ニュース 日本発エビデンス

「傍尿細管基底膜滲出性病変」は糖尿病腎症の有用な腎予後因子

 傍尿細管基底膜滲出性病変(paratubular basement membrane insudative lesions;PTBMIL)は腎生検で糖尿病腎症と診断された2型糖尿病患者における有用な腎予後因子である可能性のあることが、岡山大学大学院腎・免疫・内分泌代謝内科学の三瀬広記氏と山口…

医療一般

採血不要の血糖測定技術を開発

 量子科学技術研究開発機構(千葉市)は8月18日、採血をせずに指先に光を当てるだけで血糖値を測定できる技術を開発したと発表した。同機構はこの非侵襲血糖値センサーの実用化を目指し、既にベンチャー企業を立ち上げている。病院だけでなく家庭でも簡便に…

医療一般

飲酒でのフラッシング反応別の膀胱がんリスク~JPHC研究

 わが国の多目的コホート研究(JPHC研究、主任研究者:津金昌一郎氏)において、飲酒量と膀胱がんの関連を、アセトアルデヒド代謝能の代用マーカーであるフラッシング反応を含めて検討した。その結果、フラッシング反応のある男性では、飲酒量と膀胱がんリ…

医療一般

日本人女性、GIの高い食事はうつになりにくい?

 西洋諸国よりも食事のグリセミックインデックス(GI)と血糖負荷(GL)が高いアジア人集団において、これらとうつ症状との関連についての疫学的エビデンスは限定的であり、結論は出ていない。今回、東京大学の研究グループの横断研究で、日本人の若年およ…

医療一般

味噌や納豆を多く食べると高血圧になりにくい?

 味噌や納豆などの大豆発酵食品を多く食べる人は血圧が上がりにくいことが、国立がんセンターなどの多目的コホート研究(JPHC Study)で分かった。一方で、豆腐などの発酵していない大豆食品の摂取量については、血圧高値となるリスクとの関連は認められな…

医療一般

認知症発症への血圧の影響、ポイントは血圧変動:九州大

 これまでの研究では、診察室血圧変動の大きさが、認知障害や認知症のリスク因子であることが報告されている。しかし、家庭での血圧測定によって評価された日々の血圧変動と認知症発症との関連を調べた研究はなかった。九州大学の大石 絵美氏らは、久山町研…

医療一般

メタボの予防法は性別によって異なる?~亘理町研究

 日本において、メタボリックシンドローム(MetS)とプレメタボリックシンドローム(preMetS)は男性でより多くみられる。しかし、これらの代謝障害と生活習慣因子との関係に性別による違いがあるかどうかは不明である。東北労災病院の服部 朝美氏らは、30…

医療一般

認知症に対する抗精神病薬処方、治療反応の予測因子は:慈恵医大

 東京慈恵会医科大学の永田 智行氏らは、精神病性攻撃的症状を有するアルツハイマー型認知症に対する、非定型抗精神病薬の8週間の治療継続および治療反応を、CATIE-AD(Clinical Antipsychotic Trials of Intervention Effectiveness-Alzheimer's Disease)…

医療一般

「腎細動脈硝子化」所見は糖尿病性腎症早期のアルブミン尿増加およびGFR低下を予測する

 腎病理所見の1つである腎細動脈硝子化(arteriolar hyalinosis)の重症度は、正常~微量アルブミン尿期の日本人2型糖尿病患者において、尿中アルブミン排泄量(UAE)の増加と糸球体濾過量(GFR)低下の予測因子となり得ることが、北里大学健康管理センター…

医療一般

自宅に退院する急性脳卒中患者を予測する5つの因子

 急性期脳卒中入院患者の退院計画は、医療資源の合理的な利用を促進するとともに、臨床アウトカムを改善し患者の経済的負担を軽減する。とくに、退院先の予測は退院計画に重要であることから、京都大学の西垣 昌和氏らのグループは、急性脳卒中後に自宅に退…

医療一般

日本の医療費増加に最も影響する心血管危険因子とは?

