第157回 抗肥満薬の体重減少効果と維持期間は? 最終更新:2023/04/04 肥満症を治療するGLP-1受容体作動薬・セマグルチドが日本でも承認されました。有意な体重減少効果が認められていますが、使用を中止しても効果を維持することはできるのでしょうか?
第156回 コロナ感染後の脳のもやもやがADHD薬グアンファシンで改善 最終更新:2023/03/28 ADHD治療薬「グアンファシン」が、コロナ罹患後症状として知られる脳のもやもや(brain fog)を改善する可能性が示唆されました。まだ症例数は少ないですが、興味深い経過の症例が報告されています。
第155回 コロナ罹患後症状をメトホルミンが予防 / コロナで父親の顔がわからなくなった女性 最終更新:2023/03/21 COVID-19罹患後症状の予防にメトホルミンが有効だったことが、米国の無作為化試験で示されました。イベルメクチンとの比較も実施。また、コロナ後に相貌失認が生じて親の顔も区別できなくなった女性の報告も紹介します。
第154回 両親とも雄の健康なマウスが誕生/精子を増やす仕事 最終更新:2023/03/14 雄マウスの細胞から作成した卵細胞を用いて、両親とも雄の健康なマウスが誕生し、生殖も可能な成獣に成長しました。不妊治療への応用が期待されますが、ヒトでも男性同士や男性1人のみの子供が誕生する可能性も…。
第153回 安価な心疾患薬がプラセボ対照試験で糖尿病に有効 最終更新:2023/03/07 心疾患の治療薬として普及しているCa拮抗薬ベラパミルの服用により、インスリン生成細胞の損失を遅らせる可能性が成人や小児で示され、糖尿病発症リスクの低下が期待されています。気になるその機序や効果は?
第152回 欧州医薬品評価委員会がモルヌピラビル承認を支持せず 最終更新:2023/02/28 Merck社がRidgeback Biotherapeutics社と組んで開発した新型コロナ治療薬モルヌピラビルを、欧州医薬品評価委員会が承認すべきでないと判断しました。その理由や類薬の使用状況は?
第151回 勃起時の陰茎が長くなっている / コロナの嗅覚消失が濃縮血漿注射で改善 最終更新:2023/02/21 5万人超の陰茎長の測定結果を解析したところ、勃起時の陰茎が29年前よりも24%伸長していたことが明らかになりました。コロナ患者の長引く嗅覚消失が、鼻の奥への多血小板血漿注射で改善したという報告も紹介します。
第150回 ChatGPTの医師資格試験の成績は?/コロナ感染を食い止める受容体 最終更新:2023/02/14 新型コロナウイルスを捕らえて感染が広まらないようにする、盾のような役割を担う受容体が同定されました。他のウイルスへの効果も期待されています。人工知能ChatGPTの医師資格試験の正解率や臨床への応用も紹介します。
第149回 コロナ感染に特有の罹患後症状は7つのみ 最終更新:2023/02/07 感染症発症後の“長患い”は、風邪やインフルなどの一般的な呼吸器感染症でも報告されています。それらとCOVID-19の罹患後症状には違いがあるのでしょうか。今回は、COVID-19に特有の罹患後症状を7つ紹介します。
第148回 糖尿病の厄介な合併症にいとも単純な治療・アミノ酸補給が有効かもしれない 最終更新:2023/01/31 糖尿病患者のおよそ半数にも生じるとされる末梢神経障害。Nature誌掲載の報告で、単純な治療・アミノ酸補給が有効な可能性が示唆されました。