ニュース 日本発エビデンス

メマンチンと抑肝散との薬物相互作用に関する基礎研究

 アルツハイマー病の治療においては、コリンエステラーゼ阻害薬やメマンチン(MEM)、または抑肝散(YKS)などの認知症患者の行動と心理症(BPSD)治療に用いられる伝統的な漢方薬が使用される。株式会社ツムラのTakashi Matsumoto氏らは、MEMとYKSとの薬物…

医療一般

日本におけるスボレキサントの市販後調査結果

 MSD株式会社の浅井 有子氏らは、スボレキサント錠剤の日本における市販後調査結果の報告を行った。Drugs in R&D誌オンライン版2018年12月14日号の報告。  対象は、日本におけるスボレキサント初回投与の不眠症患者。観察期間は、投与開始後6ヵ月以内とし…

医療一般

保存期の慢性腎臓病患者にも肥満パラドックスの可能性

 透析導入に至っていない保存期の慢性腎臓病(CKD)患者は、BMIが高値なほど短期的な予後が良好となる可能性があることが、東京医科歯科大学腎臓内科の菊池寛昭氏と同大学茨城県腎臓疾患地域医療学寄附講座教授の頼建光氏らの研究グループの検討で分かった…

医療一般

高尿酸血症の治療失敗に肥満が関連か~日本人男性

 高尿酸血症または痛風の日本人男性の治療目標達成率と治療成功に影響する因子について、順天堂大学の片山 暁子氏らが検討した結果、肥満と治療失敗との関連が示唆された。また、血清尿酸(SUA)管理の一部として脂質プロファイルを維持する重要性が強調さ…

医療一般

日本人認知症高齢者における抗精神病薬使用および関連因子

 抗精神病薬は、死亡率や脳血管イベントに対するリスク増加と関連が認められているが、認知症患者の行動と心理症状(BPSD)のマネジメントに用いられている。日本におけるこれまでの研究では、抗認知症薬を処方中の高齢者における抗精神病薬の使用率の推定…

医療一般

コーヒーやお茶は糖代謝を改善するか~メタ解析

 前向きコホート研究では、コーヒーやお茶の摂取と糖尿病発症リスクとの関連が示されているが、コーヒーやお茶が糖代謝を改善するかどうかは不明である。今回、横浜市立大学の近藤 義宣氏らは、無作為化比較試験の系統的レビューとメタ解析により、コーヒー…

医療一般

妊娠前の肥満と妊娠中の体重増加が出生児の体重に影響か

 妊娠糖尿病(GDM)の女性は、妊娠する前に肥満であったり、妊娠中に過度に体重が増えると、出生児の体重が大きくなる可能性が高いことが、埼玉医科大学内分泌・糖尿病内科講師の安田重光氏らの検討で分かった。詳細は「Journal of Diabetes Investigation…

医療一般

睡眠障害は慢性腎臓病進行のリスク因子か

 日本人の慢性腎臓病(CKD)患者では、睡眠の質が悪く、睡眠時間が適切でないとCKDが進行し、透析導入に至るリスクが高い可能性があることが、大阪大学キャンパスライフ健康支援センター講師の山本陵平氏らの研究で明らかになった。日本では透析患者は増加…

医療一般

日本におけるアリピプラゾールの経口剤と持効性注射剤の併用期間に関する分析

 アリピプラゾール長時間作用型持効性注射剤(LAI)の導入にあたっては、導入開始後2週間のアリピプラゾール経口剤との併用が推奨されている。しかし、2週間以上の併用を行う場合も少なくない。そこで、藤田医科大学の波多野 正和氏らは、アリピプラゾールL…

医療一般

自律神経が肝臓の再生促す仕組みを解明

 肝臓が大きく傷害されると、自律神経による信号が肝臓内の免疫細胞を刺激して肝臓の再生を促す仕組みが働くことを突き止めた研究成果を、東北大学大学院糖尿病代謝内科学分野准教授の今井淳太氏らの研究グループが「Nature Communications」12月13日オンラ…

医療一般

わが国の食道アカラシアの疫学~大規模レセプトデータより

 わが国の食道アカラシアの疫学と治療動向について、新潟大学の佐藤 裕樹氏、山梨大学の横道 洋司氏らの調査から、罹患率および期間有病率は他の国と同程度であること、食道がんの発症リスクはアカラシア患者で一般人口と比較し相対的に高いことが示された…

医療一般

夜間の心理的ストレスには要注意?

