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新機序の難治性慢性咳嗽治療薬「リフヌア錠45mg」【下平博士のDIノート】第96回
2022/04/19 下平博士のDIノート
新機序の難治性慢性咳嗽治療薬「リフヌア錠45mg」【下平博士のDIノート】第96回
https://www.carenet.com/pharmacist/dinote/cg002154_096.html
一般名 | ジメモルファンリン酸塩散 |
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YJコード | 2229001B1051 |
剤型・規格 | 散剤・10%1g |
薬価 | 33.10円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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次記疾患に伴う鎮咳:上気道炎、肺炎、急性気管支炎、肺結核、珪肺及び珪肺結核、肺癌、慢性気管支炎。
1回0.1~0.2g(ジメモルファンリン酸塩として10~20mg)を1日3回経口投与する。小児(8~14歳)には1回0.1g(ジメモルファンリン酸塩として10mg)を1日3回経口投与する。但し、年齢・症状により適宜増減する。
(慎重投与)1.糖尿病又はその疑いのある患者[耐糖能に軽度の変化を来すことがある]。2.薬物過敏症の患者。(高齢者への投与)高齢者では減量するなど注意する[一般に高齢者では生理機能が低下している]。(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。(保管上の注意)気密容器。
承認時及び承認後の全調査症例5,594例(錠・散を含む)中、本剤との関連が疑われる副作用発現症例数は、481例(8.6%)であった。そのうち主なものは、食欲不振、口渇、悪心、眠気、眩暈等であった。なお、糖代謝に関する検討において、糖尿病の合併症を有する症例の一部及び投与前のブドウ糖負荷試験の判定で境界型を示した症例の一部に、本剤投与後のブドウ糖負荷試験で時間的推移の傾向性から逸脱した高値が見られる例があった。1.過敏症:(頻度不明)発疹等[このような症状が現れた場合には投与を中止する]。2.精神神経系:(0.1~5%未満)眩暈、眠気、頭痛、頭重、(0.1%未満)脱力感、倦怠感。3.消化器:(0.1~5%未満)口渇、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢等。4.循環器:(0.1%未満)頻脈、動悸、顔面潮紅。
1.鎮咳作用ジメモルファンリン酸塩は、延髄の咳中枢に直接作用して鎮咳作用をあらわし、イヌ、ネコ及びモルモットを用いた薬理実験では、コデインリン酸塩水和物やデキストロメトルファンよりも優れた鎮咳効果を発揮する。2.非麻薬性ジメモルファンリン酸塩をサルに1カ月投与して検討した薬物依存性試験の結果、身体依存性及び精神依存性は認められず、非麻薬性であることが証明されている。3.腸管輸送能の抑制作用ジメモルファンリン酸塩はマウスを用いた動物試験で、コデインリン酸塩水和物投与時にみられるような腸管輸送能の抑制作用(便秘作用)を示さない。
二重盲検比較試験を含む461例の咳嗽を伴う疾患群に対する臨床試験成績の概要は次のとおりであった。総有効率は77.2%で、慢性呼吸器疾患(肺結核、珪肺及び珪肺結核、肺癌、慢性気管支炎)に伴う咳嗽に対する有効率は72.4%(202/279)であり、急性疾患(上気道炎、急性気管支炎、肺炎)に伴う咳嗽に対する有効率は84.6%(154/182)であった。なお、二重盲検による比較対照試験で、各種の疾患に伴う咳嗽に対して有用性が認められている。