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液状フェノール「ケンエー」
| 一般名 | 液状フェノール |
|---|---|
| YJコード | 2619705X1050 |
| 剤型・規格 | 皮膚塗布剤・１０ｍＬ |
| 薬価 | 13.10円 |
| 製薬会社 | |
| 添付文書 |
|
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添付文書
効能・効果
１．手指・皮膚の消毒。２．医療機器の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒。３．排泄物の消毒。４．次記疾患の鎮痒：痒疹（小児ストロフルスを含む）、蕁麻疹、虫さされ。
用法・用量
１．手指・皮膚の消毒：フェノール１．５～２％溶液（本品の希釈倍数４５～６０倍）を用いる。２．医療機器の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒：フェノール２～５％溶液（本品の希釈倍数１８～４５倍）を用いる。３．排泄物の消毒：フェノール３～５％溶液（本品の希釈倍数１８～３０倍）を用いる。４．次記疾患の鎮痒：痒疹（小児ストロフルスを含む）、蕁麻疹、虫さされ：フェノール１～２％溶液（本品の希釈倍数４５～９０倍）、又は２～５％軟膏（本品の希釈倍数１８～４５倍）として用いる。
使用上の注意情報
（禁忌）損傷皮膚及び粘膜［吸収され、中毒症状を起こす恐れがある］。（重要な基本的注意）１．原液又は濃厚液が皮膚に付着した場合には腐食を起こすことがあるので、直ちに拭きとりエタノール又は多量の水でよく洗い流す。２．眼に入らないように注意する（眼に入った場合には水でよく洗い流す）。３．本剤は必ず希釈し、濃度に注意して使用する。４．炎症又は易刺激性の部位に使用する場合には、正常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。（適用上の注意）１．人体１）．投与経路：外用にのみ使用する。２）．使用時：（１）．長期間又は広範囲に使用しない。（２）．密封包帯、ギプス包帯、パックに使用すると刺激症状が現れることがあるので、使用しない。２．その他器具等材質：１）．合成ゴム製品、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具、塗装カテーテル等には変質するものがあるので、このような器具は長時間浸漬しない。２）．金属器具を長時間浸漬する必要がある場合は、腐食を防止するために０．５～１．０％の亜硝酸ナトリウムを添加する。（取扱い上の注意）＜その他＞１．誤飲を避けるため、保管及び取扱いには十分注意する。２．廃棄の方法は毒物及び劇物取締法第１５条の２に従う。３．火気厳禁。（保管上の注意）気密容器。遮光して保存。
副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。過敏症：発疹等の過敏症状（頻度不明）が現れることがあるので、このような場合には使用を中止し、適切な処置を行う。
薬効薬理、臨床成績
薬効薬理
本剤は使用濃度において、栄養型細菌（グラム陽性菌、グラム陰性菌）、結核菌、真菌等には有効であるが、芽胞（炭疽菌、破傷風菌等）及び大部分のウイルスに対する効果は期待できない。
臨床成績
該当データなし