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2021/10/26
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一般名 | クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠 |
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YJコード | 1225001F1114 |
剤型・規格 | 錠剤・125mg1錠 |
薬価 | 10.10円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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運動器疾患に伴う有痛性痙縮:腰背痛症、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊椎分離症・脊椎すべり症、脊椎骨粗鬆症、頚肩腕症候群。
クロルフェネシンカルバミン酸エステルとして1回250mgを1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
(禁忌)1.本剤及び類似化合物(メトカルバモール等)に対し、過敏症の既往歴のある患者。2.肝障害患者[ModernDrugEncyclopedia,13thEd.155(1975)に投与禁忌として記載されたことがあり、これに準拠した]。(慎重投与)1.肝障害の既往歴のある患者。2.腎障害患者[TheUnitedStatesDISPENSATORY,27thEd.301(1973);MARTINDALETheExtraPharmacopoeia,26thEd.1891(1972)に注意して投与せよと記載されたことがあり、これに準拠した]。(重要な基本的注意)眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する。(相互作用)併用注意:フェノチアジン系薬剤(クロルプロマジン塩酸塩等)、中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体等)、モノアミン酸化酵素阻害剤、アルコール[相互に作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意する(機序不明)]。(高齢者への投与)一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意する。(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。2.授乳中の婦人には、投与しないことが望ましい。(小児等への投与)小児等に対する安全性は確立していない。(適用上の注意)薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。(その他の注意)本剤を長期間投与する場合は、臨床検査(血液検査、尿検査及び肝機能検査等)を行うことが望ましい。
総症例16,400例中、391例(2.38%)433件の副作用が認められた。その主なものは、腹痛109件、消化不良63件、発疹46件、嘔気45件であった[剤形追加時]。1.重大な副作用1).ショック(頻度不明):ショックが現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。2).中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(頻度不明):中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。2.その他の副作用:次記のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。1).精神神経系:(0.1~1%未満)眩暈・ふらつき、眠気、(0.1%未満)頭痛・頭重感、倦怠感、脱力感[このような症状が現れた場合には減量又は休薬等適切な処置を行う]。2).消化器:(0.1~1%未満)腹痛(胃痛、胃部不快感を含む)、消化不良[胃もたれ(膨満感、胃重感)、胸やけ、食欲不振を含む]、嘔気、胃腸障害、(0.1%未満)下痢、便秘、口内乾燥、舌炎、悪心。3).血液:(頻度不明)白血球減少、血小板減少。4).過敏症:(0.1~1%未満)発疹(皮疹、薬疹を含む)、(0.1%未満)浮腫・腫脹感[このような症状が現れた場合には投与を中止する]、そう痒感、口内炎、熱感。
1.ネコの脊髄後根電気刺激実験において、本剤は脊髄の多シナプス反射経路における介在ニューロンを選択的に遮断し、神経インパルスの伝達を抑制することにより、骨格筋の痙縮を緩解させる。2.ラットの脊髄に対して、運動ニューロンの軸索起始部の興奮性を、シナプスの膜安定化作用により低下させ、筋弛緩作用を示す。3.除脳ラットのγ‐運動ニューロンの自発活動をメフェネシン、メトカルバモールに比し持続的に抑制し、筋弛緩作用を示す。4.回転円筒法(マウス、ラット)、傾斜板法(マウス)、握力試験(マウス、ラット)などによる本剤の筋弛緩効果は、メトカルバモールより強く、その作用は持続的である。筋弛緩作用(マウス回転円筒法)--------------------------表開始--------------------------薬剤名ED50(mg/kg)p.o.持続時間(min)i.p.クロルフェネシンカルバミン酸エステル265.0115(100mg/kg)メトカルバモール595.060(200mg/kg)--------------------------表終了--------------------------5.ラットのSherrington型除脳固縮、PollockandDavis型貧血性固縮の緩解作用はメフェネシンより強くまた持続的である。6.ウサギ慢性脳波実験において、本剤は著明な筋弛緩症状を呈する用量においても、脳各部位の覚醒水準に大きく影響を与えることなく、鎮静作用はごく軽度である。脳波に対する作用100mg/kgi.d.--------------------------表開始--------------------------薬剤名行動覚醒反応中脳網様体視床内側中心核後部視床下部クロルフェネシンカルバミン酸エステル筋弛緩著明、軽度鎮静、3時間後回復閾値上昇率10~20%閾値上昇率20~40%閾値上昇率10~25%クロルメザノン軽度筋弛緩、鎮静状態、5~6時間後回復軽度抑制閾値上昇率50~70%閾値上昇率40~60%--------------------------表終了--------------------------7.腰部痛、肩凝りを主訴とする患者に本剤を投与し、客観的な評価が可能な筋緊張度測定器により筋緊張度を測定した結果、緊張度の明らかな低下が認められた。8.腰痛、背痛、頸部痛及び肩部痛を主訴とする患者に本剤を投与し、皮電点(病変部直上皮膚に生ずる疼痛の投影所見)の検索を行った結果、皮電点の減少が認められた。9.腰痛症と診断された患者に本剤を投与し、躯幹最大前屈時の指床間距離の測定、筋電図によるAPテスト(躯幹前屈運動時におこる活動電位の出現様式による判定)を行った結果、改善が他覚的に認められた。
一般臨床試験及び市販後の調査を含めた運動器疾患に伴う有痛性痙縮に対する本剤の効果は次の通りである。--------------------------表開始--------------------------疾患名有効率(%)[有効以上]腰背痛症68.3(3267/4786)変形性脊椎症57.5(2695/4689)椎間板ヘルニア60.3(1425/2363)脊椎分離・辷り症58.9(458/778)脊椎骨粗鬆症55.0(516/939)頸肩腕症候群60.4(1349/2232)--------------------------表終了--------------------------