 健康診断を受診した茨城県の住民を対象とした研究から、心血管危険因子の中でも「高血圧」が医療費の増加に最も影響を及ぼす因子であり、その影響度は糖尿病や脂質異常症よりも大きく、腹部肥満の有無にかかわらないことを、獨協医科大学公衆衛生学准教授…

医療一般

「味噌」が血圧上昇や脳卒中に抑制的に働く可能性

 日本人の食生活に欠かせない「味噌」を摂取すると、食塩含有量が多いにもかかわらず血圧上昇が抑えられ、脳卒中の予防効果をもたらす可能性のあることを、広島大学名誉教授の渡邊敦光氏と同大学大学院心臓血管生理医学教授の吉栖正生氏らの研究グループが…

医療一般

がん拠点病院の指定要件、診療実績などを見直しへ

 厚生労働省の「がん診療連携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ」(WG、座長=西田俊朗・国立がん研究センター中央病院長)は23日の初会合で、がん診療連携拠点病院(拠点病院)の指定要件で示されている診療実績や、自院と同じ二次医療圏に…

医療一般

日本の成人の身長低下、低出生体重が原因か

 国立成育医療研究センターの森崎 菜穂氏らが、わが国における1969年以降の出生特性と成人の平均身長の推移を調査したところ、20世紀は増加し続けていた成人の身長は1980年生まれから低下し始めていた。一方、低出生体重(LBW)での出生はU字型を示し、成人…

医療一般

日本人妊婦のうつ病診断、適切なカットオフ値はいくつか

 妊娠中のうつ病は、母親と子供の両方に悪影響を及ぼす。出産前のうつ病は、出産後のうつ病の予測因子であるため、早期発見は出産後うつ病の予防につながる可能性がある。エジンバラ産後うつ病尺度(EPDS)は、周産期によく用いられるが、妊娠中のカットオ…

医療一般

精神疾患持つ人の余命20年以上短い

 東大医学部附属病院精神神経科の近藤伸介助教らの研究チームは、東京都三鷹市の社会福祉法人「巣立ち会」(田尾有樹子理事長)と共同で、精神科病院の長期入院を経て退院し、地域生活に移行した利用者254人を追跡調査し、精神疾患を有する人の平均余命が一…

医療一般

特定健診受診率、2015年度に初の50%超も目標届かず

 厚生労働省はこのほど、2008年度から40~74歳を対象に行っている「特定健康診査」(メタボ健診)の受診率が、2015年度には昨年度から1.5ポイント上昇の50.1%となり、初めて50%を超えたことを公表した。開始当時(38.9%)に比べて受診率は大幅に増加した…

医療一般

スボレキサントによる「せん妄予防」

 順天堂大学大学院医学研究科精神・行動科学の八田耕太郎氏らは、高齢救急患者における、就寝前に不眠症治療薬「スボレキサント(商品名:ベルソムラ)」投与によって、安全にせん妄を予防できることをJournal of Clinical Psychiatry誌に発表した。研究者…

医療一般

生活習慣の欧米化でアディポネクチンに質的および量的な異常

 遺伝的素因が同じ日本人であっても、生活習慣が日本式から米国式に変化すると、脂肪細胞から分泌されるホルモンの「アディポネクチン(APN)」に量的および質的な異常がもたらされ、インスリン抵抗性が惹起される可能性があることが、日本在住の日本人と米…

医療一般

肝がん1次治療、レンバチニブ対ソラフェニブREFLECT試験の日本人データ/日本臨床腫瘍学会

 レンバチニブ(商品名:レンビマ)は、VEGFR1~3、FGFR1~4、PDGFRα、RET、KITを標的とした経口マルチキナーゼ阻害薬であり、進行肝細胞がん(HCC)において、従来の標準治療薬であるソラフェニブ(商品名:ネクサバール)に対する非劣性が国際無作為化オ…

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