1.
がん経験者のサプリメント使用に専門家ら注意喚起
2022/01/18 医療一般
がん経験者のサプリメント使用に専門家ら注意喚起
https://www.carenet.com/news/general/hdn/53636
一般名 | ベンフォチアミン・B6・B12配合剤カプセル |
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YJコード | 3179109M1074 |
剤型・規格 | カプセル剤・1カプセル |
薬価 | 5.70円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1.
がん経験者のサプリメント使用に専門家ら注意喚起
2022/01/18 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/hdn/53636
2.
第43回 腎不全患者の在宅中心静脈栄養の輸液設計を提案【うまくいく!処方提案プラクティス】
2021/12/08 うまくいく!処方提案プラクティス
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https://www.carenet.com/pharmacist/teian/cg002441_043.html
3.
痒みの悩みは軽そうでじつは重い問題/マルホ
2021/06/01 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/52316
4.
メチルマロン酸血症〔Methylmalonic acidemia〕
2020/03/16 希少疾病ライブラリ
メチルマロン酸血症〔Methylmalonic acidemia〕
https://www.carenet.com/report/library/general/rare/019.html
5.
プロピオン酸血症〔PA:Propionic acidemia〕
2020/03/02 希少疾病ライブラリ
プロピオン酸血症〔PA:Propionic acidemia〕
https://www.carenet.com/report/library/general/rare/012.html
1.本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)。2.次記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類欠乏又はビタミン類代謝障害が関与すると推定される場合:神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺。註:効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
1日3~4カプセルを経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
(相互作用)併用注意:パーキンソン病治療薬(レボドパ)[レボドパの作用を減弱させる恐れがある(本剤に含まれるピリドキシン塩酸塩は、レボドパの脱炭酸酵素の補酵素であり、併用によりレボドパの末梢での脱炭酸化を促進し、レボドパの脳内作用部位への到達量を減弱させると考えられる)]。(適用上の注意)薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。(保管上の注意)開封後防湿。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。1.過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒感[投与を中止する]。2.消化器:(頻度不明)食欲不振、胃部不快感、悪心・嘔吐、下痢。
1.神経機能の円滑化本剤中の各ビタミンはいずれも神経の代謝に関係の深いもので、その欠乏時には神経細胞、神経線維、軸索等の神経組織に病変がおこり、知覚及び運動機能が障害される。(1)ネコの脛骨神経を切断、縫合した後、ビタミンB1(リン酸チアミンジスルフィド)、B6、B12の各単独並びにビタメジン(3種ビタミン配合)を投与し、神経再生に及ぼす影響を調べると、ビタメジン投与群はビタミン単独投与群にくらべ、筋肉の強い張力が得られ、神経再生の回復がより早い傾向が得られている。(2)ラット後肢坐骨神経を圧挫して誘起させた末梢神経麻痺に、ビタミンB1(リン酸チアミンジスルフィド)、B6、B12の各単独並びにビタメジンを投与し、神経麻痺の回復に及ぼす影響を比較した実験で、ビタメジン投与群に有意な回復促進が認められている。(3)ラットのアロキサン誘発による実験的糖尿病性神経障害の脊髄前根(遠心性)神経線維の活動電位について、不応期を指標として測定し、前記3種ビタミン単独並びにビタメジンを投与して比較した結果、ビタミン単独投与群では、全体的に不応期の延長が認められ、ビタメジン投与群との間に有意差(P<0.05)が認められている。2.各成分の作用ベンフォチアミン:ビタミンB1塩酸塩にくらべ、高い血中B1及びコカルボキシラーゼ濃度を持続し、かつ心筋・肝・腎・骨格筋等各臓器中総B1量が高値を示すことが認められている。また体内で補酵素型B1への転換率が高い。ビタミンB1は、神経機能の維持に重要な役割を演じており、B1欠乏時には、神経組織の変化として、ノイロン末梢部神経線維の変化(髄鞘の変性)がおこることが知られている(シロネズミによる実験)。ピリドキシン塩酸塩:アミノ酸代謝に関係しており、アミノ基転移、アミノ酸の脱炭酸などの各種反応の補酵素として作用する。神経伝達物質であり神経活動に欠かすことのできない化合物であるドパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンのカテコールアミン類とγ‐アミノ酪酸及びセロトニン、ヒスタミン、タウリンなどの代謝に関与している。またホルモンの作用を調節する。シアノコバラミン:DNAの構成材料であるデオキシリボヌクレオチドを供給するリボヌクレオチドレダクターゼの補酵素として働くほか、メチル基転移、アミノ基転移に関与する。ビタミンB12欠乏時には神経症状として触覚、疼覚、温覚障害のほか、振動覚の異常、協同運動障害などが下肢に認められる。また、膝蓋腱反射の亢進が現れる。
国内臨床論文412報について集計した成績の概要は次の通りである。なお、末梢神経障害を対象とした二重盲検比較試験の結果、本剤の有用性が確認された。1.食事からの摂取が不十分な際のビタミン(B1、B6、B12)の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦等)ビタミン補給を必要とする外科的侵襲後の症例、重篤あるいは長期療養でビタミン補給を必要とする症例等の消耗性疾患並びに妊産婦、授乳婦等の代謝亢進時の症例に本剤を投与した結果、本剤含有ビタミンの不足を補い、臨床症状の改善がみられている。2.ビタミン(B1、B6、B12)の欠乏又は代謝障害が関与する次記疾患(1)神経痛坐骨神経痛、肋間神経痛、三叉神経痛等各種神経痛809例に対して、すぐれた効果が得られた。(2)筋肉痛・関節痛筋肉痛、腰痛、五十肩・肩こり、脊椎症、頸肩腕症候群、関節痛等の有痛性整形外科疾患2,571例に対して、疼痛の軽減に効果が得られた。(3)末梢神経炎・末梢神経麻痺多発神経炎、糖尿病性ノイロパチー、眼精疲労、耳鳴・難聴等の末梢神経障害2,999例に対して、疼痛、知覚障害並びに運動障害等の改善が得られた。