 夜間の心理的ストレスは、午前中のストレスよりも身体により大きな負担となる可能性があることが、北海道大学大学院教育学研究院准教授の山仲勇二郎氏らの研究で明らかになった。健康な人を対象に、夜間に心理的なストレスの原因を与えたところ、ストレス…

医療一般

社員向け短時間のうつ病研修プログラムを開発

 職場でメンタルヘルスの不調を抱える社員に適切に対応する方法を2時間で学べる研修プログラムを開発したと、九州大学大学院精神病態医学講師の加藤隆弘氏らが「PLOS ONE」12月7日オンライン版に発表した。研究は岩手医科大学神経精神科学講座教授の大塚耕…

医療一般

インフルエンザ報告数、前週から倍増

 2018年第50週(12月10~16日)のインフルエンザ報告数が、21日、厚生労働省より発表された。全国約5,000の定点当たり報告数は3.35(患者報告数1万6,589人)となり、前週(1.70)のほぼ2倍となった。  都道府県別では、北海道(9.59)が最も多く、愛知県…

医療一般

ビタミンD受容体作動薬、透析患者の心血管リスク改善示せず/JAMA

 二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)を伴わない維持血液透析患者において、経口ビタミンD受容体作動薬(VDRA)アルファカルシドールは、心血管イベントのリスクを低減しないことが、大阪市立大学大学院医学研究科の庄司 哲雄氏らが行った「J-DAVID試験」で示…

ジャーナル四天王

アブラナ科野菜の摂取と大腸がん罹患は関連しない

 中年期以降の日本人の男女は、キャベツやブロッコリー、白菜などのアブラナ科の野菜を多く摂取しても大腸がんの罹患リスクは低減しない可能性があることが、国立がん研究センターなどの多目的コホート(JPHC)研究グループの検討で分かった。一方、がんに…

医療一般

手軽なウォーキングで高齢者の筋肉脂肪が減少

 自宅で手軽に行えるウォーキングやレジスタンストレーニングを10週間行うと、糖尿病のリスク因子とされる筋肉内に蓄積した脂肪を減らせる可能性があることが、日本人の高齢者を対象に行った研究で明らかになった。高齢者のレジスタンストレーニングはサル…

医療一般

「アクチビンE」の脂肪燃焼効果を解明

 肥満の解消には、肝臓から分泌される「アクチビンE」というタンパク質が重要な役割を担っていることを、北里大学と京都大学、奈良先端科学技術大学院大学の共同研究グループが突き止めた。マウスを用いた実験で、アクチビンEがエネルギーを熱に変換する褐…

医療一般

日本人の糖尿病の有無に「所得」が関連か

 日本人の高齢女性では、糖尿病の有無に所得による社会経済的状況が関連している可能性があることが、千葉大学予防医学センターの長嶺由衣子氏と東京大学大学院健康教育・社会学准教授の近藤尚己氏らの研究グループの検討で示唆された。一方、男性ではこれ…

医療一般

退職後も働く日本人、脳卒中・糖尿病の発症が遅い

 60歳以上の日本人男性の追跡調査の結果、現在の退職年齢を過ぎて働くことが健康にプラスの影響を与えることが示唆された。慶應義塾大学の岡本 翔平氏らが報告した。Bulletin of the World Health Organization誌2018年12月号に掲載。  著者らは、わが国…

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