1.
過敏性腸症候群に対する1次治療が無効な患者に2次治療として抗うつ薬の低用量アミトリプチリンが有効(解説:上村直実氏)
2023/12/12 CLEAR!ジャーナル四天王
過敏性腸症候群に対する1次治療が無効な患者に2次治療として抗うつ薬の低用量アミトリプチリンが有効(解説:上村直実氏)
https://www.carenet.com/news/clear/journal/57661
一般名 | N-メチルスコポラミンメチル硫酸塩錠 |
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YJコード | 1242006F1096 |
剤型・規格 | 錠剤・1mg1錠 |
薬価 | 6.30円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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過敏性腸症候群に対する1次治療が無効な患者に2次治療として抗うつ薬の低用量アミトリプチリンが有効(解説:上村直実氏)
2023/12/12 CLEAR!ジャーナル四天王
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2.
新規機序でリン吸収を阻害する高リン血症薬「フォゼベル錠」【最新!DI情報】第5回
2023/12/05 最新!DI情報
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https://www.carenet.com/pharmacist/di/cg004391_005.html
3.
IBSの2次治療、低用量アミトリプチリンが有用/Lancet
2023/10/27 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/57414
4.
機能性ディスペプシア、食物を見るだけで脳の負担に/川崎医大
2023/08/16 医療一般 日本発エビデンス
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/56986
5.
遺族にNGな声かけとは…「遺族ケアガイドライン」発刊
2022/10/10 医療一般
遺族にNGな声かけとは…「遺族ケアガイドライン」発刊
https://www.carenet.com/news/general/carenet/55190
次の疾患時の痙攣性疼痛:胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍。
1回N-メチルスコポラミンメチル硫酸塩として1~2mg、1日3~4回経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。
(禁忌)1.閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。2.前立腺肥大による排尿障害のある患者[排尿筋を弛緩、膀胱括約筋を収縮させるため、更に排尿が困難となり、症状が悪化する恐れがある]。3.重篤な心疾患のある患者[心拍数増加を来し、また末梢血管収縮も起こるため、心臓の仕事量が増加し、症状が悪化する恐れがある]。4.麻痺性イレウスの患者[消化管運動を低下させるため症状が悪化する恐れがある]。5.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。(慎重投与)1.開放隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。2.前立腺肥大のある患者[排尿が困難となり、症状が悪化する恐れがある]。3.うっ血性心不全のある患者[心拍数増加を来し、症状が悪化する恐れがある]。4.不整脈のある患者[心拍数増加を来し、症状が悪化する恐れがある]。5.潰瘍性大腸炎の患者[中毒性巨大結腸が現れることがある]。6.甲状腺機能亢進症の患者[本剤の抗コリン作用により症状が悪化することがある]。7.高温環境にある患者[発汗が抑制され、体温上昇を来すことがある]。(重要な基本的注意)眼の調節障害、眩暈等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意させる。(相互作用)併用注意:抗コリン作用を有する薬剤(三環系抗うつ薬、フェノチアジン系薬剤、モノアミン酸化酵素阻害薬、抗ヒスタミン薬等)[本剤の作用が増強されることがある(これらの薬剤の抗コリン作用によると考えられている)]。(高齢者への投与)一般に高齢者では前立腺肥大を伴っている場合が多い、また生理機能が低下しているので減量するなど注意する。(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。(適用上の注意)薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
承認前の調査341例中報告された副作用は21.4%(73例)で、主な副作用は本剤の抗コリン作用によるものと考えられる口渇13.2%(45件)、便秘7.9%(27件)であった。承認後の調査6,351例中報告された主な副作用は、本剤の抗コリン作用によるものと考えられる口渇8.7%(553件)、便秘7.9%(502件)、排尿困難0.3%(17件)、遠近調節障害0.2%(15件)、心悸亢進0.1%(9件)、その他に腹部膨満感0.3%(20件)、熱感0.1%(9件)であった[再審査対象外]。次記の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合には必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行う。1.眼:(0.1~5%未満)眼調節障害。2.消化器:(5%以上)口渇、便秘、(0.1~5%未満)腹部膨満感、下痢、(0.1%未満)悪心、食欲不振。3.泌尿器:(0.1~5%未満)排尿障害。4.循環器:(0.1~5%未満)心悸亢進。5.過敏症:(0.1~5%未満)発疹等。6.その他:(0.1~5%未満)熱感、(0.1%未満)鼻閉、眩暈。
1.鎮痙作用(1)摘出腸管に対する作用アセチルコリン、ヒスタミン等による腸管収縮を抑制する。抗アセチルコリン作用はブチルスコポラミン臭化物の90倍以上であることが認められている(モルモット)。(2)生体内胃及び腸管に対する作用胃及び腸管の緊張を低下し、自動運動、迷走神経刺激による運動亢進を抑制する(イヌ、ヒト)。2.胃液分泌抑制作用・抗潰瘍作用テトラガストリン刺激による胃液分泌の亢進(ラット)、グリシン経口投与刺激による胃液分泌の亢進(イヌ)を抑制する。実験潰瘍に対してアトロピン硫酸塩水和物の8倍以上の抗潰瘍作用が認められている(ラット)。3.制酸効果の持続作用重炭酸ナトリウムの酸中和作用による胃液pHの上昇を持続・増強させることが認められている(ラジオカプセル法)。4.自律神経系に対する作用自律神経節遮断作用はブチルスコポラミン臭化物と比較して弱いことが認められている(ネコ)が、静脈内投与実験で一過性の血圧下降、心拍数の減少、呼吸の抑制が認められている(イヌ)。5.作用機序副交感神経の末端シナプスに働き、アセチルコリンと競合的に拮抗して強力な抗コリン作用を示すが、自律神経節遮断作用はほとんど認められていない。血中ガストリンの上昇は抑制しないが、ガストリンによる壁細胞からの胃液分泌をほとんど完全に抑制する。
多施設で実施された一般臨床試験において、有効率(有効以上)は、胃炎76%(366例/481例)、胃潰瘍74%(271例/364例)、十二指腸潰瘍80%(164例/204例)であった。また、腹痛を主訴とした消化器疾患を対象に、ブチルスコポラミン臭化物を対照薬とした2種の二重盲検比較試験で、本剤の有用性が認められている。