大学三田病院の古川 明日香氏らは…

医療一般

アルツハイマー病治療薬メマンチンの有効性と安全性

 現在、アルツハイマー病に対する薬物治療には5つの選択肢が存在する。コリンエステラーゼ阻害薬であるドネペジル、ガランタミン、リバスチグミンによる治療、メマンチン治療およびメマンチンとコリンエステラーゼ阻害薬の併用療法である。最良の治療方法の…

医療一般

11月12日からは「全国糖尿病週間」

 今年も世界糖尿病デー(11月14日)を含む12日から18日までの一週間を『全国糖尿病週間』とし、糖尿病の発症や重症化予防、治療の重要性を啓発するため、全国各地でさまざまなイベントが開かれる。11月14日には日本だけでなく世界中で観光施設や著名な建造…

医療一般

統合失調症と双極性障害における退院後早期の精神科受診と再入院リスクに関する研究

 東京都医学総合研究所の奥村 泰之氏らは、統合失調症もしくは双極性障害の入院患者において、退院後早期の精神科受診が再入院リスクの減少と関連するかについて検討を行った。Psychiatry Research誌オンライン版2018年10月9日号の報告。  レセプト情報・…

医療一般

魚の摂取量と大動脈疾患による死亡リスクが関連か

 魚をほとんど食べない人は、大動脈解離や大動脈瘤などの大動脈疾患による死亡リスクが高い可能性があることが、国立がんセンターや筑波大学らの共同研究グループの検討で明らかになった。魚の摂取頻度と大動脈疾患による死亡との関連を疫学的に検討した研…

医療一般

日本人高齢者のうつ病に対する身体活動の影響

 座位行動(sedentary behaviour:SB)を減らし、身体活動(physical activity:PA)を増やすことは、うつ病の減少との関連が示されている。しかし、SBがPAに置き換えられた際の高齢者におけるうつ病の潜在的なベネフィットに関する研究は、あまり行われて…

医療一般

がん悪液質とグレリン

 近年、グレリン受容体作動薬が、がん患者の悪液質症状の改善・軽減効果を示すことが大規模臨床試験で報告され注目を浴びている。そのような中、がん悪液質とグレリンの関係について、日本臨床栄養学会総会・日本臨床栄養協会総会の第16回大連合大会におい…

医療一般

日本人男性ホームレス生活者の糖尿病有病率を調査

 日本人の男性ホームレス生活者における糖尿病の有病率は、一般集団と変わらない可能性があることが、岐阜大学保健管理センター准教授の西尾彰泰氏らの研究グループの検討で分かった。また、社会的支援を受けている人では、受けていない人に比べて耐糖能異…

医療一般

同居家族と産後うつ発症リスクとの関連

 産後うつ病(postpartum depression:PPD)には、多くの心理社会学的および生物学的なリスク因子がある。しかし、同居家族とPPDリスクとの関連性については検討されていなかった。大阪医科大学の本庄 かおり氏らは、日本人女性における同居家族と出産1ヵ月…

医療一般

認知症予防に歩行時間が大きく寄与~日本人1万4千人のデータ

 歩行時間が認知症発症に与える影響について、東北大学の遠又 靖丈氏らが65歳以上の日本人コホートで検証した。その結果、全員が1日1時間以上歩けば認知症発症の18.1%の減少に寄与すると推定され、歩行時間が認知症発症予防に少なからぬ影響を与えることが…

医療一般

AI利用で早期緑内障の診断精度が向上

 東京大学医学部眼科学教室特任講師の朝岡 亮氏らは、複数の黄斑部OCT画像のディープラーニング(DL)モデルを利用することで、緑内障の早期診断精度が実質的に向上する可能性があることを明らかにした。American Journal of Ophthalmology誌オンライン版20…

医療一般

手術室を滅菌空間から単体医療機器に「スマート治療室」/脳神経外科学会

 手術室では、手術に関わる人間が医療機器や設備からの膨大な情報を、限られた時間で判断しながら、治療を行っている。そうした治療現場においてIoTを活用して医療機器や設備を接続し、手術や患者の状況と共に時系列に統合し、それを手術室内外で共有するこ…

医療一般

脂肪細胞のベージュ化を促す調節メカニズムを解明

 基礎代謝を高めるために起こる脂肪細胞のベージュ化(褐色化)を調節するメカニズムの一端を明らかにしたと、富山大学大学院内科学講座1教授の戸邉一之氏らの研究グループが「Scientific Reports」10月1日オンライン版に発表した。寒冷時にはエネルギーを…

医療一般

重症頭部外傷患者の長期予後の現状/脳神経外科学会

 重症頭部外傷患者においては、急性期からの回復後も、身体や精神に生じた重篤な後遺症に伴い、社会復帰や社会参加が困難となることが多い。通常、救命にかかわった者と経過観察を行う者が異なるため、患者の長期予後を完全に追跡できることは少ないと考え…

医療一般

AIが3年後の糖尿病発症リスクを予測

 わが国では、糖尿病が強く疑われる人が約1,000万人、糖尿病の可能性を否定できない人が約1,000万人と推計されている。糖尿病は、網膜症、腎症、神経障害の3大合併症に加えて、心血管疾患、がん、認知症などのさまざまな疾患のリスクを高めることが知られて…

医療一般

日本における認知症の総合的なコスト~公式統計に基づく経時分析

 日本における認知症の適切なリソース配分と品質向上の政策を行うため、東邦大学の花岡 晋平氏らは、認知症の社会的負担について経時分析を実施した。International Journal for Quality in Health care誌オンライン版2018年9月29日号の報告。

医療一般

喫煙が橈骨動脈増幅係数と関連~わが国の横断研究

 わが国の地域住民を対象としたCIRCS研究(Circulatory Risk in Communities Study)により、大量喫煙男性と女性において喫煙および累積喫煙曝露量が、橈骨動脈増幅係数の増加と正相関を示すことが報告された。橈骨動脈増幅係数は機能的動脈硬化の指標とな…

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